アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『とめはねっ!』第二巻~第三巻

2008-11-17 | 読書

「えっ? 本当に書き順違うんですか?
私、いつも横の線から書いてましたよ。」

「アンタが字が下手な理由がよーくわかった。
つまり、書き順なんてだいたいでいいやって大雑把な性格だったからよね。」


5人で五画の「母」という字を書く団体戦。

「……すごい。
部長さんの妹さんは悪くない。
--ってか、えらいっ!」
「だって書道で負けて、こんなにくやしがってるなんて…
真剣にやってる証拠です!」


柔道と勘違いして「先鋒・次鋒・中堅・副将・大将ですね。」と言ってしまう望月さんのテンションに爆笑。
「母」の一画めが自分の得意な、唯一まともに書ける「一」だと思っていたのね(笑)

第二巻は駅前でのパフォーマンスがメインです。
そもそもこの作品は第一巻第1話の冒頭でいきなりジャニーズ(TOKIO)の歌詞の揮毫でしたが、V6はともかくピンクレディーは全く予測不能なネタでした。ピンクレディー、私が小学生の時に解散(?)しました。
ここで縁が帰国子女であるという設定が活きてます。
「闘い」と聞いて熱くなってしまう望月さんも面白すぎます(笑)
そして第一巻同様きっちり「エロい」です。主に太ももです(笑)
日野ちゃんのメイドコスプレがおいしいです。
第一巻でブラチラとパンチラをおさえ、第二巻では水着と入浴シーンです。

「自分の」筆を買いに行く縁と望月さん。

文化部はね、普段動きませんよ。
私も高校時代、美術部の先輩も先生も「描け」とは言わなかったし私も後輩に描けとは言いませんでした。
やる時だけやってくれればいいんです(笑)
大学の美術研究会の合宿も千葉の民宿に泊まりに行っただけ。

合宿中の三浦先生の指導が素晴らしい第三巻です。

「大丈夫です。私、三角、書く気ありますよ!
だって、コレは[ハネ]や[はらい]を書くためのトレーニングなんでしょう?」


砂の城、プラモデル、お絵描き、そして書道の集中力の違いと共通点とは?
縁がどんどん自分より巧くなっていき、競争心むき出しの望月さん。基本的に書道を「闘い」と思ってる望月さんが笑えます。
恋どころではありません。
書道なのにスポコンになってしまう合宿(笑)
お風呂で小学生のように百まで数える日野ちゃん。
書の「コーシエン(甲子園)」を知らない縁。
「あっ、確か『まんが甲子園』ってなかったっけ?」
「あー、なんか、あるなー、そういうの。
なんでもかんでも"甲子園"ってつけるのな」


縁にとって美形の勅使河原とライバルかと思いきや、望月さんにもライバルが現れます。
宮田麻衣、「フツーの女子高生」なので望月さんは手加減してあげましょう(笑)
犬のピースが可愛いです。
今後、望月さんが柔道に対してどう自分の中で決着をつけるかも注目しています。
「柔道より書道の方が面白い」ではひねりがないです。

[書道]と[ラブコメ]と[スポコン]がこんなにも美しく混ざり合うなんて。
--書道監修 武田双雲




私の落款。彫ってくれたのは上海の中国人です。

第四巻11/25発売です。

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