山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

比良神璽谷から武奈ヶ岳(山仲間さんの武奈150回記念登山へ参加)

2022-10-31 14:17:41 | 山歩き
今日は山仲間でレジェンドであるかおりさんの武奈ヶ岳登頂150回目の記念登山の日。
当初は八雲ヶ原での参加を予定していたのであるが、思いのほか早起きが出来て武奈を目指すことに!
ささっと準備をして午前6時過ぎに我が家を発進。
エンジンをスタートさせたあとなんと!湖西道路の「妹子の郷」までびっくりのノンストップ。
トイレをお借りし、朝ご飯とランチ用のおにぎり弁当を手配して7時過ぎに大津Wの駐車場に到着。

山行日:2022年10月30日
天候:雲後晴れ、青空は少なし。
メンバー:往路 単独 復路 山仲間さん

今日のピーク 武奈ヶ岳山頂

今日の武奈ヶ岳 鞍部より

今日の紅葉 神璽谷谷ルート

今日の花 キッコウハグマ


今日のルート
大津WP(7:24)→神璽の滝(8:01 8:11)→神璽三角岩(9:14)→(谷ルート)→北比良峠→
八雲ヶ原(10:05 10:18)→武奈ヶ岳山頂(11:31 12:44)→(北陵)→イブルキのコバ→
八雲ヶ原(14:11)→北比良峠(14:41)→(ダケ道)→大山口(15:41)→大津WP(15:58) 
ルート図1

ルート図2

行動時間:8時間34分 歩行距離:14.5km

パンと牛乳でモーニングを済まし、カマブロの滝に入山の挨拶をして神璽の谷コースへ。
汗をかかない程度のゆっくりペースで沢沿いの道より釈迦岳との分岐を通過。
神璽の滝下降点までは平坦なコースが続くも、ここで急ぐと後半にバテが来るのでカメ脚を続ける。
神璽の滝は外せないビューポイン! 下降して水量たっぷりの滝をパチリ!

大津ワンゲル駐車場と元リフト乗場登山口

神璽谷と釈迦岳分岐・神璽の滝下降点

神璽の滝


コースへと戻り砂防ダム手前を渡渉。ここで足を滑らしお尻がちゃぷとするも怪我はなし。
もう3年履いているシリオ君のソールがラジュアルからノーマルにすり減っており、そろそろ買い替えか!
このお尻ちゃぷ事故を家人に大袈裟に報告すれば・・・新しい靴になるかもとの期待が頭をよぎる。
ちなみに帰宅後この話をすると、昨冬に冬用、この夏に軽トレシューズを二足買っているでしょと一言。
春まで我慢して、冬用を使用せよとのキツイ言葉が返ってくる・・・やはり甘かった!
色付きはじめた木々と山紅葉をパチリ、パチリとして白ガレ、比良天神跡を通過。

お尻ぽちゃの渡渉点と山紅葉

白ガレと比良天神

色付く木々と足元に咲く〇〇ギク


比良天神跡より本流に降り立つとグラデ―ションを増した木々が目立ち始めてくる。
砂防ダム横のロープ場を三点支持で乗り越え、小橋をへっぴり腰で通過。
次郎坊山へのバリルート手前から砂防ダムを高巻いて三度本流へ降り立つと目が紅葉に染まる。

本流と砂防ダム横のロープ場

小橋と次郎坊山へのバリルート

三度本流

目が染まる紅葉


ここからは岩と岩の間を歩き易い場所を選んで道標三角岩まで高度を上げる。
あっちの彩り、こっちの彩り、真上の彩りをパチリ、パチリ、パチリとして北比良峠への枝沢に入ってゆく。

岩と岩の間を登る

あっちの紅葉と頭上の紅葉


谷筋コースの多段滝まで登ってゆくと、V字の谷を両岸より彩りが覆うような光景に出会う。
足元にはダイモンジソウもバッチリ咲いておりテンションが一気にマックスへ。
当初は安全な尾根ルートより北比良峠と思っていたのであるが、これは外せず谷筋遡上を選択。
さすがに二段滝は超えられず左岸より迂回して上部へ、上下からのご褒美を堪能しながら谷を詰めてゆく。

多段滝(左岸を高巻く)

V字の彩り1

上からのご褒美(紅葉)

下からのご褒美(ダイモンジソウ)


遡上が終わると蟻地獄下部をニードルまで直登し、尾根へ逃げてヨイショとダケ道との合流点へ。
トラバース道より北比良峠へと進み、琵琶湖をパチリとしてくまさん道を八雲ヶ原へ。
時間的には余裕があるので、湿原のウメバチソウとリンドウをカメラに収めて石テーブルで一息入れる。

北比良峠と琵琶湖展望

八雲高層湿原

ウメバチソウとリンドウ


武奈ヶ岳へはイブルキのコバルートより紅葉・黄葉を楽しみながら高度をあげてゆく。
冬道との分岐を過ぎるとブナ林が広がりを見せ、先日の山岳写真展で観たような写真をゲットするぞと
気合を入れるも予想通り不発の連続に終わる。あたり前やろオートの押すだけやのに!
自己納得しながらコヤマノ岳分岐を通過し、鞍部より武奈ヶ岳の勇姿をパチり!

パノラマコース取り付きとイブルキのコバルート取り付き

イブルキのコバととりあえずブナ林

ルートの紅葉

鞍部からの武奈ヶ岳


さあ!山頂へ最後の登り! 今はメインルート化している冬道を何度か立休憩を繰り返し、
狂い咲のアカモノ、コヤマノ岳の紅葉、蓬莱山を振り返り見ながら、11時31分賑わう山頂に立つ。
本日主役のレジエンドかおりさんを探すも見当たらす・・・アレレおかいいなと北陵方面を覗くと
背中に哀愁を漂わせた人を発見・・・かおりさんである。
武奈ヶ岳登頂150回、おめでとうございます。

コヤマノ岳と蓬莱山

冬道上部とアカモノ

てっぺん写真とかおりさん


ノンビリした時間を過ごしていると、冬道より登山隊隊長のヨネゃん、副隊長のKさんが登って来られる。
反対側の北陵からは生駒の貴婦人さんも登場し、みんなでかおりさんを囲んで記念撮影。

記念写真


ほっとすてーしょんでの再会を約束し、先に降られるおかおりさんと生駒さんを見送る。
山頂からの展望を楽しんでいると口の深谷よりバリルートを巡ってK先生ご夫妻が笑顔で到着。

コヤマノ岳の紅葉

釣瓶・蛇谷方面と白倉連峰

釈迦岳・琵琶湖とご夫妻


下山はヨネちゃん登山隊に同行し、北稜からスゲ谷の紅葉・黄葉を愛でる。
イブルキのコバでK先生ご夫妻と合流して八雲ヶ原から北比良峠へと登り返してゆく。

細川越で登山隊のお二人と紅葉を狙うお二人

スゲ原・広谷の黄紅葉1

スゲ原・広谷の黄紅葉2

イブルキのコバ付近の紅葉と黄葉


ダケ道にて先生の奥様より花のレクチャー受け、登山隊の案内で過去二回見逃している
恥ずかしがりのキッコウハグマも無事ゲット・・・感謝です。
あとはダケ道を急ぎ足で大山口へと下山して大津W駐車場に戻る。

キクバヤマボクチとキッコウハグマ


比良駅駅前のほっとすてーしょんに再集合し、かおりさんのお祝いをして本日の山行を終える。
かおりさん、さらなる高みの200回目も目指して下さいませ。