美しい民族衣装の数々。。。民族博物館 その2 @ブダペスト、ハンガリー

昨日に引き続き、ブダペスト、ハンガリーの＜Ethnography Museum　こと　民族博物館＞の記事です。。。

今日は大変可愛らしい民族衣装のご紹介です。。。子供の頃、学校に持っていく布製のバッグなどに母が刺繍を沢山

入れてくれたことを懐かしく思い出したりしました（笑）。。。





花のように美しい活き活きとした色合い・・・やっぱり鮮やかなカラーはいいですね！！！

最近、この数年のあまりの自分のカジュアル化（笑）＞特に洋服（！）　をヨーロッパで今一度考え直し、色々な色に

少しづつ挑戦しています。。。花のように明るい色合いのものを買い始めました。。。





黒、白、紺色、しばらくサヨウナラ！！　オレンジ、黄色、ピンク　いらっしゃい！　という感じです（笑）。。。

特にオレンジは日本人によく合うカラーだそうで、着ているとなんとなく心が落ち着き、明るい気分になれます。。。





うわ～！！！これらの刺繍も本当に色合いがきれいですね。。。

男性の服のカラーにもこのような明るい色が使われていて、なかなかです。。。そういえば、鳥などはオスは必ず華やかで

美しい色合いですね。。。





昔から、父が面白おかしく言っていました。。。「動物を見てみなさい！必ずオトコの方がきれい！だから人間だって本来

オトコがきれいなのが当たり前！オンナはそれに負けないよう、色んな色の服や化粧で頑張りなさい！」なんて（笑）。。。





魔よけなどの意味もあって、鮮やかな色を使ったり刺繍を施す民族衣装もあります。。。

化粧は口や耳などの穴から魔物が入るのを防ぐために、赤色のものを顔に塗りつけるという習慣からとも言われていて、

色を身にまとうということは、なかなか深いですね！





魔よけや幸運を呼び寄せてくれる宝石、石などもそれぞれのカラーに意味があったりします。。。

光るものはそれだけで邪気をはらったり、邪気を跳ね返すパワーがあるとか。。。





ハンガリーに来てから、普段使い出来る小粒の宝石をいくつか買いました。。。

小粒なのでお値段も可愛いく（笑）、万が一落としたりしても、ぎゃ～～～！！！！とならない値段です。。。





アメリカのせいにしてはいけませんが、アメリカはカジュアルなスタイルのひとが多いので、お洒落する気持ちが

あまりアップしないので（笑）、欧州に来る機会があってよかったです。。。経験者の方なら分かると思いますが、

一度着ているものや身に着けるものに興味が無くなり縁遠くなればなるほど、買い物下手になります（笑）。。。

↑　コレ、ほんと！





仲の良いお友達にいつもトレンドに敏感な方がいると、大変助かるのですがいつしかそういう方の助けを借りないと、

次から次へとめまぐるしく変わるファッションからあっという間に置いてけぼりになっている自分に気が付きます（笑）。。。

伝統的な民族衣装は流行すたりのファッションとは一線を引く違いがありますが、そんなことをついつい考えた午後でした。。。





Ethnography Museum
www.neprajz.hu

V, Kossuth Lajos ter 12
Budapest, Hungary

1-473-2400

Ethnography Museum 民族博物館 @ ブダペスト、ハンガリー

ブダペスト、ハンガリーの国会議事堂の前にあるネオルネッサンス様式の美しい建物、民族博物館。。。

この写真は確か、3月のお天気がとても良い日に撮った写真だと思います。。。

4月中に遥々アメリカから友達が来た時に一緒に行ってみました。。。その時の画像を一緒にご紹介します。。。





展示品は、東欧の民族衣装、ハンガリーの家具、名産の陶器などで、ハンガリー独自の民族文化を見ることが出来ます。。。

お土産屋さんもなかなか楽しいものが色々とありました。。。





こちらの博物館は月曜休館で、通常は朝の10時から6時まで。。。入場するのに1000フォリント（本日のレートで368円）、

写真撮影は300フォリント（本日のレートで110円）。。。





こちらの鮮やかな天井画・・・、素晴らしいです。。。

建物だけでも一見の価値があると言われている博物館だそうです。。。





2階の階段を上がった所のちょっとしたスペースで刺繍の展示があるようなので行ってみることに。。。

衣装や家具の展示が沢山ありました。。。写真も沢山撮りましたので、何度かに分けてご紹介致しますね！





