鯖街道坊村より御殿山（アクシデントで武奈に届かず）

大比叡の頂を踏もうと午前7時過ぎに我が家を発進。
月曜日の為、国道一号線の通勤渋滞を覚悟して早めの発進であったが、
なんと渋滞にそれほど巻き込まれることもなく長等山トンネルを8時過ぎに通過！
これは武奈に登れるのではと予定を変更し、坊村へと車を走らす。
途中のコンビニで食料を手配し、ついでにトイレを借りて9時前に葛川の駐車場に到着。
準備をして明王院の境内を抜けて登山道へ入ってゆく。

山行日：2022年1月31日
天候：青空と曇り空の繰り返し
メンバー：単独

今日のピーク　御殿山

今日の西南稜


今日のルート
坊村登山口（8：55）→モミジのコバ→冬道分岐→夏道・冬道合流点→御殿山（11：25　11：50）
　→坊村登山口（13：12）
ルート図

行動時間：4時間17分　歩行距離：5.8ｋｍ

葛川市民センター駐車場

明王院の境内を抜けてゆく

明王院

坊村登山口


天気予報は曇りだったのであるが、スタートより天空には青空が広がり持っているなあと
このあとアクシデントに見舞われるのも知らずにのんきにガチガチに氷ついた杉林の中を登ってゆく。
紅葉樹の森に着いたところで安全の為にアイゼンを装着。
いつものようにカメ足でモミジのコバ（K先生命名）まで高度を上げて一息。

杉林の急登（ガチガチのアイスバーンあり）

開けた広葉樹の森

モミジのコバ（腰掛石は雪に埋もれている）


コバからは御殿山より派生している尾根の北側をトラバース気味に高度を上げる。
尾根へ上がる急斜面までくるとどうも腰に違和感を感じはじめてくる・・・アレおかしいぞ！
右足を持ち上げてグッと踏み込むと右臀部に痛みが走る・・・ヤバイ！
1月中に堂満東稜道で雪を踏み抜いて捻った腰の影響だろうか？
まあ！歩るいていればなれるだろうと尾根に上がった所で屈伸運動。
気持ちの良い尾根筋をストレッチを繰り返しながら夏道との分岐に到着。

トラバース道

尾根への急斜面

御殿山への案内板

気持ちの良い尾根筋

夏道との分岐


冬道を登りはじめると次第に脚（右臀部）が悲鳴をあげはじめてなかなか高度を稼げず。
雪庇の張りだしたミニ尾根を右足を引きずるような感じで通過してなんとか合流点へと登り着く。

冬道の急登

雪庇の張り出したミニ尾根

夏道との合流点

北山の山並みを望む


北山の連山を望みながら撤退が頭に浮かぶも、御殿山まではとひと頑張り！
合流点より通常の倍くらいの時間をかけてなんとか御殿山の頂を踏む。
頂からは白竜のような西南稜が何事もないように見事な姿を見せてくれる。
流石に今日の脚では武奈山頂を踏むのは無理とここで無念の撤退を決める。

行動食を採りながら、何度も西南稜を眺めてはため息！　ここまで来て悔しいなあ！
あなたの体調管理が悪いやんでと西南稜の上から目線に頭をたれる。ごもっとです。
花の季節に歩けなくなれば後悔先に立たずになると負け惜しみのような自己納得をして下山へ。

御殿山山頂と今日は荷物になったスノーシュー

見事な姿を見せる西南稜


腰に負担をかけないように元来たルートを慎重に降り、13時過ぎに明王院に着地して本日の山歩きを終える。
しばらく雪山は自重して、里山ウォークでリハリビをしなければと運転しながら反省！
完