お参りされる方の中には宿命と運命を同じものとお考えの方がおいでのようです。このように運が悪いのは生まれた時からだから仕方がないという方がおいでになります。いくら頑張ってもしようがないと諦める方もおいでになります。
完全に宿命と運命を同じように考えているわけです。そこで私は宿命は生まれ育った環境だから変えることはできないが、運命は自分の努力で変えられるものであるので、運命と思って諦めてはいけないことを話します。
宿命ももともと自分が選んでその家の子供になったのですから、自分に責任があります。修験道では母親の体内に宿る前には母親と霊的に相談して納得のもとに親として選んでこの世に生まれています。貴方の 霊が修行のために両親を選んだわけです。
その両親の下で修行を積み来世に行くときにはより良い状態で展開に行き展開でまた修行してまた新しい両親のもとに子供として生まれまた修行するようになっています。このようにして現世の時代をより良くしていくのがこの世とあの世との因果関係です。
現世で自分が努力すればするほど自分の運命を向上することになるのです。いかに運命を向上するかがあなたに与えられたこの世の試練です。 プラス思考で物事に当たれば必ず運命は良くすることができます。 運命だとあきらめないでください。運命は変えられます。
