2月3日(土)、今回は、弘前市の「はるか夢球場」で、今日から開催された「冬の球場アート」の状況を紹介する予定だったのですが、暖冬で積雪が少なく、「スノーアート」が中止となってしまいました。(昨夜から今朝にかけて、若干の積雪があったので、規模を縮小して制作して見たそうですが、今一でした・・・。)
そこで、今回もまた2016年にタイムスリップして、ブログ開設前の登山をご紹介させて頂きたいと思います。
それでは、日本第2位と第3位の高峰、「北岳」と「間ノ岳」の縦走登山です。
■1日目(7月6日)
11時30分頃、南アルプス市営芦安駐車場に到着しました。
観光案内板です。
昼食後、バスで広河原に向かいます。
14時15分頃、広河原に到着しました。
北岳登山口に向けて歩き出します。
前方に、ゲートが見えて来ました。
そして、その左手下には「野呂川」が流れていて、
奥には「北岳」が見えていました。
続いて、「野呂川」に架かる吊り橋を渡ります。
橋を渡った先を右側に進むと・・・、
今夜お世話になる「広河原山荘」がありました。
(「広河原山荘」は、令和4年6月にリニューアルオープンしています。)
夕食は、こんな感じで・・・、
山小屋にしては、豪華絢爛(?)でした・・・。
■2日目(7月7日)
6時頃、山荘を出発して登山道を進みます。
今日の登山計画は、「大樺沢」沿いの登山道を進み、「右俣コース」に折れて稜線を目指し、「北岳」に登頂後、「北岳山荘」に宿泊する予定です。
最初の分岐ですが・・・、
真っ直ぐ進みます。
最初は、樹林帯を進みます。
やがて、「大樺沢」の沢沿いの道になります。
小さな沢を、渡ります。
「白根御池」への分岐にやって来ました。
アップです。
「二俣」へは、3時間だそうです。
(登山地図のコースタイムは、両方とも2時間チョットですが・・・?)
ここも、直進します。
こんな、注意書きの看板が現れました。
そして・・・、
沢沿いの登山道は、こんな感じで続きます。
やがて、6時50分頃、「大樺沢」の右岸に渡る橋が現れました。
橋を渡った先では・・・、
「ミヤマハナシノブ」が咲いていました。
続いて、
「クルマユリ」も、素敵な横顔を見せてくれました。
そして・・・、
「ニリンソウ」も咲いていました。
お花達から、少し元気を貰って進みます。
その後、8時前に「大樺沢」の左岸に渡る橋が現れました。
渡った先の小沢には、残雪がありました。
その近くでは・・・、
「タカネザクラ」が咲いていました。
ここだけ、季節の訪れが遅かった様ですね。
先に進むと、こちらでは・・・、
「ミヤマキンバイ」が、笑顔を見せてくれました。
やがて、進行方向が開け・・・、
「大樺沢」の雪渓が見えて来ました。
その雪渓の先は、「八本歯のコル」に続きます。
9時10分頃、開けた場所にやって来ました。
「大樺沢二俣」の分岐です。
近くでは、
「タカネグンナイフウロ」が咲いていました。
ここで、長めの休憩です。
気温が上がり、陽射しが強いので、少し「お疲れモード」になって来ました。
9時30分頃、稜線を目指して、
「右俣」コースを登り始めます。
途中で、可愛いお花に出会いました・・・。
「ミヤママンネングサ」です。
まるで、沢山の「お星様」の様ですね。
でも、そこからはこんな感じで・・・、
急登が続きます。
大分、ヘトヘトになって来ました・・・。
更に、こんな道が続きます。
11時20分頃、「草スベリ」コースとの合流付近が近付いて来た様です。
空が大きくなりました。
稜線が、大分近付いて来た様です。
ここは、最後の急登でしょうか・・・?
もう、ヘロヘロ、ヨロヨロです。
休憩を繰り返しながら進みます。
12時25分頃、やっと「草スベリ」コースの分岐に辿り着きました。
またもや休憩です。
そこから、東方向に山が見えました。
「鳳凰三山」です。
ググッとアップです。
地蔵岳の「オベリスク」が見えました。
カッコいいですね。
大分疲れましたが、先へ進みます。
「稜線」はまだかなぁ・・・。
道端で、お花が咲いていました。
「クロユリ」です。
標高が高いせいでしょうか、意外と遅くまで咲いているもんですね。
う〜ん!これが最後の登りであって欲しいっ!
