ひとりごと

暖かい家族と木に囲まれた暮らしづくり。

2012.4 vol.81 古 本 屋                   

2012-04-09 15:12:53 | 日記
 最近、時間があると古本屋をのぞいています。
安くてお得な本が無いかと見てみるのですが、ちょっと変わった本も
いろいろ置いてあって、パラパラと見るだけでも楽しいです。
 私は古代の日本の歴史が好きなのでそんな本を探してみるのですが、
300円とか500円でも結構面白い本があります。ただ、安い歴史の
本は10年~30年前に発行された物なので、現在解明された事実と
違う記述もあります。例えば、古本では、アイヌ人は、以前は日本人と
違うヨーロッパ系の人種と書かれていますが、新しい本では縄文人の
系譜を引いていると書かれています。弥生時代の始まりも、古本では
2400年前ですが、今の本では約2900年前と500年も時代が
見直されています。旧石器捏造事件の「神の手」は、古本の中では
いつまでも「神の手」です。
 古本屋さんには、本屋さんには置いていない本もいっぱいあります。
皆様も探検隊になったつもりで、たまには古本屋さんに行ってみては
いかがですか。欲しい本があるかどうかは分かりませんが、何か別の
楽しい事があるかもしれません。



【木材の豆知識 No.30】
棕櫚(しゅろ)
棕櫚の木は異国情緒あふれたヤシ科の植物です。
お寺の鐘をつく撞木によく使用されているのは棕櫚の木です。
棕櫚の木が撞木に使われるのは鐘を撞いた時に響きが良いのと
棕櫚は繊維質が多い為、鐘を傷めない為だと思われます。
棕櫚の幹を包んでいる繊維質はシュロ皮といわれ
シュロ皮で、シュロ縄やシュロ箒が作られます。
水に強いので、昔は船を係留する杭にも使用されました。
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2012.3 vol.80 エ ア メ ー ル                  

2012-04-09 15:11:36 | 日記
 文通という言葉、今ではなつかしい言葉なってしまいました。
昔の話ですが、私が小学校高学年の時、沖縄の女の子と文通をしていました。
もちろん会った事も無いし顔も知りません。たぶん1年間ぐらいは文通していた
ような気がします。きっかけは、今ではもうありえないでしょうが、当時の少年
サンデーなどの漫画雑誌の後の方にペンフレンド募集のコーナーがあり、
文通希望者の住所と名前が記載されていました。そこに珍しく女の子の名前
があったので、興味がわいて手紙を送ったのだと思います。名前は我喜屋さん
でした。下の名前は忘れてしまいましたが、大変珍しい名前だっだので名字は
今でも良く覚えています。その頃はまだ沖縄はアメリカの統治下だったので
我喜屋さんとはアメリカに手紙を送るようにエアメールで文通をしていました。
内容は何ひとつ覚えていませんが、手紙をエアメールでやり取りするのが
さも外国の人と文通しているようで大変嬉しかったのは良く覚えています。
今さらながらきたない字で、訳の分からない事を書き綴った手紙を辛抱強く
何回も読んでくれた沖縄の女の子に感謝するしだいです。



【木材の豆知識 No.29】
香 木
◎白檀  やわらかで少し甘みのある上品な香り。
       木そのものが香り、常温でも香る。主に東南アジアで産出される。
       「栴檀は双葉より芳し」の栴檀はこの白檀の事。
◎沈香  上品で落ち着く香り。木そのものではなく、温めると樹脂が溶けて香る。
       主に東南アジアで産出される。
◎伽羅  最高級の優雅な香りがする。沈香の中でも特に極上品の物。
       香木の中でも特に高価。ベトナムの限られた場所でのみ産出される。

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