聖書カルタ 「イエス様の44言」 読み札・絵札

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週一の追記予定です。

テサロニケ第2

2010年12月08日 | 歴史
 誰でも一度は聞いたことがあるでしょう「働かざる者、食うべからず。」の原典が、このパウロの手紙です。
 映画「筆子その愛-天使のピアノ」という映画があります。華族出身でありながら、知的障害者教育に献身した女性の半生を描いた映画です。戦争中施設にいた障害児が、餓死したこともあっさりとではありますが、映画の中に出てきます。やはり筆子も子ども達と寝食をともにしていたゆえ、ほとんど飢え死にで、戦争が終わる前に亡くなりました。一般市民が飢えていた時に、障害者に食べ物を、ということにならなかったのでしょう。
 「食うべからず。」の人は、聖書では「働かない者」でなく、「働きたくない者」です。この違いは大きいと思います。知的障害者イコール「働かない」かもしれません。しかし「働きたくない者」と等しいわけではありません。

テサロニケ第二 3:10-15 【私たちは、あなたがたのところにいたときにも、働きたくない者は食べるなと命じました。ところが、あなたがたの中には、何も仕事をせず、おせっかいばかりして、締まりのない歩み方をしている人たちがあると聞いています。こういう人たちには、主イエス・キリストによって、命じ、また勧めます。静かに仕事をし、自分で得たパンを食べなさい。
しかしあなたがたは、たゆむことなく善を行いなさい。兄弟たちよ。もし、この手紙に書いた私たちの指示に従わない者があれば、そのような人には、特に注意を払い、交際しないようにしなさい。彼が恥じ入るようになるためです。しかし、その人を敵とはみなさず、兄弟として戒めなさい。】

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