2月28日の山陽新聞に絶滅植物“コウベタヌキノショクダイ”が30年ぶりに発見とでていました。この植物、ガラス細工のような花を咲かせることから、「妖精のランプ」と呼ばれるくらい美しいそうです。
植物の中には、進化か、退化か、変化か、私には分かりませんが、光合成をするのをやめて、地中の菌類などから栄養をもらって生きていく植物がいます。
私は、実際に目にしたことはないのですが、今回30年振りに発見された“コウベタヌキノショクダイ”は、光合成をしない植物だそうです。せっかく手に入れた光合成の力を捨ててまで、菌に寄生する道を選んだのは、偶然なのか必然だったのか。進化か退化か変化か?
もし私に光合成する力があれば、朝から晩まで日がな一日日向ぼっこする生活をしているような気がします。光合成をしながら、食中植物みたいにごはんも食べられたら言うことがありません。いや、実際そうなってしまったら、それはそれで大変な苦労がいるのかもしれません。そう思えば、今のままが良いのか。
食事を作ってもらって、ビールを飲んで、テレビでドラマを観て、就寝。感謝感謝の一日です。
【木材の豆知識 No.158】
樅モミ
私の地方では、モミの木を神棚に使っていました。幅の広い板がとれ、色が白く、価格も高くないのが神棚に適していたのでしょう。今は神棚用としては、あまり目にしません。餅つきで、餅を丸めていれるもろ蓋も、モミの木で作られていました。木目は粗いが、白く、匂いがないのが良かったのでしょう。かつてウッディヨネダでも、九州から大量のモミの木を仕入れて容器屋さんに卸していました。
<参照:樹木と木材の図鑑 株式会社創元社>
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(株)ウッディヨネダ
TEL 086-943-7111/FAX 086-942-2215
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担当 米田光雄