本日は、<レア>フランス製 アビランド リモージュ 330番 サービングディッシュの
ご紹介です。。。ソースを入れる器なのですが、なんでも好きなものを盛ってくださいませ!(笑)
大変珍しいお品です。。。年代による金の薄れもごく僅かで、欠け、ヒビのない状態の良い
アンティークリモージュのサービングディッシュです。。。
こちらはいわゆる「グレービーボート」と呼ばれるピースです。。。
アビランドリモージュのこれらのお品は、80ピース、100ピース、120ピースというセットでアメリカ国内
のデパートで販売されていたものです。。。その時におそらくカップ&ソーサーなどは12セットあったと
思いますが、このグレービーボートは一つだけだったはずです。。。
グレービーというのは、七面鳥の肉などにかけるドロリとした半透明のソースですが、私はアメリカに
きたばかりの頃はこのグレービーソースの「美」が分かりませんでした(笑)。。。
つまり、食べても食べても「美味しい」と感じなかったのです(笑)。。。それもそのはず・・・、
七面鳥を焼いた後に出た脂に風味を付けて小麦粉を混ぜてドロリとさせたもので、食べなれていなかった
からです(笑)。。。
アメリカの皆さんは、このソースをぱさぱさとした七面鳥にかけたり、マッシュポテトにかけたりします。。。
マッシュポテトはこんもりと自分の皿に盛った後、真ん中にスプーンで凹みを作って、そこへグレービー
ソースをドロリと入れるのです(笑)。。。
すこしづつ うやうやしく、マッシュポテトをくずしながらグレービーソースと一緒に頂くのです(笑)。。。
ケンタッキーフライドチキンに行くと「マッシュホテト」にグレービーソースがドロッとかかったものが
チキンと一緒に出てきます(笑)。。。
そのグレービーソースなるものがレードルを添えた器に入っている・・・そんな家庭料理の風景が浮かぶ
のは、アメリカの秋に行われる感謝祭(サンクスギビング)です。。。
親戚のひとなどが集まってわいわいとテーブルを囲み、七面鳥がぷーんと焼けた匂いがする家の中で、
アメリカの人々は感謝祭を祝います。。。そんな光景にきっとこれらのアビランドリモージュの器たちが
使われていたのだと思います。。。フランス製のちょっとおしゃれな器たち・・・当時のひとにとっても
ワクワクするようなディナーセットだったと思います。。。
ついついグレービーソースのことで熱く語ってしまいましたが、それがこの器の名前の由来です。。。
食卓の上で輝く美しい器、しかもこの可愛らしいフレンチリボンガーランドのパターンですから、
使う度にワクワクすることと思います。。。可愛らしいものを我々女性は楽しめて幸せですね!
この機会にぜひどうぞ!!!
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