Speedy’s Bouldering news

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グラン・ブルー

2008-03-31 17:08:38 | my life


今日はOFF雨はあがり夕方から太陽がでてる
最近は何だか心身ともにハードな日がつづいていたので
夕方から好きな映画を観てゆっくり過ごしてる

大好きな映画 「グランブルー」が又観たくなったのもあるしね、特に疲れた時や
自分を見つめなおす時に良く観てる
だからもう何度もみてます(笑

この映画は道具を使わずに潜水記録を競うフリー・ダイビング(素潜り)で100メートルを
人類で初めて超えた男、ジャック・マイヨールがモデルの話

監督は「レオン」等を手がけたリック・べッソン
青い海の映像も素晴らしく本当に美しい映画だ。

フリーダイビングも道具を使わない己の肉体だけで潜る
そいった意味でフリークライミングと良く似ている

自分の肉体の限界を引き出して自然と一体になる所がね
上に登るか下へ潜るかの違い

しかし、フリーダイビングは浮上中ブラックアウトと呼ばれる低酸素になり命を落としかねない
生死を賭けた記録への挑戦になる。

ジャックは100メートルを超える人類初の記録をうちたてたのが49歳の時
さらに55歳の時に自らの記録を更新している

ジャックはダイビング中に脈拍が落ちて血液が脳のほうに集中する
これはイルカとかクジラにしか見られない症状らしい。

いずれにせよ人間の能力は強靭な意志により超人的な体へと変化して
行く事が可能のかも知れないね。

記録に挑戦するとき彼は何を思い何を考えているのか
深く潜って行くにつれて太陽の光は届かなくなって行くんだろうし、想像を絶する
水圧が体にかかってくる、水深100メーターに到達した時の世界ってどんなんだろう

自分はこう思う
そこの世界はきっとジャック・マイヨールにとっては素晴らしい癒しの場所なのかも知れないって
真っ暗で静寂で心穏やかになる場所のような気がする。

こんなセリフがある、ジャックの彼女が海底ってどんな感じなの?との問いに
ジャックはこう彼女に答える

「海底はつらい、なぜなら上がってくる理由が見つからないから・・・」

こんなセリフがあるのは監督のリック・べッソンが彼を理解していたからだと
自分は思うし、本当に彼はこの深海に癒しを求めていたからだろう。

この映画はフリーダイビングの他にも友情や彼の恋愛も描かれている

特に俺の好きなシーンはイルカとの触れ合いのシーンかな

イルカ良いな~自分も触れてみたいし一緒に遊びたい!
シーパラダイスで触らせてくれるらしいから行ってこようかな・・

でも水族館にい入れられているイルカは可愛そうに思えてしまうね
広い海を自由に泳いでいる方が彼らは幸せだろうに・・

本当にイルカの事を思うならジャックのように海に放つ方が良いかもね。

49歳で100メートルを人類初素潜りで超えたジャック・マイヨール
自分もまだまだ彼のように進化しつづけたい・・
しかし、限界の挑戦には孤独がつきまとうのかも知れないね。

晩年彼はうつ病にかかり2001年12月23日自らの命をたった
俺そのニュースが流れた時悲しかったと同時に何だか理解できたんだ。



以下 グランブルー より



人魚と暮らすにはどうしたら良いのか

まず深い海に潜るんだ

深すぎてブルーは消え、青空も思い出となる

海底の静けさの中でじっと沈黙して

人魚のために死んでもいいと決意すると

人魚たちがその愛を確かめに近づいてくる

その愛が真実で 純粋で 人魚の意にかなえば

僕を永遠に連れていく・・・・


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AB