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我が家は木の浴槽を43年間直し直し直し続けて使ってきました。
槙の木の浴槽ですが、槙の木でもさすがに限界がきて、この夏頃からは、お湯がダダ漏れ状態になっていて、私はもっぱらシャワーオンリーでした。
でも良くもってくれたものです。
木の浴槽の耐久年数が、10年から20年というのに、約43年間も使用に耐えてくれました。
もう諦めてユニットバスにしようかと思っていたのですが、懇意にしている木工所の会長が木の風呂桶は作ったことがないけど、作ってみてあげるというので、すぐにお願いしました。
風呂桶の材料はチベット桧。ウッディヨネダで長期間眠っていたので、思い切って使ってみました。木工所の会長のお陰で、素晴らしいお風呂が出来上がりました。
チベット桧の浴槽は、もしかしたら日本では我が家だけかもしれません。
はるばるチベット高原から、中国四川省を経由してきたチベット桧の浴槽は、私を気持ちだけでも遙か彼方のチベットに連れて行ってくれるようです。
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チ ベ ッ ト 桧
チベット桧は、現在ではほとんど日本国内では流通していません。
お寺・お宮用の材料として、中国チベットから輸入されていましたが、その当時、チベットから中国成都までトラックで運ぶのに、途中の道が曲がりくねって危ないので、チベット桧の大きい材、長い材を運ぶ事ができず、日本ではあまり普及しなかったと聞いています。
耐久性があるので、お風呂の羽目板などに利用されています。色は、米ヒバに似て黄色っぽく、柾目が細くつまっていて、米ヒバより堅い木です。
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TEL 086-943-7111/FAX 086-942-2215
担当 米田光雄