最近お客様から「このお品を譲って下さって本当にありがとうございました!」というメールを頂くことが多くなりました。。。
通常の店とお客様の関係では、お代を頂くのですからお譲りするのは当然なのです。。。
ただ、こういうお客様には そのものから溢れる愛情のような光が見え、それにまつわる隠されたドラマの存在が
分かるのかもしれません。。。
先日、尊敬しているディーラーから素晴らしいお品を何点か譲って頂きました。。。
おそらく競売にかけたりしたら、沢山の人が群がるような大変価値のあるお品です。。。
私が一言「これは私に譲って下さるより、競売に出した方が宜しいのでは・・・?」と言ったところ、「いいえ、貴女に
私たちが出来るべストプライスで出します!」と言って譲ってくれました。。。
家に帰る途中も、家に帰ってからも、そのお品を触る度に何とも言えない気持ちになりました。。。
どうしてあの方はこんな素晴らしいものを私に譲ってくれたのだろう という思いが何度も頭の中を巡りました。。。
何だかとても申し訳なく思ったりもしました。。。
それを聞いた友達が一言、「何を言っているの!?あの人は他の誰よりも、貴女に譲りたかったのよ!」
時々、そんな隠れたドラマを感じてか、「よくぞ譲って下さいました!ありがとう!」とお客様からご連絡を頂きますが、
そういうことを分かって下さるお客様に、私もべストプライスでお品物を譲りたいと思います。。。
それぞれのお品物に隠された感動のドラマが存在します。。。時々、私は感動と一緒にお品を買い付けて、感動と
一緒に箱に詰めて送っているんだな・・・と思ったりします。。。