ザレた急登を進みます。
13時頃、やっと「小太郎尾根」の分岐に到着しました。
尾根からの風景です。
「仙丈ヶ岳」の様です。
そして、こちらが・・・、
「甲斐駒ヶ岳」ですね。
いやいや、こんなに厳しい登りが続くとは・・・。
甘かったなぁ・・・・。
大分、計画の時間をオーバーしてしまいましたので、計画変更をせざるをえません。
今日は、「北岳肩の小屋」にお世話になって、明日「北岳」と「間ノ岳」に登る事にします。
13時10分頃、稜線を歩き出します。
前方に「北岳」が見えています。
道端で、小さなお花畑を見付けました。
ピンク色のポンポンは、「イワカガミ」。
薄いピンクのお花が集まっているのは、「タカネヤハズハハコ」。
白い鈴の様なお花は、「アオノツガザクラ」です。
元気を貰いました・・・。
おやっ!こちらにも分岐の標柱です。
そして、これから進む「北岳」への稜線です。
まだ、「肩の小屋」が見えませんね。
まさか・・・、
「稜線」の途中に「鎖場」があるとは・・・。
今度は、紫色のお花です。
「オヤマノエンドウ」の様ですね。
そして、やっと・・・、
「北岳ノ肩」の標柱が現れました・・・。
14時20分頃、「北岳肩の小屋」に到着しました。
背後には、「北岳」の岩峰が大きくそびえ立っていました・・・。
夕方、外に出ると・・・、
「ミヤマオダマキ」の花が、3,000mの稜線で健気に咲いていました。
明日は、長丁場になりますが、元気を貰った様な気がします・・・。
■3日目(7月8日)
4時30分過ぎ、小屋の外に出ると、こんな風景が待っていました。
雲海に浮かぶ「富士山」です。
ググッとアップです。
朝焼けのピンク色が、優し気で絶景ですね。
今日は、良い天気になりそうです。
4時40分頃、「北岳肩の小屋」を後にします。
前方には、どっしりとした「北岳」が見えています。
そして、偶然ですが・・・、左手側に日本第一位の「富士山」、右手側には第三位の「間ノ岳」が見え、三座そろい踏みになりました。
薄暗く、足元がおぼつかない中、岩場を登り続けます。
5時20分頃、前方に頂上が見えて来ました。
もう少しです・・・。
足元の岩場で、白い花が咲いていました。
「チョウノスケソウ」の様ですね。
5時30分頃、「北岳」山頂に登頂しました。
右手側の山には、「北岳」の影が映っていました・・・。
続いて、山頂からの「富士山」です。
見惚れてしまいますね・・・。
5時50分頃、まだまだ先が長いので、早々に「間ノ岳」を目指します。
途中の分岐です。
「間ノ岳」までは、2時間だそうです。
そこから少し下った先からの風景です。
これから歩く稜線が見えています。
手前には、赤い屋根の「北岳山荘」が見え、左奥に目指す「間ノ岳」が見えています。
ザレた岩場の急斜面が続くので、慎重に歩いています・・・。
7時過ぎ、「北岳山荘」前の分岐に到着しました。
「北岳山荘」です。
ここからも、「富士山」が綺麗に見えますね。
こんな光景が見られるのが、「南アルプス」の魅力なのかも知れません・・・。
少し先へ進み、後ろを振り返ると・・・、
「北岳」と、そこから歩いて来た道が見えました。
そして、行く手を見ると・・・、
荒涼とした風景が続いています。
8時頃、「北岳」と「間ノ岳」の中間にある、「中白根山」の山頂が見えて来ました。
ここは、先へ進みます。
少し進むと、白っぽい花が見えて来ました。
「キバナシャクナゲ」の様です。
稜線の片隅で、静かに咲いていました。
8時30分頃、またまた後ろを振り向くと・・・、
「北岳」の勇姿と、その奥に「甲斐駒ヶ岳」のピラミッドが見えていました。
そして、行く手には「間ノ岳」の頂上が見えて来ました。
もう少しです。
9時20分頃、やっと「間ノ岳」山頂に登頂です。
先ずは、山頂からの「富士山」です。
