じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

「大鰐温泉もやし列車」に、乗って見たよ~っ!

2019年01月22日 | 祭り・イベント・行事
久々の投稿です。

最近は、朝晩が寒く、日中は曇り空に時折晴れ間が覗く程度で、降雪量も少なく、比較的穏やかな冬の天気が続いていましたが、昨日は、久々に雪が降り積もり、弘前市の積雪は71cmにもなったそうです。

そのため、昨日・今日と、除雪車が寄せた雪の後片付けで、もう、かなりのお疲れモードです・・・。

そうそう、実は、このところ目立ったイベント等も無く、ブログの「ネタ」が見付けられず、家に閉じこもりの状態が続いていました・・・。

唯一外出したのが、以前勤務していた職場の「OB懇親会」でした。

十数年振りで、先輩方や後輩と顔合わせが出来、「昔話」に花が咲いて、楽しい一時を過ごす事が出来ました・・・。
懇親の機会を設定して下さった関係者の方々や、幹事さんにお礼申し上げます・・・。

さてさて、本題です。

「大鰐温泉もやし列車」なるものが、弘南鉄道大鰐線で運行されているとの事で、チョット出掛けて来ました・・・。

列車は、大鰐駅10:30発の中央弘前駅行きです。
そして、この列車が折り返し、中央弘前駅11:30発の大鰐駅行「もやし列車」となります。

今回は、弘前学院大前駅から乗車し、中央弘前駅から同じ列車で折り返して来ました・・・。

弘前学院大前駅です。

「コープあおもり 西弘店」に併設された無人駅です。
待合用の椅子が設置されているだけで、乗車券の販売機等も見当たりませんでしたので、チョット不安になりました・・・。

ホームへは、線路を渡ります。


列車が来ました・・・。

2両編成の列車が到着しましたが・・・・

おやっ!「もやし列車」のプレートらしきものは付いていませんねっ。
通常の列車の様です。

列車に乗り込むと、いましたいました、「もやし販売員」です・・・。

コックさんの様な帽子を被っていますが・・・、コックさんではありません。
帽子は、「藁」で束ねた「もやし」をイメージしている様です。
アップです。

可愛いですよねっ。

さて、中央弘前駅到着です。


折り返しの出発まで、30分以上ありますので、休憩です。
「もやし販売員」の方々も休憩中です。

このお二人は、「プロジェクトおおわに事業組合」の従業員の方々だそうです。

そう言えば、2両編成の列車ですが、どうもトイレが付いていない様です。
トイレの近い年寄の私だったら、長い時間乗れませんねっ。特に冬場は・・・。

さてさて、折り返しの列車の出発時間が近付きました・・・。

運転席側側面の標示です。


発車前のホームで、「もやし」を買い求める方もいましたよっ・・・。

ご年配の奥様方には人気がある様ですが・・・。乗客がまばらなので・・・、チョット心配です。
そうそう、勿論、私も買いましたよっ。

「もやし」は、背負い籠と、

竹かごに入れて販売していました・・・。

この竹かごは、「リンゴもぎ」の際に良く使われた、津軽では「手かご」と呼ばれるものです・・・。
最近は、プラスチック製の物に代わってしまった様ですが・・・。

ではでは、「大鰐温泉もやし」ですが・・・。

こんなに長いんです。

根っこを除いても、30センチ以上あります。
一束300グラム入りで、350円です。
名称表示は、こんな感じです。

少しアップです。

「伝承350年 北国・青森 幻の伝統野菜」と書かれています。

昔は、「もやし」と言えばこの「もやし」を食べていましたが・・・。
最近は、数軒だけの栽培に激減したそうです。
そのため、地元のスーパーでは見掛けません・・・。

また、その栽培方法も、後継者以外は「秘伝」で、「一切口外を禁ず」だった様です。

そこで、大鰐町が後継者の確保に乗り出したそうですが、「基本的な技術」が明らかになっただけで、今以って細部は「後継者のみの秘伝」だそうです。

色々な料理に使えますので、機会がありましたら、皆さんも是非味わって頂ければと思います・・・。


ちなみに、この「もやし列車」(もやしの車内販売)は、3月下旬まで、毎週 月・火曜日の同じ時間帯で運行されるそうです。