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 アンティーク の 夢咲き案内人

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ウィーン de イタリア料理@ ウィーン、オーストリア Vienna, Austria

2012年05月25日 | 店主のつぶやき@Europe



こちらは前回 4月の半ばにアメリカから遥々訪ねてきてくれた友達とウィーンへ行った時の画像です。。。

アメリカ人の友人とまず最初の夜に飛び込んだレストランが此処!(笑)<Trattoria Santo Stefano イタリアンレストラン>





パスタを頂き、私はカルボナーラ、彼女はミートソース。。。オーソドックスなメニューでお値段も割りとリーズナブルでした。。。

結構夜遅くまでやっていた記憶がありますので、ウィーンへの遅めの到着には便利です。。。







店内にはところ狭しとワインボトルが並べられています。。。

こうやって並べるだけでも素敵なインテリアになるんですねぇ。。。なるほど!!





友達が頼んだ赤ワイン。。。今夜はよ~く眠れそう??!!





私の頼んだ水はガスなし。。。美味しいお水です。。。





カルボナーラとミネストローネを頼んだのですが、このミネストローネが具沢山でとても美味しかったです。。。

細かく刻まれた野菜がしゃきしゃきしていて美味しかったです。。。







友達が頼んだミートソースのパスタは柔らかくて美味。。。

ごく普通の家庭のお母さんが作ったパスタ、なんていう感じですね。。。





結構夜遅くまでやっていて便利な立地です。。。

メインストリートからすぐ。。。ウィーンは食べ物が割りとリーズナブルで嬉しいですね!!!





Trattoria Santo Stefano
Dorotheergasse 3
1010 Vienna




ハプスブルグの家具の数々。。。王宮家具博物館 @ ウィーン、オーストリア Vienna, Austria

2012年05月25日 | 店主のつぶやき@Europe



昨日出かけていったウィーン、オーストリアの王宮家具博物館。。。

マリア・テレジア、マリー・アントワネット、エリザベート(シシィ)などのゆかりの品があり、大変楽しめました。。。

風水でも言われていることですが、家具には元の持ち主(使い手)の「気」が多く残っていると言います。。。

華やかさの中にどこか悲しみが潜んでいるような美しい家具が沢山ありました。。。





ウィーンのリングの外にありますので、U3の地下鉄が便利です。。。Zieglergasse駅で降りてすぐです。。。

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の命でそれまでウィーン市内をぐるりと囲んでいた城壁が撤去され、リングと呼ばれる環状線が作られ、

