26日早朝、99歳の義父の弟が91歳で大往生しました。
自分に男の子がいないこの叔父は、本家の長男である夫やその嫁の私を
ずいぶん可愛がってくれました。
ことに我が家に長男が生まれ、育つにつれ商売に行く車の傍らに
いつも乗せ、子守をかって出てくれました(^_-)-☆
帰りには「お姉ちゃんの分も…」という息子の言葉に3人分のお菓子を持たせて
送り届けてくれました。
6人家族で着物の仕立ての手仕事をしていた私は、この叔父の子守に
ずいぶん助けてもらいました<(_ _)>
式場に行く前、家の座敷で眠る仏に、義父が介護タクシーに乗せてもらい
弟にお別れに来ることが出来ました。
居合わせた親族の男の人たちが、みんなで車いすを座敷まで抱え上げて
くれました。
6人兄弟だったのに一人残ってしまった…と呟いてお別れをしていました。
いま着ている普段着でいいよ~と言ったのに、ちゃんと着替えて
おしゃれな格好でやってきた99歳に感服しました(*^_^*)
親族だけで送る親族葬でしたが、甥や姪がたくさんでとても賑やかでした。
いろんな思い出や想いのある人の死に、仮通夜、通夜、告別式と
精一杯勤めたいという思いで過ごしました。
出棺の際にこの家の8歳の曾孫の女の子が、折り紙で折った蓮の花を
入れてあげました。生花に覆われた棺に、色紙の鮮やかな蓮がきれいでした。
可愛がっていた曾孫の折った蓮の台に乗って往生したことでしょう。
写真の折り紙はネットからお借りしました<m(__)m>
そっと誰にも知られずに逝きたいけれど死後のことは残った人が考えることだからね~~思い通りにはゆかないのでしょうね。
折り紙の蓮の花、いいですね~
一番近しいみなさんに送られて、叔父様もご長寿を全うなさったのですね。
ご親族さまだけでもこんなにくさん来て下さるのだから、やはり生前の絆が堅かったのですね。すばらしい・・・
折り紙で蓮の花って、8歳の曾孫さま、優しいのね。
お洒落な賑やかな世話好きの…とにかく人に頼りにされる人でした。
自分の死に引き付けて考える年…本当にそうだと思います。
潔く死ぬのも難しいことです( 一一)
折り紙の蓮…けっこう細かい仕事です。見ているだけでイライラしてしまいそうな私です(^_-)-☆