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山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

33、2025・4・30 比良堂満岳(古崎川源流より東稜道経由山頂、東レ新道より正面谷下山)

2025-05-01 10:58:37 | 山歩き

四週連続で訪問した小塩山、ポンポン山の花巡りも終了し、キツネノカミソリまで西山はひと休み。
次のターゲットであるシャクナゲ、イワウチワを求めて比良堂満岳へ出動!
帰りの混雑を避けるように午前6時20分に我が家を発進。国道一号線を北上し、南インターより名神、
東インターより西大津バイパス、湖西道路を走行。道の駅「妹子の郷」でトイレ休憩と食料を手配し、
イン谷口に8時に到着。古崎川源流を遡上するので車はトイレ手前の広場に駐車。
目的はシャクナゲとイワウチワの鑑賞であるが、スミレの宝庫でもある東稜道で多種多彩なスミレを
探しながら歩くもの楽しみの一つである。


山行日:2025年4月30日(水) 
天候:晴れ
メンバー:単独

今日の花1 シャクナゲ

今日の花2 イワウチワ

今日の花3 フデリンドウ

今日のピーク 堂満岳


今日のルート
イン谷口(8:14)→(旧道・古崎川源流)→ノタノホリ道出合(8:57 9:04)→東稜道取り付き→(東稜道)→
堂満岳(11:17 11:31)→東レ新道→金糞峠(12:08 ランチ 12:38)→青ガレ・金糞滝(13:03 13:18) 
→大山口→イン谷口(14:01)
ルート図

行動時間:5時間47分 歩行距離:7.9km

ゆっくりと準備をし、駐車位置後ろの斜面より旧道へ上がる。
この旧道はあまり利用する登山者がいないので道は荒れており、倒木で歩きにくい部分も多いが、
激しい登りや危険な箇所はほとんどない。ただ一般ルートとして認識されていないので通過は自己責任。
しばらく進むと道は古崎川源流と合流する。源流の遡上は明確なルートが無いので、前方を確認しながら
歩き易い部分を選んで高度を上げてゆく。やがて源流は伏流水となり苔むした岩道をヨイショと登り続けると
ノタノホリからの道と出合い一般ルートと合流する。

駐車位置・後ろの斜面が旧道へ取り付き

旧道・古崎川源流と合流

苔むした谷を遡上・ノタノホリ道出合


出合で一息入れて、源頭部より東稜道への九十九折りの道を登ってゆく。
ここからが花の堂満岳ルートで、老眼と近眼の交じった眼で山野草を探しながら高度を上げてゆく。
タチツボスミレはまあまあ咲いているものの期待していたオトメスミレ、ハグロシハイの花は確認できず。
少し訪問が遅れたかなと思いながら、咲きはじめたイワカガミをパチリとして東尾根取り付きで休憩タイム。

源頭部・東尾根への斜面道

咲き出したイワカガミ・東尾根取り付き


ここからは東稜道を目線にミツバツツジ、シロモジを捉えながら高度を上げる。
数多く顔を見せるシハイスミレの中にシロバナはないかと何度も右にそれたり、左にそれたりを繰り返す。
今回も白い妖精に出会うことはないかと諦めかけた時に・・・こちらを見つめる白い姿を発見!
やったとばかりに何度もパチリ!パチリ! 純白ではなかったが、三年ぶりに感動の再会であった。

東稜道を進む

シロモジとミツバツツジを目線に

シロバナシハイスミレ

フイリシハイスミレ・シハイスミレ


シロバナに出会えた満足感たっぷりでさらに高度を上げるとシャクナゲの群生地に着く。
昨年に比べると幾分花数は少なく感じるもきっちりと咲いてくれていた。
群生地をひと回りしてパチリ!パチリ!足元のイワウチワはすでに終わりかけのようであった。
イワウチワは東レ新道に期待して山頂へと脚を進める。

シャクナゲ・イワウチワ


勝手に堂満岳への関所岩と名付けている岩のオブジェまで登り、最後の壁を前に休憩タイム。
ここでしっかりと水分補給をし、近年登り不適応になっている身体に「よし行くぞ」と気合を入れる。
壁を登りはじめると思惑とは違いすぐに息が切れて前進出来ず。気合はどこへ行ったのやら!
得意の亀脚と立休憩と繰り返し、時々三点支持の基本を交えてゆっくりと高度を上げる。
上部に群生するシャクナゲ林の中をぬけて、バテバテになりながらもなんとか山頂に到着。
シャクナゲがお疲れさんと迎えてくれた。

堂満への関所岩・最後の壁

急坂を登る・堂満山頂

山頂のシァクナゲ


眼下のマザーレイクを望みながら山頂の木陰で体力回復の休憩を取る。
撮影してきた写真を確認していると男性がひとり登って来られてしばしの談笑タイム。
男性にピークの写真を一枚お願いして山頂をあとに東レ新道へと脚を進める。

マザーレイクを望む・シニア登山者

東稜道で出会ったスミレ達
フモトスミレ・フイリシハイスミレ

シハイスミレ(シロ系)・ナガバノスミレサイシン?