直ぐ近くの山の様に、大きく見えています。
そして、北方向です。
歩いて来た稜線の向こうに、「北岳」と「甲斐駒ヶ岳」が見えました。
続いて、北東方向です。
中央部に、「鳳凰三山」が峰を連ねています。
絶景を堪能していたい所ですが、9時35分頃、下山開始です。
10時40分頃、遠くに赤い屋根の「北岳山荘」が見えて来ました。
下山ルートは、「北岳」の右手側に延びる尾根を進みます。
11時20分過ぎ、「北岳山荘」下の巻道までやって来ました。
トラバース道を通って、「八本歯のコル」を目指します。
細い、足場の悪い道を、恐る恐る進みます。
そうそう、こんな木道や梯子が連続します。
こんな岩場にも、花が咲いていました。
小さくて可愛い、「ミヤマムラサキ」です。
まだまだ、足元の怖い木道が続きます。
手摺りがあっても、怖くて体重を掛けられません。
12時50分頃、「八本歯のコル」に到着しました。
ここから、急斜面の「左俣コース」を下って行きます。
足元が滑りそうで、慎重に下りて行きます。
13時30分過ぎ、途中の標柱です。
「広河原」まで3時間だそうです。
このペースでは、最終バスには間に合いませんね。
「大樺沢」の雪渓脇の登山道を下って行きます。
15時10分過ぎ、やっと「二俣」の分岐に到着しました。
最終バスには、当然間に合いそうも無いので、急遽「白根御池小屋」に向かう事にしました。
15時55分、「白根御池小屋」に到着しました。
入口では、受け付けを待つ登山客が並んでいました。
急遽でしたが、無事宿泊する事が出来ました・・・。
いや〜っ・・・、疲れました・・・。
■4日目(7月9日)
6時頃、小屋を出て樹林帯の登山道を下り、帰路に就きました・・・。
何故か、この日の写真が一枚もありませんでした。
余程、余裕が無かったんでしょうね・・・。(?)
そうそう、この山旅も、私にとっては思い出深いものとなりました。
稜線を歩く登山者を、「富士山」がずっと見守っていてくれている様で、それが「南アルプス」の魅力なのかも知れません。
「南アルプス」の百名山は、未だ登っていない山が沢山あり、何れも奥深い所が多いですね・・・。
今後、自分の体力やペースを考え、余裕のある計画で挑戦して行きたいと考えています。
そこで、今回もまた2016年にタイムスリップして、ブログ開設前の登山をご紹介させて頂きたいと思います。
それでは、日本第2位と第3位の高峰、「北岳」と「間ノ岳」の縦走登山です。
■1日目(7月6日)
11時30分頃、南アルプス市営芦安駐車場に到着しました。
観光案内板です。
昼食後、バスで広河原に向かいます。
14時15分頃、広河原に到着しました。
北岳登山口に向けて歩き出します。
前方に、ゲートが見えて来ました。
そして、その左手下には「野呂川」が流れていて、
奥には「北岳」が見えていました。
続いて、「野呂川」に架かる吊り橋を渡ります。
橋を渡った先を右側に進むと・・・、
今夜お世話になる「広河原山荘」がありました。
(「広河原山荘」は、令和4年6月にリニューアルオープンしています。)
夕食は、こんな感じで・・・、
山小屋にしては、豪華絢爛(?)でした・・・。
■2日目(7月7日)
6時頃、山荘を出発して登山道を進みます。
今日の登山計画は、「大樺沢」沿いの登山道を進み、「右俣コース」に折れて稜線を目指し、「北岳」に登頂後、「北岳山荘」に宿泊する予定です。
最初の分岐ですが・・・、
真っ直ぐ進みます。
最初は、樹林帯を進みます。
やがて、「大樺沢」の沢沿いの道になります。
小さな沢を、渡ります。
「白根御池」への分岐にやって来ました。
アップです。
「二俣」へは、3時間だそうです。
(登山地図のコースタイムは、両方とも2時間チョットですが・・・?)
