山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

比良釈迦岳にてシロヤシオ・サラサドウダンを愛でる

2021-05-23 17:41:34 | 山歩き
今年は堂満のシャクナゲやフモトスミレ、神璽のシロバナイワカガミを
コロナ禍の外出自粛要請で見逃しており、せめて釈迦のシロヤシオはゲットしたい。
そんな思いで緊急事態宣言中であるが、感染防止対策をバッチリとして出動することに!
アクセスは当然車で登山口までノンストップで密を避ける。

山行日:2021年5月23日
天候:曇り後晴れ
メンバー:単独

本日のピーク 釈迦岳

本日の目的花1 シロヤシオ

目的花2 サラサドウダン


今日のルート:リフト登山口(8:25)→神璽谷分岐→元リフト釈迦駅(9:32 9:37)→巻き道分岐→
ワンゲル道合流点→釈迦岳(10:35 11:00)→巻道・八雲分岐→元リフト釈迦駅→リフト登山口(12:58)

ルート図

歩行距離:6.6km 行動時間4時間23分

7時過ぎ我が家を発進し、渋滞に巻き込まれることなくイン谷口に8時15分に到着。
イン谷口周辺およびワンゲル道の駐車スペースも満車状態でバス回転スペースにも車あり。
皆さん梅雨の晴れ間を狙って同じ考えのよう! リフト道登山口のスペースになんとか車を駐車。
今日の予定を釈迦岳ピストンのショートコースに設定し、まずカマブロ滝に入山の挨拶。
カメラチェツクでシジバリとタツナミソウをパチリ。
前日の雨で小川のようになっている沢沿いの登山道をテクテクと登る。

元リフト乗場登山口

カマブロの滝

崩壊が進む小橋

小川状の登山道

シジバリ

タツナミソウ


沢沿いの道より山道に入り、リフト跡を通過すると左斜面にシライトソウのミニ群生がありパチリ。
ほどなく神璽谷との分岐に着き、今日はシロヤシオを求めてリフト道へと進む。

シライトソウ

神璽谷との分岐


ここからはしばらく我慢の登りが続く。
二つ目のリフト跡まで登ってくると上部に目的花の一つサラサドウダンが早速姿を見せてくれる。
まだまだが我慢の登りが続き、自分でもびっくりの超スローペースで高度を上げてゆくと
やがて前方にコンクリートの壁が立ちはだかって元リフト釈迦駅跡へと着く。ああしんどい!

サラサドウダン

サラサドウダンアップ

新緑の登山道

元リフト釈迦駅跡

マザーレイクを望む(元リフト広場より)


元リフト釈迦駅跡広場で水分補給の休憩をしっかりと取る。
脚の動きが鈍いなあと思いながら元駅上部を巻くように付けられているトラバース道をトコトコ。
開けた場所からは琵琶湖よりせり上がる蓬莱山を望むことが出来る。
この辺りに何時も咲き誇るヤマツツジはすでに終わりかけ、でもパチリ!そして釈迦直登分岐に着く。

トラバース道

蓬莱山を望む(下山時に撮影)

ヤマツツジ

巻道と直登コースとの分岐


分岐からは結構急な登りとなり何度か得意の立ち休憩を繰り返しながら高度を上げる。
今年も見逃したシャクナゲ群生地から日本昔ばなしのぬりかべのような巨岩を右より巻くと
イワカガミの尾根道、すでに花は無くお休み中!
さらに標高を上げると登山道にシロヤシオの花がいっぱい落ちており、目線には少しのみ!
2.3本しっかりと花をつけているものの、登山道脇のシロヤシオはすでに終わりを告げているようである。
反対にベニ、サラサはしっかりと咲きはじめておりパチリ、パチリ!

ぬりかべを思わす巨岩

サヨナラのイワカガミ

シロヤシオは終わりを告げる登山道

もっともたくさん花をつけていた木

ベニドウダン

サラサドウダン

頑張って咲いていたユキグニミツバツツジ


大津ワンゲル道合流点からは少し登山道を離れて森を散策。
ベニ、サラサの咲き具合を確認して、二重山稜より釈迦山頂へと登り着く。

大津ワンゲル道合流点

散策の森

山頂への二重山稜

釈迦岳山頂


山頂稜線沿いには木全体に白く染まっているものも多く、しばらく南北をパチリ散策タイム。
リフト道のシロヤシオはすでにボロボロ状態であったが、稜線はまだ盛りの木も多いようであり
本日のミッションを無事達成して満足!満足!
北側よりしばらく訪れていない蛇谷ヶ峰、南側より盟主武奈ヶ岳もカメラに納める。

釈迦山頂稜線のシロヤシオ

シロヤシオの素顔

全体に花をつける木

もう一枚

ベニドウダン

蛇谷ヶ峰

武奈ヶ岳


30分近くの稜線撮影タイムを終え巻き道分岐まで降ってくるとなんと!
最近テレビで話題になっていたアミメニシキヘビを発見! 当然もどきであるがよく似ている。
せっかくなので上に座って小休憩。
さあ! ここからは山友人のchikaさんより頂いた情報でフデリンドウを探しながら巻き道を下降!
左斜面に目を配りながら探すも見つけられず分岐へと着いてしまう。
どううやらこの10日間で終わってしまったようである・・・残念!

巻き道と八雲への分岐

アミメニシキヘビもどき

巻き道と釈迦分岐


元リフト釈迦駅跡でランチタイムをしてリフト道をノロノロと降る。
自信のあった降りも最近は腰痛の再発と膝の痛みで登り同様にカメ足歩行に。
最後のカマブロ滝に下山の報告をして本日の登山を終える。

ヤマハコベ、ミズタビラコ、カタバミ、ハナニガナ、タニウツギなども咲いており
まずは満足な一日となった。

次はササユリハイクかな!






























最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
釈迦へ (摩耶山さん歩)
2021-05-24 20:40:57
こんばんわ。(⌒∇⌒)
山便りをいただきまして ありがとうございます。ブログに馳せ参じました。
シロヤシオ きれいに咲いていましたね。
フデリンドウさんには そでにされた
ようですが、展望ばっちり
アミメニシキヘビにも 出会て
まずまず 万歳の 山歩きですね。
スマホで拝見すると
アミメニシキヘビがよく分かりませんでした。PCで拝見しなおし 
納得!でした   笑

大阪は 緊急事態宣言 延長のようですね。
兵庫もしかりかな、、。
運動会ではありませんが 学年ごとの
リレー大会も 中止のようです。
自然学校も 中止かもで さみしい限りです。
明日ワクチン接種に行って参ります。
ワクチンが 広がり 感染を防いで
行けたらよいですね。
楽しい レポをありがとうございました。
比良に行けた 気持ちになれました。
ありがとうございました。
返信する
同じ日に釈迦岳へ (しーちゃん)
2021-05-24 20:59:08
山の休日さん、お天気に誘われて比良へ!
同じ釈迦岳でしたね。
山の休日さんのお写真はどれも美しいです。シロヤシオはあんなにたくさん、咲いていましたか!
サラサもベニもくっきりはっきりですね。
アミメニシキヘビ、ハハハ、私も間違うでしょう。
お互い良い一日でしたね。
返信する

コメントを投稿