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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

日本のおかしな構造

2011-09-05 | はたらく
ツイートした分がブログに反映されなくなってしまった…
設定は何もいじってないのに、なぜ?

さて、不況になると高まる「公務員バッシング」
でも…逆に好景気の時には、何一ついいことがなかった公務職場。
だって、それは「公共のサービス機関」であるから。

公務員バッシングで給与を叩けば、
各地の企業の給与はその土地の公務員給与を基準に定めているので
当然、民間の給与も下がります。
ここのしくみ、知らないと、とんだ「落とし穴」にはまってしまいますよ~
要注意です。

そして、人件費を削減すれば
市民へのサービスが低下し、自分で自分たちの首をしめることになりかねません。
当然、正規職員の残業が増え、「穴埋め」に非正規職員を増加させます。

行政(市役所とか県庁とか)も、学校も
今は経費削減のターゲットが゛人件費に絞られ
正規採用の抑制。一方で「非正規職員」の増加。
同じ仕事をしていても、給与はもとより、労働条件も格段下がります。
仕事に慣れて、「よし、これからっ」というときに
期限付き任用なので、職場を辞めさせられます。

市民にとっては、同じ窓口の相談相手。
学校や保育園では、同じ先生。

役所、学校、幼稚園、保育園、図書館、児童館、公立病院…
私たちの生活に密着した世界に
今、非正規職員が増加しています。

なのに…期限付きの非正規ということで
「本当の先生じゃない」なんて、中傷を受ける人も少なくありません。
中には、同僚からも「腰掛さん」的な差別を受けることもあります。

その人が、どんなに頑張っても、どんなに信頼を得ても
働いても、働いても、自活できる給与はもらえません。

親や家族の死にあっても、忌引きさえ取れない職場はたくさんあります。

とくに、学校などは、
これから社会に送り出す前途洋洋の子どもたちを育てる場。
なのに、現実の日本社会では
同じ労働者にも、こんなに格差があることを示していいのでしょうか。

明るい未来を、この国を背負っていく子どもたちに
「負の遺産」的な「非正規労働者の差別・同じ働くものの格差」を残したくはありません。

約50年の間、終身雇用・年功序列が一般化したこの社会で
ワークシェアリングの発想が定着するのに時間はかかるかもしれません。

でも、どんな雇用形態であっても、
その労働内容に見合った給与体系と労働者自身のプライドが
保障される社会であってほしいと願います。

いまや、4人に1人が「非正規労働」といわれる時代…

隣に働く人の心の声に互いに耳を傾ける。
そんな優しさが必要なのではないでしょうか


以下、ツイッターから…

【宮城県の先生のお話から】
県立高校の教員が犠牲になった話は本当に重い。さらには、臨時的任用職員…学校や行政など公務の職場にも、正規と同じ仕事をしていても期限付き任用、つまり非正規職員がいます…の犠牲者が存在したにも関わらず、管理職が当校職員の数にカウントしていなかったらしい(怒)


【すべて自己責任なんて言わないで】
災害を有事と捉えてあえて考える時、市民の窓口にいる行政の非正規職員。子どもと日々向き合う学校の非正規の教職員は、どう対応するのか?研修さえ受けさせてもらえない。みんな同じ仕事をしているのに、同一価値労働同一賃金が徹底していない日本では、偏見や差別的な市民・同僚発言に悩む人が多い。

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