ここも、直進します。
こんな、注意書きの看板が現れました。
そして・・・、
沢沿いの登山道は、こんな感じで続きます。
やがて、6時50分頃、「大樺沢」の右岸に渡る橋が現れました。
橋を渡った先では・・・、
「ミヤマハナシノブ」が咲いていました。
続いて、
「クルマユリ」も、素敵な横顔を見せてくれました。
そして・・・、
「ニリンソウ」も咲いていました。
お花達から、少し元気を貰って進みます。
その後、8時前に「大樺沢」の左岸に渡る橋が現れました。
渡った先の小沢には、残雪がありました。
その近くでは・・・、
「タカネザクラ」が咲いていました。
ここだけ、季節の訪れが遅かった様ですね。
先に進むと、こちらでは・・・、
「ミヤマキンバイ」が、笑顔を見せてくれました。
やがて、進行方向が開け・・・、
「大樺沢」の雪渓が見えて来ました。
その雪渓の先は、「八本歯のコル」に続きます。
9時10分頃、開けた場所にやって来ました。
「大樺沢二俣」の分岐です。
近くでは、
「タカネグンナイフウロ」が咲いていました。
ここで、長めの休憩です。
気温が上がり、陽射しが強いので、少し「お疲れモード」になって来ました。
9時30分頃、稜線を目指して、
「右俣」コースを登り始めます。
途中で、可愛いお花に出会いました・・・。
「ミヤママンネングサ」です。
まるで、沢山の「お星様」の様ですね。
でも、そこからはこんな感じで・・・、
急登が続きます。
大分、ヘトヘトになって来ました・・・。
更に、こんな道が続きます。
11時20分頃、「草スベリ」コースとの合流付近が近付いて来た様です。
空が大きくなりました。
稜線が、大分近付いて来た様です。
ここは、最後の急登でしょうか・・・?
もう、ヘロヘロ、ヨロヨロです。
休憩を繰り返しながら進みます。
12時25分頃、やっと「草スベリ」コースの分岐に辿り着きました。
またもや休憩です。
そこから、東方向に山が見えました。
「鳳凰三山」です。
ググッとアップです。
地蔵岳の「オベリスク」が見えました。
カッコいいですね。
大分疲れましたが、先へ進みます。
「稜線」はまだかなぁ・・・。
道端で、お花が咲いていました。
「クロユリ」です。
標高が高いせいでしょうか、意外と遅くまで咲いているもんですね。
う〜ん!これが最後の登りであって欲しいっ!
ザレた急登を進みます。
13時頃、やっと「小太郎尾根」の分岐に到着しました。
尾根からの風景です。
「仙丈ヶ岳」の様です。
そして、こちらが・・・、
「甲斐駒ヶ岳」ですね。
いやいや、こんなに厳しい登りが続くとは・・・。
甘かったなぁ・・・・。
大分、計画の時間をオーバーしてしまいましたので、計画変更をせざるをえません。
今日は、「北岳肩の小屋」にお世話になって、明日「北岳」と「間ノ岳」に登る事にします。
13時10分頃、稜線を歩き出します。
前方に「北岳」が見えています。
道端で、小さなお花畑を見付けました。
ピンク色のポンポンは、「イワカガミ」。
薄いピンクのお花が集まっているのは、「タカネヤハズハハコ」。
白い鈴の様なお花は、「アオノツガザクラ」です。
元気を貰いました・・・。
おやっ!こちらにも分岐の標柱です。
そして、これから進む「北岳」への稜線です。
まだ、「肩の小屋」が見えませんね。
まさか・・・、
「稜線」の途中に「鎖場」があるとは・・・。
今度は、紫色のお花です。
「オヤマノエンドウ」の様ですね。
そして、やっと・・・、
「北岳ノ肩」の標柱が現れました・・・。
14時20分頃、「北岳肩の小屋」に到着しました。
背後には、「北岳」の岩峰が大きくそびえ立っていました・・・。
夕方、外に出ると・・・、
「ミヤマオダマキ」の花が、3,000mの稜線で健気に咲いていました。
明日は、長丁場になりますが、元気を貰った様な気がします・・・。
■3日目(7月8日)
4時30分過ぎ、小屋の外に出ると、こんな風景が待っていました。
雲海に浮かぶ「富士山」です。
ググッとアップです。
朝焼けのピンク色が、優し気で絶景ですね。
今日は、良い天気になりそうです。
4時40分頃、「北岳肩の小屋」を後にします。
前方には、どっしりとした「北岳」が見えています。
