コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

ハエ VS コンブ

2005年11月15日 | 日記
ここ10日ほど、職場(事務所2F)の中で、毎日1匹のハエと格闘している。



敵(ハエ)は、陰険で、しつこく、明らかにコンブを馬鹿にしている。


2匹いたこともあったが、もう1匹は、浅はかな強欲野郎で、私のコーヒーの入った湯のみに身体ごと突っ込み、ご臨終と相成った。(チーン)


ところが、コイツは頭がよい。
絶対にそんなヘマはしない。
狙っているのは、私のオヤツ(みかん、お菓子)、それから私の隣に置いてある「加湿器のぬくもり」である。



毎日毎日、私の周り(主に顔周辺)にだけ、たかりやがる。
そして、仕事の集中力をことごとく消失させてくれている。

私が「マウスパッド」(凶器)を手に持った瞬間、部屋の隅っこに避難するのだ。
おそらく、椅子から立ち上がってまで、こちらに来るとは思っていないらしい・・・。
されど、殺意むき出しの私は、追いかけてマウスパッドを振りまくっている。(もちろん、誰もいないときね)
その形相は、おそらく般若の悪人面をはるかに超えているであろう・・・。


腹立たしいことに、ヤツは妙に動きがスローなのだ。
いまだに追いついたことがないので、私のほうがスローな動きみたい。
が、たまたま当たりそうになった瞬間だけ、めっちゃ素早い。
要するに、ヤツは、私よりちょっとだけ速く動いて、無駄なエネルギーを消費しないようにしているらしい・・・。



このように、来る日も来る日も、ハエVSコンブのバトルは繰り広げられている。
これにより、私の仕事のストレスは5割増しなのであった・・・。



・・・ところが、昨日、彼(彼女)のぬくぬく生活に、終止符が打たれるときがきた。
ゴミ箱の中に、みかんの皮を捨てていたら、それを求めて、ゴミ箱の中に入ったのだ!!!
「欲に目がくらんだな・・・。フッフッフ。」
すかさず、そこらへんにあったファイルでゴミ箱にをした。
そのゴミ箱を窓の外に持ってゆき、蓋を開け、ハエを放った。


ふぅ~~~、やっと開放されたぜ・・・。
働かずに金ばかり媚びてくる彼氏と、ようやく別れられて、やっと自由になれた、そんな気分・・・。(そんな経験ないけど)
それからは、ストレスも無く仕事がスムーズにできた。

今頃、ヤツは寒空の下、世間の厳しさを味わっているであろう・・・。



定時まぎわ、1Fの事務のお姉さんに書類を渡しに、階段を降りた。

「・・・!!!」

なんと、お姉さんに、一匹のハエがまとわりついているではないか!!!
お姉さんは、一生懸命、手で追い払おうとしている。

ワシ「そのハエ・・・・。」
お姉さん「さっきどっかから入ってきたんだよね~!まじウザイ!!



絶対ヤツだ・・・!!!


おそらく玄関の手前で待機し、客が入った隙に入り込んだのであろう。
頭のいいヤツならやりかねない。
そこまでするなんて・・・逆にその執念にリスペクト(尊敬)してしまう。

・・・・が、
「2Fには上がってくるなよ~~~~!!!」
と、ヤツを睨むコンブであった・・・。