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先日、ニューヨークへ行った時に「とても良いから 是非!」とすすめられて出掛けて行った美術館。。。
もともとは住居だったそうで・・・そのスケールの大きさ、分かりますか???
そう・・・こちらはかつて とある実業家のご自宅だった場所です。。。マンハッタンのアッパーイーストサイドにあります。。。
とにかく素晴らしい作品の数々を見て、美術館を出て来た時は夢心地。。。
素敵な作品を集めて下さってどうもありがとう!という気持ちになりました。。。鉄鋼で財を成したひとりの実業家
のコレクション・・・、本当に素晴らしいと思いました。。。
館内で見ることが出来た映画を観て、この1900年初期に相当な財をなした実業家が
以前の住まいのピッツバーグという場所を大変嫌っていた・・・というのが気にかかり調べてみたのですが 当時の
過酷な労働条件で働いていた人々との間で <数人の死者も出たストライキ>(1892年)が起こったことも一因
だったようです。。。
ストライキの後、同年の夏には暗殺騒動も起こり 2発の弾丸を受けても気丈にロシア人暗殺者に立ち向かった彼は、
"Don't shoot! Leave him to the law, but raise his head and let me see his face. (撃つな!法廷に突き出せ!
でも そいつの顔を見せろ!)" と、叫んだのだとか。。。
いつしかパートナーシップを結んでいたカーネギー氏とも不仲に。。。1910年にマンハッタン 5番街 70thストリートに
移住。。。ストライキからおよそ30年後にカーネギー氏が使用人を通じてマンハッタンの此処へ手紙をよこしても、
"You can tell Carnegie I'll meet him. Tell him I'll see him in Hell, where we both are going.(カーネギーに
伝えてくれ。地獄で逢おうと・・・。俺たちはふたりともそこへ行くのだから)" と 言った彼。。。
集めた美術品を観賞するためにひとり 夜は自宅の中をゆっくりと歩きまわった彼。。。
彼の遺言通り、一切この家の外へ出ることがない数々の美術品を惜しむ声もあるようです。。。
フェルメール・・・、レンブラント・・・、エルグレコ・・・、アングル。。。
貴方は今でも沢山の人をこれらの素晴らしい美術品で幸せな気持ちにしていますよ。。。