千葉と東京の旅 [3日目]

[3日目]
この朝は7時起き。
窓の外を見たら、しぶとく雨が降っています。
しかし、西の空は明るい。
8時半にホテルをチェックアウトするときは、まだしびしび降っていた雨もディズニーランドを通過する頃には、すっかり晴れてきました。



その後、レインボーブリッジを渡って、高層ビルの中に飲み込まれるように車が進みます。





上野動物園に到着したときは、千葉の雨をすっかり忘れさせてくれるような美しい空が広がっていました。
晴れた分、冷える朝の空気の中で上野動物園の動物をビデオカメラで撮影。



上野動物園を出て、とりあえずは東京のホテルの駐車場に車を預けて、遅い昼食へ。
ホテルの周りの店が書いてある地図をもらって、まん○家という大阪風・神戸風お好み焼きの店に入りました。
ソースの味が、ちょっと甘かったな。



食後、あんずどんと夢さんと私は早めにホテルにチェックインさせてもらって、部屋でゆっくり。
覚悟はしていたが、ホテルヴィラフォンテーヌ上野の部屋は狭い。
すのーどんは、アメ横へ財布を買いに行きました。

晩ごはんを予約してある久兵衛の場所がわかりにくいらしく、ちょっと時間的に余裕を持ってホテルを出発。
徒町駅から新橋駅へ。
そこからもだいぶ歩いて、やっと店に到着したら、店の前に車が一台止まっています。
地元の人に文句を言われても、店の前から車を移動させようとしない男。
無視して店に入ったら、2階だと言われて狭いエレベーターに乗り込む。
2階に着いたら、靴を脱いで掘りごたつ風のカウンター席へ。



飲み物を注文。
夢さんと私は白のグラスワイン（1杯1200円）、そのあとに日本酒（2500円）
あんずどんは日本酒（2500円）
すのーどんはビール（800円）×2
「予約されているのとは別になりますが、子持ち昆布か鱈の白子はいかがですか？」
4人ともそれぞれ好みのものを注文（合計で3000円）

子持ち昆布
これほど子がたくさん付いている昆布は初めてで、美味しいでした。


なんにも美味しくなかった一品。


おまかせのにぎり12貫（1人10000円）
マグロ・ヒラメ・すみいか・車えび・赤貝・大トロ・かつお・車えびの頭と尻尾を焼いたもの・こはだ・塩とタレで食べるアナゴ・砂糖の入った卵焼き・4種類の細い細い巻き寿司
残念だが、軍艦巻きしたウニのにぎりの写真はボケていた。

まぐろ


ひらめ


板前さん


赤貝


大トロ


ニンニクと生姜の載ったカツオ


なんで関東の卵焼きは甘いのだ


周りを見回すと、玄人女を連れた男たちが座っている。
ここって、同伴出勤の前に立ち寄る店だったのか。

海老しんじょうの入ったお吸い物


最後に出てきたこれがひどかった。
インスタントの永谷園のまつたけのお吸い物のほうが、よほど美味い。
鮮度のいい食材を使用するだけのにぎり寿司で終わっていれば、久兵衛の印象もよかったかも知れません。
懐石料理を予約しなくて助かりましたよ。
ひどい料理を食べさせられるところでした。

久兵衛という店、大阪には1店しかないのがうなずけるし、ミシュランから星をもらえないのも理解できました。
料金のほかに消費税は仕方ないが、奉仕料5200円が付いてきたときは、何を奉仕してもらったかがよくわからなかった。
ジャケットを預かってもらったのが、食事中に靴を下駄箱に仕舞っておいてもらったのが、奉仕か？
4人で60060円を支払って、久兵衛というのは二度と足を運ばない店にしようと決まり。
実際に食べてみないと、こういう感想は言えないしね。