都市計画が行われました。。。





フランツ・ヨーゼフ1世は、毎日3時間ほどの睡眠で激務に当ったとのことで大変勤勉だったそうです。。。

前回ウィーンに来た時に、シェーンブルン宮殿へ行った時にもそのような説明を聞いたのですが「ハンガリーでは全く人気が無く

銅像なども壊された」という話とのギャップがかなりありました。。。





ハンガリー人のベテランツアーガイド、イレムさんに聞いた時も「彼が人気が無かったわけではない、共産党のしわざだよ・・・」

とのことでした。。。エリザベート皇妃のことを調べれば調べるほど、この妻を天使のように崇めたフランツ・ヨーゼフ1世の

優しさや慈悲深さも見えてきます。。。





放浪の旅を続けなかなかウィーンへ戻ってこないエリザベート皇妃を「天使のようなシシィ」と呼び、熱愛した皇帝。。。

シシィは今でこそウィーンの街のあちらこちらを飾る大輪の花のような存在ですが、当時はかなり不可思議な掴みどころの

無いかなり変わった女性という風に受け取られていたようです。。。





本来シシィの姉のヘレーネのお見合い相手だったはずのフランツ・ヨーゼフが一目ぼれをしたのは、その妹の15歳のシシィ

だったことから、この悲劇ともとれる物語が始まりました。。。





自由人だった父親の性格を受け継ぎのびのびと育ったシシィは、姑のゾフィー大公妃の厳格さに耐えられず、

生涯 様々な口実を作ってウィーンでの暮らしから逃避し続けました。。。

この姑のゾフィーはなんと、シシィの実の母の姉(伯母)だったのです。。。





一番印象に残った悲話は、シシィにとって一番最初の子供、娘のゾフィーが亡くなった時の話でした。。。

夫 フランツ・ヨーゼフの口添えの甲斐あって、姑ゾフィーの反対を押し切り、娘ふたりを連れてハンガリーへの長旅をした時、

娘ふたりともが酷い嘔吐と下痢に襲われ、急遽ウィーンに戻ったのだそうです。。。





次女は回復したものの、必死の看病もむなしく長女のゾフィーは命を落としてしまいました。。。

自分の不注意で娘を死なせてしまった哀しみのどん底へと突き落とされたシシィ。。。

そして、このような出来事がシシィとゾフィー大公妃との間にさらなる深い溝を作ってしまったのでは、と思います。。。





私も7歳のムスメがまだ赤ちゃんだった頃、嘔吐と下痢を繰り返した時に、夜中何度もナースへ電話をしアドバイスを

もらった時のことを思い出しました。。。「スポーツドリンクを大匙一杯づつ、10分置きに飲ませてください」というような

アドバイスで、赤ちゃんの脱水症状は大変危険な状態に短時間で陥り易いことを知りました。。。





華やかな歴史を持つハプスブルグのプリンセスの暮らしには、いくつもの悲しい物語が潜んでいたのです。。。





ほとんど性教育も受けずに興し入れした16歳のシシィが、その後拒食症になりかけたのも性に対しての不安が摂食障害に

繋がったのかもしれません。。。

子育てを自分ですることをほとんど許されない環境や、その後は長男の世継ぎであった皇太子ルドルフの死までも。。。

ルドルフの死は自殺となっていますが、多くの暗殺説もありました。。。





一度自らが選んだ道を、なんとか試行錯誤しながら必死で貫き生きた 芯の強い女性だったのだと思います。。。

フランツ・ヨーゼフ1世との婚約が決まった後に「貴方が皇帝でなければよかったのに・・・」というような詩を書き残していた

シシィ。。。





「ああ、 決して離れてはならなかったあの小道
あの道こそ 私を自由へと導いたはずなのに
ああ、虚栄という名の大通りへ足を踏みはずし
決して 自分の道を失ってはならなかったのに」

結婚式の前に書いたこの詩からも、彼女の心のざわめきが手に取るように分かりました。。。





Gustav Klimt グスタフ・クリムト @ ウィーン、オーストリア Vienna, Austria

2012年05月25日 | 店主のつぶやき@Europe



ウィーン、オーストリアの街を歩いていて、あちこちで目につくクリムト。。。

生誕150年を祝う展覧会がウィーンの美術館や博物館のあちこちで開かれているのです。。。





昨日の朝は、苦手な早起きをして(笑)、出掛けて行きました。。。

1階の会場で行われているクリムト展をなぜか見逃し、2階へ。。。

↓ ああ、やはりこの絵に呼ばれたのか・・・(笑)、まずはマリア・テレジア様にご挨拶しないといけません!(笑)





大変大きい絵で、マリア・テレジアの肌の白さが際立つような一枚です。。。

私が夢中で写真を何カットも撮っていると、「あれ、クリムト展は1階ですよ!」とさっき受け付けで問い合わせたお兄さんが

笑って声を掛けてくれました(笑)。。。さて、1階へ戻りましょう。。。





ハプスブルグ家の甲冑などもホールに沢山飾られていました。。。

甲冑の美しさに後ろ髪引かれながら、クリムト展へ。。。





こんな官能的で美しい肖像画。。。いいですね。。。

こちらがエミーリエ・フレーゲです。。。





生涯独身を貫いたというクリムトは沢山の絵画モデルたちと愛人関係になりました。。。

何人もの愛人との間に子供をももうけましたが、ウィーンのモードサロンのオーナー、

エミーリエ・フレーゲがクリムトの生涯の伴侶でした。。。





1918年、ウィーンで55歳で亡くなったクリムト、「エミーリエを呼んでくれ」という一言が彼の最後の言葉でした。。。





会場にはクリムトの沢山のデッサンも展示されていました。。。。





大変有名な作品「The Kiss (接吻)」にも見られるように、彼の黄金時代の作品には金箔が多用され、

豪華絢爛な雰囲気を醸し出していますが、シンプルな構図のデッサンを見て「この人は天才と呼ばれた努力家

だったのでは・・・」と思いました。。。





そして、そのシンプルなデッサンの中にも大変細かく、極めて精巧な描写が多くありました。。。





暗闇の中に、様々な表情が見え隠れしています。。。





生まれ故郷のウィーンで酷評され、パリで絶賛を浴びたクリムト。。。

現代美術への道を指し示した彼の作品の数々は、絵画の世界に革命をもたらしたと言えるでしょう。。。





今回会場にはクリムトの風景画がほとんど無かったのですが、彼は夏は必ず 愛人のエミーリエのアッター湖畔の別荘

で過ごしたと言われ、その湖畔で描かれた絵を一度目にした時は、とても印象に残りました。。。





静けさの中に、愛情や安らぎ、寂しさや哀しみなど、全てが混ざっているような絵で、きっと充実した時間を過ごしている時

に生まれた作品だったのでしょう。。。





当時タブーだった裸体、性模写、官能的、エロテックでスキャンダラスな絵画で、保守的なウィーンで批評の的になった

クリムト。。。クリムトの表現したかったものは、彼が生きている間にすべて表現されたのでしょうか。。。







会場には彼のデスマスクもありましたが、ウィーンの街のあちこちに飾られている、大きな猫を抱えている

目尻の下がった決して憎めないクリムトの笑顔が印象的でした。。。





Wein Museum Karlsplatz

1040 Vienna
Austria
01 50587470

<ウェブサイト>




↑ Klimt Yourself のソフトウェアーで遊んでみました!(笑)

前向きに可愛く年齢を重ねていきたい。。。 ~店主の漫画~

2012年05月25日 | 店主の漫画



↑もう早くアメリカに帰りたくて帰りたくて、仕方ないようです。。。





疲れちゃって、ホテルから出たくなかったようです。。。(もう年か・・・>旦那)





↑ ホテルの冷房がんがんに掛けて、ずっと室内で過ごす奴。。。

それに比べて・・・(笑)・・・、





師匠はいつも「エジプト行ってみたい」だの、色々な場所に興味深々。。。

それに師匠自身もとってもオサレ(お洒落)なのです!!





でも、パリでのモンサンミッシェルツアーが終わり・・・、





可愛そうに、師匠のキレイな爪が折れちゃって・・・、





でも、師匠ったら・・・、





↑ いちいち可愛いお師匠様~(笑)!!きゅんきゅん!!抱きしめたかった~!!(笑)。。。










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