此処ブダペスト、ハンガリーには本当に沢山の美術館や博物館があるのでよかったです。。。

まだあと1箇所、行きたいなぁ・・・と思っている美術館がまだありますのでこちらに滞在している間に絶対に行きたいと

思っています。。。実は約10日後に師匠がハンガリー入りした際は、ブダペスト以外のハンガリーもお見せ出来るかな？？？

と思っていますのでお楽しみに！！！





細かい手刺繍の展示品が色々と並べてありました。。。

こういう刺繍品がアンティークショップなどには少しだけありました。。。ハンガリーの刺繍というともう今ではお土産屋さんなど

で見るマシーンメイドのものが主流なようなので、こういった手刺繍のものはやっぱりとてもいいなぁと思いました。。。





時々こういう古い伝統的なものを見ると、「伝統へ帰れ。。。古き良き時代に帰れ。。。」と言われているような気持ちに

なります。。。「歴史は繰り返される」とか、色々な言葉がありますが、便利になってそれまで難しかったことなどが

簡単に出来るようになるとそのもの自体の価値はたいていガクンと下がってしまいます。。。





大量生産された数多くの品物は、誰もが手に届く値段に近づき　沢山のひとの元へ配られ、そのもの自体の存在を

沢山のひとびとに知ってもらう機会となり得ます。。。それも悪いことではありませんが、そうなってからの品物自体は

オリジナルのハンドメイドのものとはかけ離れてしまっている場合もあり、とても残念です。。。





こういった昔ながらの手法で、誰かがひと針ひと針　縫って仕上げた品物を目にすると、「あら、これなら頂きたい！」

などと考える自分は、ちょっと図々しいかな・・・と思いつつ（笑）、こういう自分が「欲しい」と思える価値のあるものを

見つけたいと思うのです。。。





もしも、タイムマシーンがあって、その時代へ飛んだら　おそらくそれらのものにはほとんど値段が付いていないでしょう。。。

誰かのために・・・ひと針ひと針縫った一枚のハンカチーフに付く値段を、全く考えずにただ心を込めて作ったひとがいた・・・

その事実だけです。。。





どんなに時代が変わっても、どのような時代になっても、こんな風に価値が変わらない何かが博物館のケースに飾られているのは

嬉しいことですね。。。時代が移り変わっても、その価値が変わらないのは、歴史・・・、伝統・・・、誰かを思う気持ち・・・、

自分自身の価値を知っているあなた自身・・・です。。。





Ethnography Museum
www.neprajz.hu

V, Kossuth Lajos ter 12
Budapest, Hungary

1-473-2400

ヨーロッパ長期出張中もお品物をご紹介しております。。。ヨーロッパ土産と一緒にお送り致します！

本日は、久しぶりにお品物のご紹介です。。。大変可愛らしいハートシェイプのガーランド柄。。。

ひとつひとつがハンドペイントで大変可愛らしいお品です。。。





製造は1900年代初期。。。このエレガントなハンドルのシェイプ。。。可憐に描かれた花々たち、

細かな金のラインもすべて手描きです。。。





ソーサーにもハートシェイプになったガーランド柄が三つ。。。

スカラップシェイプで、手にとって頂いた時はその可愛らしさも倍増だと思います！

お揃いの柄の33ｃｍの大変大きなキャビネットプレートもあります。。。

＜　↑　フランツィスカ・ヒルシュ工房　チョコレートカップ&ソーサーの詳細を見る＞





↓　こちらは1890年代製造のラム工房のカップｐ＆ソーサー。。。珍しいティーカップのシェイプで、

ぐるりと手描きの花の絵柄が入っています。。。





金の輝きが眩しい美しいお品です。。。

コロンとした丸いシェイプのカップで、お気に入りのティーやカフェオレをどうぞ。。。

＜　↓　ラム工房　カップ&ソーサーの詳細を見る＞







↓こちらは珍しいアイテムのピッチャー。。。高さ　16ｃｍ、ハンドルから注ぎ口までは15ｃｍあります。。。

ピッチャーとして使って頂けるのはもちろん、テーブルの上に花を活ける時などにも使ってあげてください。。。

＜　↓　ドナス工房　ピッチャーの詳細を見る＞





ドイツ製のお品の鮮やかな色合いと、職人気質を感じる手作りの温かさを堪能して下さい。。。

お品物の納期はヨーロッパ出張から米国へ帰国した6月初旬からになりますが、店主が選んだヨーロッパからの

お土産と一緒にお送り致します。。。