チャンプ原の走行ラインを見たときに、
「ああ~こう走るんだ・・」
と感銘しました。
自分好みにセッティングしたマシンだし散々走り込んだホームトラックなのに、
これまで最善だと思ってきたラインとは全く違ったのです。
それは、限られたパワーとグリップを最大限に生かした流れるような動きでした。
まずはもっとも違いが顕著だったコーナーパート1です。
YouTubeマルよチャンネルのチャンプ原動画二本立てで比較してもらうと分かりますが、
チャンプ原がパープルライン、オイラが通りたいのはイエローラインです。
インフィールド入り口の複合カーブ①に対するアプローチや考え方が全く違います。
ブレーキで減速するまでの外周はフルスロットルですから、
最高速区間が長いほど当然タイムは縮まります。
ブレーキング後、ステアリングを切っている距離も短いのでさらにタイムは短縮。
加えて原ラインは立ち上がりの角度が緩くなるので早くONにできて次への区間速度も速くなる。
次のコーナーへのアプローチにもゆとりが出るのでおつりも出にくい。
もうこのコーナーだけでもメチャンコ差が出てますよね!
ではそれが分かったところで、しかしオイラには出来ないのです。
このゆる~く切りながらのブレーキングって、絶妙な加減ができないと最悪はスピンしちゃいます。
だってその直前までは全開ですからねぇ・・^^;
そういうおっさん的ポテンシャルの限界もあって、
結局オイラは直線的に進入してきてハンドルを切る前に減速を終えるしかないと(T_T)
ちなみに、二人羽織動画でオイラが直線的なラインで進入してきたときにも、
チャンプ原はとっさに気付いて真っ直ぐブレーキングで対応しています。
「おお~っ!」の連発で感動しているのは、その神がかった臨機応変さに対するものなのです。
つーことで、
全日本や世界を目指している方は、ブレーキテクニックをめっちゃ磨いてね~。
世界チャンプラインを見られるのはこちら
【SUB ENG】世界チャンプ原篤志によるOF-01テストドライブ(ゴムタイヤ・ナロー仕様)
セコセコおっさんラインに神対応する原ブレーキング(1:26)が見られるのはこちら
【SUB ENG】世界チャンプ原 篤志と二人羽織でラジコンF1を操縦してみた
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