平和を願う日

「終戦記念日」という言葉の中には「戦争」を意味する『戦』という
文字が入っている。
平和を祈ろう・・・といいつつもこれでは「戦争」を考えてしまうよね。

少し前に「大平洋戦争」というビデオとDVDが発売されるという広告が
新聞折込みに入っていた。
戦争の悲惨さを後世に残していかなければならない・・・・
という主旨の宣伝文句が書かれていたのを読んで唖然というか呆れてしまった。
そんな過去の「悲惨な出来事」をいつまでも伝えてどうするんだ。
「戦争」を伝えていくんじゃなくて、「平和」を考えていかなければいけない。
そんなものを企画して発売する方もどうかと思うが、買うやつもどうかしている。

うちの母は12歳で終戦を迎えている。
戦時中の苦労話は子供の頃時々聞かされたけど、
最近は戦争のことは二度と思い出したくないと言っている。
それがほんとだと思う・・・。
だから戦争に関したドラマなども観ない。
僕も観ないようにしたけど、今日のテレ朝のオオカミと少女のアニメは
ついうっかり観てしまって後悔した（＾＾

「終戦記念日」ではなく「平和をさらに願う日」と変えて
平和というものをちゃんと考えていきたいよね・・・。