赤い椅子

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地蔵盆

2006-08-24 18:35:42 | ノンジャンル
家の近くの辻にお地蔵様が有り、昨日今日と提灯が賑やかに飾られ、お供え物もいっぱいだった。
子どもの名前の提灯が飾られ、子どものお祭りだそうだ。
お供えも駄菓子類やジュースが多く、地域の各家庭の子どもにお下がりが配られるらしい。

何も知らないのでネットのお世話になって検索をしてみたところ…

…地蔵盆は八月の二十二~二十四日頃、二日間にわたって行われる。二十四日は地蔵菩薩の縁日である。昔は地蔵祭とか地蔵会などと呼ばれていたそうだが、いつしか盂蘭盆になぞらえて地蔵盆と呼ばれるようになった。

 地蔵盆とは、子どもの守り佛として古くから信仰されていました。
お地蔵さんは民間の信仰の神様でしたが、仏教に属する地蔵菩薩であったようです。
この地蔵菩薩はお釈迦様が入滅してから未来仏の弥勒菩薩がこの世に現れるまで、人間界のみにあらず地獄・飢餓・修羅・畜生・天といった六道すべてにおもむき、人々を救済しました。

平安時代以降に阿弥陀信仰と結びつき、地蔵信仰が民間に広がり、道祖神と同じように村を守る役割も果たすようになります。
そして、地獄の鬼から子供を救うとして子供の守護神ともなり、現在にいたっています。

そこから全国に地蔵菩薩が広がり、それぞれの道端にも石地蔵が見られるようになったのです。しかし地蔵盆のように盛大にお祭りするところはおもに関西周辺に限られています。

地蔵盆は、なぜ関東に定着しなかったのでしょう。
それは、地蔵信仰の歴史のちがいによるもののようです。
京都では室町時代に地蔵盆が大流行しましたが、東京では江戸時代になって、やっとお地蔵さんが作られたのです。
その上、江戸にはお稲荷さん信仰が盛んだったのです。 …

などなどいろんなことが分かりました。

近所のお地蔵様の写真です。



本尊は幕の中で見えませんが、前の段ボール箱はお菓子のお供えです。



昔はこの提灯の下で盆踊りもあったそうだが…
コメント (9)
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