昨夜は大阪でも結構降っていたようですが
九州、熊本鹿児島方面での大雨のニュースを聞くと
何時も25,6の頃、ソロツーリングで行った時の事を
思い出します。
この時も大雨で、高千穂辺りでひどい目に遭いましたが
後で熊本市内で死者が出るほどだったと聞き
驚かされました。
四国も愛媛大洲方面や、高知安芸方面も
又、ひどい雨になっている様で
皆さん十分にご注意ください。
(元のくせに無力なオヤジですm(__)m)
さて、加工の続きです。
この「揺り椅子A-3」とした加工図の分ですが
見るからに面倒臭そうなのは、一番上の
「舟木」とした部材ですよね・・・?
この部材、本来はたしか「弓木」って言うんじゃなかったかと
思うのですが・・・?(今頃、思い出したような??)
寺社建築の部材に「舟木」ってのが有るので
乗っかっときました(舟だけに・・・?)
と、いきなりいい加減ですが、多分、「弓木」が
正しかったと思います。
確か、本家の欧米では「ボーウッド」??って
呼ぶ??って、言ってた様な?言ってない様な?
まッ、そんなこんなで、図面中には「舟木」と書きましたが
文中では「弓木」と呼称しますので宜しくm(__)m
(手、抜かんと、図面直しとけよ!)
と何時もの言い訳をした上に、ややこしいその
「弓木」は後回しにして、他の部材から片付けますが
見ての通りで、昨日の座板等の部材と変わらず
長さ切りと、それに伴う斜め切り程度で
部材は完成で、後は点線で示した他の部材との
接合位置を鉛筆等で薄く墨付けするのと
下穴が開けられる部材にはコーススレッド用の
下穴を開けて置けばOKです。
で、弓木ですが
これも特異な形ですから昨日の「肘掛」同様に
治具を作って置きたいのですが肘掛と違って
物自体が大きいので、厚紙でと言う訳には行きません
わざわざベニヤ板を用意しなければならない大きさです
(長いだけですけど、3x6から140mmだけ切り出してくださいm(__)m)
そこへ、図面の様に2610とか2700とかのRを描くわけですが
その為の場所を確保するのが、なかなか大変ですよね?
(全然大変じゃない人も居る?)
そこで、親切で優しいオヤジは考えました。
「図面を分割すれば良いじゃないか!」
(大層に言うな!前にもやってるだろ!)
と言う事で、これが弓木の原寸図、縮尺が1/1の分割図になります。
これを、先のベニヤ板の上に順に並べて
実線のラインをカーボン紙等で写し取るか
若しくは、この原寸を二セットプリントしておいて
2x6の上に直接並べてセロテープ等で固定してから
実線部分を、カッターナイフで切って行くことで
下の木材に墨を付けていく、以前に紹介したと思いますが?
(してないかも?探しときます)
職人さんのやる「毛引き」のナンチャッテ版です。
この時、点線で描いてある他部材の取り付き位置も
写し取って置いて下さい。
こちらの方は木材の木刃に届くまで線を伸ばしてあるので
木刃に印を付けて置いて、角度定規や差金で後から
鉛筆等で墨付けして頂ければ良いかと思います。
それと、念のため基準になるセンターの線
⑥と番号を打ってある縦線(部材を横断している線)
だけでも写し取っておくと万が一の時に重宝します。
てな具合に必要な情報を写し取ったら
原寸図を剥がして、加工です。
この大きさのRなら丸鋸でもかなりな所まで
切落せるとは思いますが(出丸は特に)
やはりR加工にはジグソーの方が向いていると思います。
(絶対的に!)
で、荒切りしたら、鉋とノミを駆使して
Rを整えますが、以前にも書いたように
Rの頂点等で木目の流れが変わるので
鉋の当て方に注意して下さい。
・・・?少し木刃が斜めになる様に鉋掛け
する方が良い様に思うのですが・・・?
その辺りは、次週、組み立ての際にと言う事で
今週はここまでです。
昨日は、私のミスのせいで、多数の閲覧を頂いたようで
失礼しましたm(__)m有難う御座いましたm(__)m
来週も宜しくお願いしますm(__)m
又、激しく降ってきています。
雨にも十分にご注意ください。
では失礼しますm(__)m