ひとりごと

暖かい家族と木に囲まれた暮らしづくり。

2013.7 vol.96 おかゆ御飯

2013-07-03 13:25:13 | 日記
 勤続50年をもってついに、田上常務が退職する事となりました。
皆様方には大変お世話になり心より御礼を申し上げます。
田上常務は、私が4歳の時から米田家に住み込みで働きだしたので、私が
物ごころついた頃からずっといっしょでした。
 私が小さい頃、米田家の食事で良く出ていたのが、前日の残り物のおかずが
いっぱい入った大きめの茶碗蒸しと冷たい御飯に熱い芋粥をのっけたおかゆ
御飯。御飯を作ってくれた人の名誉の為に言うと、もっとおいしいものをたくさん
食べさせてもらっていたと思いますが、この印象が強すぎて私には、他の
おかずが忘れ去られています。その影響か、今では具の少ない茶碗蒸しが
大好きで、芋粥はさつま芋をのけて食べています。
 昭和20年生まれの田上常務と、少し豊かになってから育ってきた私では、
同じ物を食べても少し感じ方が違ったかもしれませんが、同じ鍋を喰った仲と
言えないことはないのかな。
 ともあれ、日本の木造住宅をささえてきた田上常務が元気で楽しくこれからも
過ごされる事を祈ります。


【木材の豆知識 No.45】
伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)
伊太祁曽神社は木の神といわれる五十猛命(イタケルノミコト)が主祭神です。
五十猛命はスサノオノミコトの子供で父の命を受けて日本全国に木を
植えて廻り、国土を緑豊かにしたといわれています。
木の神が住むということで、この地は「木の国」と呼ばれ、やがて
「紀伊の国」と成ったそうです。
木の神様のいる伊太祁曽神社へ皆様も是非いらして下さい。
伊太祁曽神社は、和歌山電鉄貴志川線伊太祁曽駅から徒歩5分です。