Time flies

写真で綴る日々の出来事

江戸の花

2020-01-21 12:05:11 | 書籍 雑誌
「江戸の花」は2013年発行で定価2500円、江戸時代に描かれた浮世絵から当時の園芸を探るという、大判オールカラー240pの解説本

それぞれの浮世絵は色彩の艶やかさとともに紙質も良くて、それだけでも見応え充分
さらに、絵に描かれた植物について、季節や品種、当時の風俗などの詳しい解説がある



浮世絵にこんなにも沢山の植物が描かれていたことに驚くとともに、精密に描かれた植物が貴重な資料になるというのも頷ける
1枚の浮世絵からでも、庭の植木、朝顔、鉢植えのなでしこ、器には西瓜、置かれた盆栽、そして季節によって違う着物の柄と見所は多い
盆栽に関しては、現在ある作品とまったく変わらない大きさや品種、枝ぶりに感心する…

やっぱり江戸時代の人々は素晴らしい!
コメント
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