ひとりごと

暖かい家族と木に囲まれた暮らしづくり。

2023.12 vol.221 サンふじ

2023-12-07 13:54:41 | 日記

りんごを食べられたのは20数年振りのことでした。この20数年間、果実の酸味を体が受け付けず、りんごのみならず、みかん、パイナップル、キウイ、いちごなど、少しでも酸味のある果実系は、まったく食べられませんでした。
先日、青森の先輩がいろんなりんごが入っているりんご箱を1箱送ってきてくれました。せっかくなので無理して少しでも食べようとして、サンふじを食べてみると、結構美味しく食べられるじゃないですか。調子に乗ってみかんを食べてみると、少しは食べられる。この年になって体質の変化があって、ちょっとだけ酸味のあるものでも食べられるようになったみたいで嬉しいです。
みかんといえば、子供の頃はみかん箱を季節になると家に常備していて、こたつに入ってみかんを手が黄色くなるまで食べつづけていたのが思い出されます。
ダンボールのみかん箱には、温州みかん、愛媛みかん、香川みかんなどと大きく書かれていました。懐かしいですね。
甘酸っぱい高級なりんごやみかんを皆が美味しい美味しいとほおばっている側で全く食べられなかった私は少し悔しかったので、子供の頃の様に甘酸っぱい果実が食べられるように、さらに体質改善が進めばと願うばかりです。


【木材の豆知識 No.167】
サカキ(榊)
お祓いの時、神主さんが手にとって振られるのがサカキです。神棚にもお供えします。
常緑樹で、冬でも青々としているのが神々しかったので神事に用いられるようになったそうです。中国で生まれた漢字ではなく、日本で作られた漢字を国字といいますが、木偏に神と書いてサカキと読む榊も国字のひとつです。
<参照:樹木図鑑 主婦の友社>


(株)ウッディヨネダ 
TEL 086-943-7111/FAX 086-942-2215
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担当 米田光雄

2023.11 vol.220  ナマケモノ

2023-12-07 13:40:06 | 日記

動かざること山のごとしといいますが、ナマケモノは動かざること木のごとしです。
動物のナマケモノは、木と一体になるくらい動きません。なんなら体に緑のコケが生えるまで動きません。木の一部に見えるくらい動かないので、肉食動物の目に入ってこないので食べられることもありません。そうしてナマケモノは人類よりはるか長い月日を生き延びてきたのです。すごいですね。
「ナマケモノは、なぜ怠けるのか?」には、このようなことが書かれていました。
ナマケモノの中でも、スピード、効率を捨てて動かないことに特化した、動かなくても生きていけるように体を変化させていったナマケモノだけが生き残ったと言えるかもしれません。
この本を読んで、私も休日はナマケモノを見習って動かざることナマケモノのごとしでいこうと思い立ちました。でも、遠くで天の声が聞こえてきます。今までも充分ゴロゴロしているでしょう。働かざるもの食うべからずと。
<ナマケモノは、なぜ怠けるのか? 稲垣栄洋著 ちくまプリマ―新書>


【木材の豆知識 No.166】
シキミ(シキビ)
シキミは、仏前用にもちいられお墓参りの時には欠かせないものです。香りの良い木なので仏教伝来以前は神様にお供えされていたそうです。
シキミは、葉や樹皮、種も有毒なので、葉をちぎって香りが良いと思っても絶対に口にくわえてはいけません。私が住んでいる地域ではシキミのことをシキビと呼びます。
<参照:日本有用樹木誌 海青者>


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