3月末に訪れた時は残雪と踏み抜きで難儀した山頂稜線より東レ新道へと入る。
イワウチワ街道を期待していたのであるが、今年は訪問のタイミングが悪かったのか花が少ない!
少なくても健気に咲いている花とシャクナゲをパチリとして金糞峠までテクテク。
ここでランチタイム・・妹子の郷で手配してきたパンとおにぎりを頬張る。

山頂稜線より釈迦岳ブルーを望む・東レ新道へ(右)

新道を降る・イワウチワ

新道に咲くシャクナゲと咲き残りのイワナシ


八雲ケ原のオオバキスミレの開花を確認したかったが、体力的に無理なようなので今回はパス。
登りには心臓やぶりの急登となる正面谷上部のガレ場と青ガレを慎重に降る。
相当汗を掻いており、膝も悲鳴をあげだしているので金糞滝に寄り道をしてマイナスイオンを貰う。
15分程の休憩中に付近に咲くイワカガミ、イカリソウ、キランソウをカメラに収める。
青ガレからは登山道は穏やかになり、隠れ滝、大山口、駐車場を通過して14時に車の戻り終了。

交通の要所金糞峠・正面谷上部のガレ場

金糞滝

青ガレを見上げる・大山口


下山時に出会った花々
タチツボスミレ・イワカガミ

イカリソウ・キランソウ

アケビ・フデリンドウ


正面谷の降りで膝が悲鳴を上げるトラブルに見舞われるも、花の堂満に満足の山行となり🌸◎ 
帰路も渋滞に巻き込まれることなく15時30分に帰宅でこちらも◎ 完

 


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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
GW後半へ! (ヨネちゃん)
2025-05-02 07:46:16
お早うございます!
明日からGW後半ですね。。。
堂満へ行かれたようで、かおりさんも山友さんと同じようなコースで行かれ、M2さんは武奈に行かれていました!
私はGW前半は比良北山有馬六甲妙見と出ずっぱりで多少疲れは在りますが、明日から比良再訪と桟敷予定です
もし可能なら今できる事をしておきましょう!
後は天気次第ですが。。。❀❀❀
返信する
今期2回目の堂満岳ですね (しーちゃん)
2025-05-02 11:07:38
山の休日さん、ますますお元気です!
シロバナシハイスミレ、フイリシハイスミレ、シハイスミレとスミレトリオをゲットされましたね。お写真も素晴らしいです。
後半をお待ちしてます。
返信する
シャクナゲの堂満岳 (chika)
2025-05-02 16:00:58
山の休日さん、こんにちは
花の開花が遅いと言われながらも、堂満のシャクナゲは今年もGWに咲き始めて綺麗ですね。
前日にはかおりさんも登られていて、皆さんのご活躍が羨ましいです。
山休さんの一番の目的は小さなスミレさんだそうで、今年はシロバナシハイスミレが見つかって良かったですね。
先日登った赤坂山で、妹はスミレに夢中でいっぱい写真を撮っていました。
違いが判るとスミレの花は面白いのでしょうね(^^♪
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花の堂満 (山の休日)
2025-05-02 17:35:12
ヨネちゃん こんにちわ
流石花の堂満岳と納得してきました。
イワウチワは終わり近しでしたが、シャクナゲはこれも楽しめそうですね!

今回正面谷の降りで膝が悲鳴をあげたので後半GWは一回くらいの山行になりそうです。
とりあえず大文字山に藤とクリンソウを愛でに行く予定です。
返信する
堂満岳最高です。 (山の休日)
2025-05-02 17:40:10
しーちゃん  こんばんわ
今回は訪問が少し遅れたかなと思ってましたが、イワウチワに間に合い、
シャクナゲも愛でることが出来良かったです。
目的のスミレもたくさん見れて良き堂満になった次第です。
ただ正面谷の降りで膝に不安が出てしまいこれからが心配です。
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堂満岳はスミレの宝庫 (山の休日)
2025-05-02 17:46:38
chika さん こんばんわ
今回は訪問が例年より遅くなってしまいましたが、
スミレがたくさん咲いており満足してきた次第です。
シャクナゲはあと10日間は楽しめそうですよ!

chikaさんは赤坂山花巡りでしたか
後ほど拝見させて頂きます。
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花盛り (権兵衛)
2025-05-03 16:08:14
山休さん、堂満岳の花巡りバッチリ!

スミレのオンパレ、シャクナゲ三昧、山休さんのニンマリ顔が目に浮かびます。
膝の方は大丈夫ですか?GWも後半ですが
ムリしないように
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Unknown (山の休日)
2025-05-07 06:33:49
権兵衛 さん おはようございます。
正面谷の降りでひざが 悲鳴を上げましたが、一応想定内でした。
いつもに比べるとストックを使ってゆっくり降った次第です。
オオバキスミレを見ることが出来なかったですが、大満足の堂満でした。
これからも体力、脚力にあわせてボチボチ歩きます、

權兵衛さんも徐々に復活の道を歩んでおられるようで、うれしく思います。
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