港町浪漫no日記館

北国の港町・感動はひとつじゃない・・逢いたくて北の旅人・・旅は北がいい・・感動に触れる旅に・・・・

◆昨年、釧路湿原国立公園指定20周年の節目。・・・貴重な自然の宝を後世に!

2008年08月10日 20時08分36秒 | Weblog
◆「釧路湿原が国立公園」に指定され昨年20周年を迎えた。
湿原の保護の歴史は絶滅したと思われていたタンチョウ十数羽が1924年湿原で発見されたことに始まります。
35年、湿原の2700㌶が釧路丹頂繁殖地として国の天然記念物に指定される。

1967年、天然記念物「釧路湿原」は5012㌶に拡大され、タンチョウが国の特別天然記念物に指定された。
2080年、日本で初のラムサール条約登録湿地として指定が決定し、2087年釧路湿原が日本で最後の国立公園
に指定された歴史をたどっています。十数羽のタンチョウも1000羽を超え現在も保護活動が続けれれています。



国内最大級の美しい景観を誇る湿原の姿は、全国各地、海外から訪れる観光客を魅了してやまない。
湿原を一望するスポットは数多く、蛇行する釧路川の湿原で「細岡大観望」がある。



釧路湿原の中を蛇行して流れる釧路川でカヌーの川下り風景。

国立公園指定20周年の節目を迎えた今も地域との共生の中で、いにしえの「緑」を伝えています。
市内からは湿原周遊定期観光バスが運行されています。

◆湿原の貴婦人に巡り会う。

2008年08月10日 10時20分11秒 | Weblog
★夏の北海道・道東の湿原を代表する美しい花を求めて・・霧多布湿原へ。
道東の湿地帯だけで咲く「クシロハナシノブ」は夏の身近な植物の一つですが、この可憐な花は、氷河時代の遺存植物といわれ希少な花です。釧路湿原や霧多布湿原など、釧路地方の湿原にのみ分布しています。

「湿原の貴夫人」と出逢う事が出来ました。・・・貴重な花です。


湿原の片隅にクシロハナシノブがひっそりと咲いていました。「湿原の貴夫人」とニックネームがつけられているとおり、気品ある容姿にうっとりとさせられました・・・・。何か優しく語りかけてくれる。