山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

比叡山、大宮谷林道より横川、三石岳周回ハイク

2023-02-16 17:16:15 | 山歩き

植物園、ポンポン山で福寿草やセツブンソウが例年より早く咲きはじめて
ひよっとしたら比叡山のバイカオウレンも目を覚ましているかもと淡い期待をして出動!
8時20分我が家を発進し、国道一号線の渋滞に巻き込まれながらも10時前に大宮観光Pに到着。
昨日の雪で山は雪景色になっており、アイゼンは必要ないと思うも念の為、ザックに放り込む。
隣接のトイレで定番儀式を済ませて登山口のある日吉大社へテクテク。

山行日:2023年2月9日(木)
天候:曇り(薄暗い一日)
メンバー:単独

今日のピーク 三石岳


今日の横川中堂

今日の大宮谷林道


今日のルート
大宮観光P(9:58)→日吉大社→大宮林道入口(10:10)→悲田谷分岐→三石岳分岐→
横川中堂(11:44)→恵心堂→三石岳(12:42 12:50)→日吉奥宮(13:33)→大宮観光P(13:59)
ルート図

行動時間:4時間1分 歩行距離:11.4km

日吉大社の鳥居に一礼し、我が身にとって比叡登山の難所となっている叡山高校横の長い階段を
黙々と登り続ける。夏の暑い時はバテバテになるのであるが、今日は立休憩なしでなんとか登り切る。
登り切った所が東塔へ通ずる本坂、横川へ通ずる大宮谷林道の取り付きである。今日は林道へ。

大宮川観光P・雪を纏った芙蓉園

日吉大社・叡山高校横の長い階段

左 本坂 右 大宮谷林道


大宮谷林道は横川に向けて緩やかに高度を上げてゆくのでシニアにはやさしい道となっている。
浮刹結界を過ぎると昨日の降雪が次第に雪化粧を作りだしてくる。
頭上からの雪のシャワー、時々さく裂する雪の爆弾を避けながら黙々と登り続ける。
悲田谷分岐を過ぎると林道の雪景色がさらに増し、雪山の雰囲気となってくる。バイカオウレンは無理かな!

浮殺結界・衣掛岩

悲田谷分岐(本坂へ続く)・行者橋


河原広場、ユキノシタ群生地を過ぎると林道は真っ白に変化、もちろんトレースは無し。
本格的な雪山とは違うが、バージンスノーにトレースを刻むのはとても気持ち良し。
山休の前にトレースは無し、山休の後にトレースが残る(パクリです)
三石岳との分岐を順調に通過し、横川中堂へと飛び出してゆく。
林道取り付きより1時間30分のトレッキング、カメ脚ながらも得意の立休憩なしは合格としよう!

川原広場・ユキノシタ群生地の氷柱

前にトレース無し、後にトレース

三石岳への分岐・横川合流

横川中堂


峰道沿いに続くフラワーラインは雪に埋もれており、これではバイカオウレンも顔を出せそうにない。
雪融けを見計らって再訪しようと気持ちを入れかえ元三大師堂へ凍てつく道をテクテク。
大師堂はおみくじ発祥の地で、今年の大吉を願って手を合わす。バレンタインジャンボの大吉もよろしく!
このあと横川でもっとも静かな場所である恵心堂にお参りして下山へ。

元三大師堂への参道・大師堂

恵心堂


下山は中尾坂にするか行者道にするか悩んだあげく折角なので三石岳を踏んで行くことに!
日本生命慰霊塔前を通過し、中尾坂分岐を直進。ここで今日はじめての登山者と遭遇。
私とは反対廻りで積雪の比叡山を楽しんでおられるよう!
三叉路より三石岳への林道に進むと積雪はたっぷりあり、気持ちの良いスノートレとなって頂を踏む。
まだランチタイムをしていなく、ここで行動食タイムでパンを頬張る。

日本生命慰霊塔・中尾坂分岐

三叉路・三石岳への林道

三石岳


三石岳からは獣避けネット沿いの南東急斜面を強引に下降。
何度もズルっとして緊張する場面もあったがなんとか行者道へと無事着地。
さらに降り、八王子山を巻いて神宮寺道へ合流し奥宮へと到着。

ネット沿いの急斜面・行者道へ着地

八王子山分岐・巻道より神宮寺道合流

神宮寺道・奥宮


奥宮より琵琶湖、三上山、鈴鹿連山の展望を楽しんだあと東本宮へ下山。
バイカオウレンには会えずであったが、スノーハイクを楽しめたことで良しとしょう!

奥宮からの展望