走りのほうは想像以上の手応えで収穫も大きかったのですが、
実は走れるようにするまでにあれこれと工夫を凝らす必要がありました。
まず第一にモーターマウントへの取り付けですが、
当たり前のように540>380変換アダプター(4.5mm厚)を介して組み込んだところ
(注:アダプターとはネジサイズが違うので無加工では取り付けできません)
なんとピニオンギヤが満足に届きません。
シャフトの先端ギリギリにイモネジを留めてもスパーに半分しかかからない。
ということで主要モーターを引っ張り出してぜ~んぶ計測チェック^^;
なんとORCA380BLはシャフトの突き出し長さがマブチ540と同じ14mmしかないのです。
ではブラシ380がアダプターを挟んでもなぜ使えているのかというと、
16mmとどれよりも長く突き出しているからなんですね。
ちなみに手持ちの540BLをいくつか測ってみたところ、どれも15mmでした。
ダイレクトに取り付ければ、まあピニオンが振れずに固定できる突き出し量が確保できます。
そもそもおおよその電動カーはマブチ540ベースで設計されているでしょうから
これで届かないはずはないのですが、問題は固定方法です。
今回使用しているORCA380BLモーターには、元祖380と同じ16mm間隔のネジ穴に加えて、
19mm間隔のネジ穴も設けられています。
それがちょうど上に引っかかる位置にあったので、フランジビスを使ってなんとか固定できました。
まあ激突したらさすがにずれるでしょうけど、とりあえずは走れたのでよしとします。
ちなみに下2箇所でイケるんじゃね?
とやってみたのですが、どの位置で合わせてもモーターが下に飛び出してしまいます。
2.5mm厚シャシーですらもはみ出ており、ソフトTバーとかだったらもっと飛び出しちゃうので
さすがにNGですね。
(注:もとから下2点止め設計のモーターマウントでは普通に取り付けられると報告をいただきました。自分でも確認でき次第追加報告します)
さっそくこの製品で遊びたいという方は、使うマシンに付きそうか確認してくださいね~。