山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

鈴鹿入道ヶ岳へ花巡り(井戸谷・北尾根)

2021-03-25 15:31:21 | 山歩き
春の花巡りで一番の楽しみにしているミノコバイモと
自己のお気に入りベストスリーのシロバナネコノメウを求めて入道ヶ岳へ出動。

歩いた日:2021年3月23日
天候:晴れ
メンバー:K先生ご夫妻・山休
*トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしています。
今日の目的花1 ミノコバイモ

目的花2 シロバナネコノメソウ

歩いたルート
椿大神P(8:35)→井戸谷登山口(9:16)→避難小屋→入道山頂(11:36 11:42)→
北の頭(11:49 12:19)→北尾根→愛宕神宮(13:51)→椿大神P(14:23)
ルート図

歩行距離:7.4km 行動時間:5時間48分

枚方より京滋バイパス、新名神を走り予定よりも早めの8時20分登山口の椿大神第3Pに到着。
ゆっくりと準備をし出発しようとしているとなんと山仲間で山友人のK先生ご夫妻とバッタり!
今日は終日ご一緒させて頂けることになり、花のルート井戸谷登山口に向けて歩みをはじめる。

登山者に開放されている第三P

椿大神

井戸谷登山口


登山口からは溝状の道を進みガレ場を越えて杉の急坂登る。
3番標識を過ぎるとやがて下降路となり井戸谷本流に着く。
ここからは花本番、谷の遡上となる。

杉林の急登

井戸谷本流


谷筋を小滝を楽しみながら足元に気を配り登る。目はシロバナネコノメソウを探す。
滝と沢沿いにびつしりと咲いており撮影タイム。
今日は平日であるがハ花を求めて登山者が結構多く待ち時間あり。

シロバナネコノメソウ1

シロバナネコノメソウ2(ヤマルリソウ)

シロバナネコノメソウ3

ニッコウネコノメソウ


次は真打のミノコバイモ! 今年はどうかな!
谷沿いをさらに登ると・・・昨年よりは花がすくないものの今年も無事に花を咲かせてくれている。
ここでも撮影タイム! 今日の目的はこれで90%達成、あとは山頂のみ。

ミノコバイモ1

ミノコバイモ2

ミノコバイモ3


目的をほぼ達成し、山頂へ向けて枯谷、笹原をエイコラと登り山頂稜線に到着。
リズム良く高度を上げて行かれる先生ご夫婦についてゆくのが必至。
登山道脇に咲き残る福寿草、ハクサンハタザオ、、カンアオイをパチリ!

枯れ谷を登る

笹原の急登

山頂稜線(山頂と北の頭分岐)

フクジュソウ

ハクサンハタザオ

カンアオイ



アセビのトンネルをくぐり抜けると自身15回目の山頂となり、先生ご夫妻と記念撮影。
山頂からは360度の展望が広がり、北の頭の向こうに鋭鋒鎌ヶ岳が天を衝く。
北の頭へと移動して伊勢湾を望みながらランチタイム。

山頂にて

北の頭の向こうに鋭鋒鎌ヶ岳と盟主御在所岳

北の頭より入道ヶ岳


下山は北尾根コースよりの馬酔木の森と冬枯れの森をどんどん降る。
避難小屋より鞍部へと下降し、二度程アップダウンを繰り返して木の根の道を登り返すと大久保町への分岐。
穏やかな尾根道を進み愛宕社裏より長い階段横の登山道より愛宕社正面鳥居へと下山。

北尾根コース

冬枯れの森

木の根の登り返し

愛宕社裏

愛宕社の鳥居


その他出会った花達
タチツボスミレ(井戸谷)

ミヤマハコベ(井戸谷)

ミヤマカタバミ(井戸谷)

シハイスミレ(北尾根)


駐車場へと戻り本日の花巡り登山を終える。
先生・奥様本日はありがとうございました。完






比良正面谷、奥の深谷、神璽谷花と滝巡り

2021-03-25 00:21:59 | 山歩き
山仲間さんより比良の花便りがどんどんと届き出動することに!
本来は前日の日曜日の予定であったのだが、あいにくの雨で一日延期の本日に発進。

明日は春の花巡りで一番の楽しみにしているミノコバイモ、山野草でお気に入りベストスリーの
シロバナネコノメソウに会いに鈴鹿へ出動予定がある為、体力温存で武奈山頂は踏まず正面谷、神璽谷の
ミニコース設定である。目的の花はミスミソウとイワウチワ。

歩いた日:2021年3月22日
天候:小雨後あられ
メンバー:単独
*トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしています。
本日の目的花・・・イワウチワ

本日のメイン滝・神璽の滝

歩いたルート
大津ワンゲルP(9:45)→大山口→かくれ滝→金糞峠→奥の深谷→八雲ヶ原→北比良峠→
神璽谷→神璽の滝→カマブロの滝→大津ワンゲルP(14:32)
ルート図

歩行距離;9.4km 行動時間:4時間47分

小雨の中、大津ワンゲルPを出発。
大山口を順調に通過して隠れ滝へ寄り道。
登山道に戻り、堂満ルンゼ取り付きを左に見てミスミソウを探しながら青ガレへ。
この辺りより雨があられ混じりに変わり寒い。

大津ワンゲルP

大山口

かくれ滝

堂満ルンゼ取り付き


寒くて期待していたミスミソウは開花しておらずでガク!
金糞の滝をカメラに収めて青ガレを登る。
我慢の登りとなる正面谷上部をカメ足でクリアして金糞峠に登り着く。
あられはさらにキツクなり仁丹玉となって降ってくる。

萎んだままのミスミソウ

金糞の滝

青ガレを登る

我慢の登りが続く正面谷上部

金糞峠


金糞峠に群生するバイカオウレンをパチリとして寒さより逃げるようにして奥の深谷へ下降。

バイカオウレン

仁丹玉


ヨキトウゲ谷への分岐になる小橋を渡り、八雲ヶ原に向けて奥の深谷沢沿いを歩く。
正面谷の激登りとは違い道は穏やかであるが、あられの攻撃がさらにきつくなり沢音を楽しむ余裕もなし!
30分強で八雲ヶ原へと着いて高層湿原を見学。二株程咲いているミズバショウをズームでパチリ!

大橋・ヨキトウゲ谷分岐

奥の深谷

八雲ヶ原

高層湿原

ミズバショウ


湿原より北比良峠に登り返し、蟻地獄上部をトラバースして神璽谷へ。」
痩せ尾根を三角岩へ急下降してゆく。

北比良峠

下降点より神璽谷

痩せ尾根

三角岩


三角岩からは沢沿いのガレ場、小橋、ロープ場を黙々と通過し、比良明神まで一気に降る。
比良明神まで降ってくると空が次第に明るくなり、琵琶湖方面に青空が見えはじめる。

降ってきた岩場

砂防ダムに架かる小橋

ロープ場

比良明神


白ガレをトラバースして沢沿いを進み、神璽の滝上部を渡渉して少し降ると滝への分岐となる。
イワウチワが天候不良にもめげずバッチりと花を開いており納得の撮影タイム。
八雲ヶ原で採り損ねたでランチをここですることに!

白ガレ(勝手に命名)

神璽の滝分岐

イワウチワ1

イワウチワ2

シュジョウバカマ


ビューポイントの神璽の滝を見学し、
リフト道から最後にカマブロの滝に下山の挨拶をして本日の山行を終える。

神璽の滝

カマブロの滝


明日は鈴鹿入道ヶ岳のミノコバイモ観賞へ・・・完