火吹き棒

ある日、i-PhoneにAmazonから「お気に入りの商品が値下げされました…」というようなお知らせが入った

確認してみると、火吹き棒とファイヤースターターのセットが15%引きの833円で買えるらしい
それぐらいの金額なら持っていて損はないしと言う事で、よく確認もせずに購入ｗ

届いたのは白い小さな箱「Jialefu 火吹き棒セット サバイバルツール」の文字が見える
定価980円の商品が833円で、と言うのは微妙な気がしてきたｗ


箱を開けると金属製のケースが入っていて、これが「防水鉄ボックス」らしい
まあ、水没したとしても、濡れたら使えなくなる道具じゃないんでこれでいいんだろう


中身は、ファイヤースターターと火吹き用の伸び縮みする筒のセット
この火吹き筒が良く出来ていて、収納時は13cmのものが伸ばすと62cmまでになる
火を熾す時にピンポイントで風が送れるという便利な商品

なるほど、これだけの長さがあれば、火に近づきすぎて熱い思いもしなくて済むだろう
これは結果的に良い買い物をしたと思う、ウチのサバイバルボックスに追加だｗ

The Devil's Advocate

「The Devil's Advocate」 ディアボロス/悪魔の扉は1997年公開の映画

アル・パチーノ、キアヌ・リーヴス、そして若く美しいシャーリーズ・セロンらが出演
1997年の公開なので映画館で観たような気がする、何となくあらすじも憶えているし…

確か当時の映画雑誌か何かに、誰一人車１台すら通らないニューヨークの街の撮影方法について説明があったような…
どんなんだったか忘れてしもたけどｗ

と言う訳で久しぶりに見直してみた


成り上がりたいキアヌ・リーブスと、そこに付けこむ、よく喋るゴッドファーザーという印象のアル・パチーノ
そしてキアヌの美しい奥様役のシャーリーズ・セロン、この主役3人と脇役も含めて俳優陣が素晴らしい

144分という比較的長い映画やけど、ラストシーンまであっと言う間だったし、色んな意味で衝撃的過ぎて
若きシャーリーズ・セロンの2度にわたる大胆なシーンも霞んでしまうほどだった…
現在が、原作とされる「悪魔の弁護人」のタイトル通りの世の中になっていってるのも怖い…

それから、劇中、女優陣から突然「トランプ」の名が出てびっくりしたけど、実は本当にトランプ氏の私邸がロケに使われているとの事だった
なるほど、1997年当時はこんなごっつい部屋に住んでたのかｗ
ゴーストバスターズのPVのように本人の登場はないけど、これもまた感慨深いと思う
あと、ドン・キング本人が出てきた時は笑ってしまったｗ


映像特典の未公開シーンも、映像は悪いものの全部で47分間あってなかなか良かった
パチーノが大きなテーブルを囲むシーンはそのままゴッドファーザーやったけどｗ

アル・パチーノ、キアヌ・リーヴス、シャーリーズ・セロンのファンなら観ておくべき作品
ただし、オカルト系なので人によってはトラウマになりそうな場面がいくつもあるので注意…

宇治まっちゃ

「宇治まっちゃ」と、控えめに主張するお菓子を頂いた


細長いケースの蓋部分は本物の木材が使われていて高級感がある
「和の心 匠の技」の文字が光る


そっと蓋を外すと、中身は胡桃と黒豆のトッピングが乗った美味しいカステラ風和菓子が入っている
抹茶と黒豆、大きな粒餡、それに胡桃の食感が嬉しい、とても上品なお味

和菓子でありながら洋風の抹茶ケーキとして珈琲にも合うと思う
ご馳走様でした

土の中の美しい生き物たち

「土の中の美しい生き物たち」は先月発売されたばかりで定価4400円
比較的高価な書籍になるけど興味深い分野なので悩むことなく購入

大きく見やすい誌面に、オールカラーで沢山の生き物の画像を掲載、学名、和名と共に撮影地などのデータも豊富
巻頭の「土壌生物とは何か」から「分類群」「野外におけるマクロ撮影方法」「自然観察会の案内」まで充実した内容で最後までとても楽しめた

言葉だけだと「ダニ」のイメージは悪いけど、綺麗な奴も多いしトビムシの可愛い姿には感動する
カニムシも姿や体色が安定の美しさで、是非、実物を見てみたいけど、何しろ小さい…
体長4mm以下の種類が多いので肉眼では無理だろうなあ…

ちなみに表紙の右上にいる赤色で可愛い虫はクモマルトビムシで地元の徳島県三好市で撮影とある！
他にも徳島で撮影された個体が多くて、もしかしたら実物と出会えるかもと夢が広がる…


あと、ザトウムシの拡大写真には、一瞬ひょぇ～となってしまったけど、まあ実物は小さいからなｗ
ちょっと落ち葉や石を捲ってみるだけで、こんなにも素晴らしい小宇宙が広がることを教えてくれた本に感謝…

Salvador

「Salvador」「サルバドル/遥かなる日々」は1987年公開のオリバー・ストーン監督作品

公開当時に見たような気がするけど、もしかしたらレンタルだったのかも知れない
ぼんやりと、ジェームズ・ウッズの無茶苦茶ぶりを憶えている程度だったので見直してみる事にした

改めて観ても、やっぱりジェームズ・ウッズとジェームズ・ベルーシコンビのクズっぷりが素晴らしいｗ
主人公が出たトコ勝負のやりっぱなしなので見ている方がハラハラしてしまう…



それから、マリア役の女優さんを何処かで見たことがある…
誰だっけ？と気持ち悪く思いながら見ていると突然閃いた！
プレデターのアンナ役の女性だｗ
そのエルピディア・カリロちゃんの演技も光る

ただし、実話を元にエルサルバドルの内戦を描いた映画なので残酷な描写も多く苦手な人が多いと思う
目を覆うような場面が何度も出てくる…

さらに、映像特典の未公開シーンでは、えげつない場面が色々あって、これは本編に入れなくて正解だったと思う
とにかくこの映画自体が、体調の良い時でないと気分が大きく凹むかもしれない作品なので注意…



映像特典の「Into the Valley of Death」には原作者のボイル氏、オリバー・ストーン監督と俳優陣が出演
2001年製作のドキュメンタリー作品で1時間を超えるボリュームがある
それはいいけど、裏話でさえ笑えない展開が多すぎてびっくり！無事に公開されたのが奇跡に思える…

30数年ぶりに観たけど、やっぱり色々と考えさせられる重い映画だった