そして、偶然ですが・・・、左手側に日本第一位の「富士山」、右手側には第三位の「間ノ岳」が見え、三座そろい踏みになりました。
薄暗く、足元がおぼつかない中、岩場を登り続けます。
5時20分頃、前方に頂上が見えて来ました。
もう少しです・・・。
足元の岩場で、白い花が咲いていました。
「チョウノスケソウ」の様ですね。
5時30分頃、「北岳」山頂に登頂しました。
右手側の山には、「北岳」の影が映っていました・・・。
続いて、山頂からの「富士山」です。
見惚れてしまいますね・・・。
5時50分頃、まだまだ先が長いので、早々に「間ノ岳」を目指します。
途中の分岐です。
「間ノ岳」までは、2時間だそうです。
そこから少し下った先からの風景です。
これから歩く稜線が見えています。
手前には、赤い屋根の「北岳山荘」が見え、左奥に目指す「間ノ岳」が見えています。
ザレた岩場の急斜面が続くので、慎重に歩いています・・・。
7時過ぎ、「北岳山荘」前の分岐に到着しました。
「北岳山荘」です。
ここからも、「富士山」が綺麗に見えますね。
こんな光景が見られるのが、「南アルプス」の魅力なのかも知れません・・・。
少し先へ進み、後ろを振り返ると・・・、
「北岳」と、そこから歩いて来た道が見えました。
そして、行く手を見ると・・・、
荒涼とした風景が続いています。
8時頃、「北岳」と「間ノ岳」の中間にある、「中白根山」の山頂が見えて来ました。
ここは、先へ進みます。
少し進むと、白っぽい花が見えて来ました。
「キバナシャクナゲ」の様です。
稜線の片隅で、静かに咲いていました。
8時30分頃、またまた後ろを振り向くと・・・、
「北岳」の勇姿と、その奥に「甲斐駒ヶ岳」のピラミッドが見えていました。
そして、行く手には「間ノ岳」の頂上が見えて来ました。
もう少しです。
9時20分頃、やっと「間ノ岳」山頂に登頂です。
先ずは、山頂からの「富士山」です。
直ぐ近くの山の様に、大きく見えています。
そして、北方向です。
歩いて来た稜線の向こうに、「北岳」と「甲斐駒ヶ岳」が見えました。
続いて、北東方向です。
中央部に、「鳳凰三山」が峰を連ねています。
絶景を堪能していたい所ですが、9時35分頃、下山開始です。
10時40分頃、遠くに赤い屋根の「北岳山荘」が見えて来ました。
下山ルートは、「北岳」の右手側に延びる尾根を進みます。
11時20分過ぎ、「北岳山荘」下の巻道までやって来ました。
トラバース道を通って、「八本歯のコル」を目指します。
細い、足場の悪い道を、恐る恐る進みます。
そうそう、こんな木道や梯子が連続します。
こんな岩場にも、花が咲いていました。
小さくて可愛い、「ミヤマムラサキ」です。
まだまだ、足元の怖い木道が続きます。
手摺りがあっても、怖くて体重を掛けられません。
12時50分頃、「八本歯のコル」に到着しました。
ここから、急斜面の「左俣コース」を下って行きます。
足元が滑りそうで、慎重に下りて行きます。
13時30分過ぎ、途中の標柱です。
「広河原」まで3時間だそうです。
このペースでは、最終バスには間に合いませんね。
「大樺沢」の雪渓脇の登山道を下って行きます。
15時10分過ぎ、やっと「二俣」の分岐に到着しました。
最終バスには、当然間に合いそうも無いので、急遽「白根御池小屋」に向かう事にしました。
15時55分、「白根御池小屋」に到着しました。
入口では、受け付けを待つ登山客が並んでいました。
急遽でしたが、無事宿泊する事が出来ました・・・。
いや〜っ・・・、疲れました・・・。
■4日目(7月9日)
6時頃、小屋を出て樹林帯の登山道を下り、帰路に就きました・・・。
何故か、この日の写真が一枚もありませんでした。
余程、余裕が無かったんでしょうね・・・。(?)
そうそう、この山旅も、私にとっては思い出深いものとなりました。
稜線を歩く登山者を、「富士山」がずっと見守っていてくれている様で、それが「南アルプス」の魅力なのかも知れません。
「南アルプス」の百名山は、未だ登っていない山が沢山あり、何れも奥深い所が多いですね・・・。
今後、自分の体力やペースを考え、余裕のある計画で挑戦して行きたいと考えています。