ひとりごと

暖かい家族と木に囲まれた暮らしづくり。

2022.09 vol.206 禍福は糾(あざな)える縄の如し

2022-09-02 22:22:35 | 日記

「禍福は糾える縄の如し」 幸福と不幸は、よった縄のようにあらわれてくるのよ。
幸福だけの縄は無いのよ。無いのよ。と向田邦子さんは、黒瀬徹子さんに諭すよう
におっしゃられたそうです。

向田邦子さん自身「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「あ、うん」などの脚本での成功。恋人の死。「思い出トランプ」で直木賞受賞した翌年、台湾で飛行機事故。とまさに「禍福は糾える縄の如し」の人生を歩まれました。亡くなられてすでに40年の月日が過ぎました。

コロナ禍といいますが、コロナ禍の「禍」が過ぎれば、次は「福」の番ですね。
どんな幸福が待っているのでしょうか。楽しみです。個人的には、国内外に気兼ねなく旅行出来たら、最高です。
私を含めて、皆様に「糾える縄の如く」幸福が訪れますように。

【木材の豆知識 No.152】
プレカット率の推移
私が材木業界に入った約40年前には、木造住宅でプレカット加工はほとんどありませんでした。木造軸組工法住宅のプレカット率は、平成元年は7%だったのが、30年後の令和元年には93%になっています。
木造軸組工法住宅の中で、まだ7%くらいは大工さんの墨付け、刻みで建てられる住宅が残っています。
<令和3年度 県産材サポーター資質向上講習会テキスト (一社)岡山県木材組合連合会>




(株)ウッディヨネダ 
TEL 086-943-7111/FAX 086-942-2215
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担当 米田光雄
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2022.08 vol.205 マカン・マラン

2022-09-02 22:13:10 | 日記

「マカン・マラン」は、主人公シャールと、マカン・マランという夜食の店に迷いこんだ人達との物語です。主人公シャールが作るほっこりとした夜食と会話で、迷える人達を様々な呪縛から解放してくれる、短編の連続小説です。
『マカンは食事。マランは夜。つまりは夜食の意味だ』と小説の中で書かれています。 インドネシア語だそうです。

第一話は、“春のキャセロール”とシャールと広告代理店で一途に20年間働いてきた女性社員の塔子の物語です。塔子は年齢40歳くらいで、独身。そこそこのキャリアがありますが、社内で自身にふりかかる問題に直面しています。
シャールは温かい春のキャセロールと軽やかな会話で塔子の凍った心を次第に溶かしていきます。
春のキャセロールとは『オーブンで仕上げた、グラタンのようにもシチューのようにも見える料理だった』と書かれています。

暑くて寝苦しい夜、まったりとした休日に「マカン・マラン」を読んでみてはいかがでしょうか。 何か良い気分になるかもしれませんよ。
〈マカン・マラン 古内一絵著/中央公論新社〉

【木材の豆知識 No.151】
登録有形文化財(建造物)
平成8年10月1日に施行された文化財保護法の一部を改正する法律によって、保存及び活用についての措置が特に必要とされる文化財建造物を文部科学大臣が、文化財登録原簿に登録する「文化財登録制度」が導入されました。
登録の基準は、原則として50年を経過し、かつ
1)国土の歴史的景観に寄与しているもの
2)造形の規範となっているもの
3)再現することが容易でないものとなっています。
〈文化庁 ホームページより〉




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担当 米田光雄
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