赤い椅子

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秋の1日

2012-09-26 21:39:00 | ノンジャンル
100歳のお祝いを思わぬ人人から頂いたので、内祝いを買いに出かけた。
どうせなら、大阪市立美術館でやっている「紅型」展を見たいので、天王寺へ!

30℃はありそうな日差しだが、風が心地よい秋風だ(^_-)-☆

天王寺公園の外巡りの道を歩くと、フェルメールの小道との表示があった。
なんでやネン!と思いながらも静かな雰囲気を楽しみながら、
少し葉の色が秋めいてきた木々を見上げて歩く。




紅型は、琉球王朝の時代に沖縄で生まれ、王族や士族など一部の人のみが
用いることができた衣裳だったそうです。
鮮やかな色彩は天然の染料、中国渡来の顔料などによって
染められていますが、型紙によって防染した型染めと、
フリーハンドによる筒描きの2種類からなり、日本や中国などとの
交易を通して生み出された多彩なモチーフが表されている。
明治維新後の廃藩置県により王国が崩壊すると、紅型制作の機会も減り、
衣裳の多くは沖縄を離れ本土のコレクターや研究者の手に渡りましたが、
いままたみんなの努力で保存継承されているようです。

鮮やかな色彩の大きな模様の染め物…という印象がきつかったのですが、
展示された中には、いまの私が小紋の着物として着てみたいような、細かい
繊細な色合いの模様があり認識を新たにしました。

30分の紅型のビデオを見ました。糊にはもち米や米ぬかを混ぜて使うとか、
型紙を貫く時の台には、木綿豆腐を乾燥させ油を何回も塗って固めたものを
使うとか、染料の藍には、藍に元気を与えるために水あめを加えるとか、
筆には、やんばる竹に若い女性のまっすぐな髪の毛を詰めたものを使うとか…
いろんなビックリするようなことを見て知りました。
昔から受け継がれて、今もなおそれが一番良いのでそうしたものや知恵が
伝えられているのでしょう。
先人の知恵、自然から与えられるものの大切さを教えられた気がします。

美術館の横のレストラン、建物の雰囲気につられて入ってみました(^_-)-☆



店内はイメージどおりでしたが、お味のほうは…(;一_一)

公園内から日本一高いビルになる(地上300M)という阿倍野ハルカスが
見えました。青空の中になかなか立派でしたが…(^_-)-☆


携帯の画像でうまくいかなかったのでネットからお借りしました。

秋のぶらぶら歩きの様子をちょっとお伝え…(^_-)-☆


コメント (3)
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