「ワインがある生活を楽しみませんか?」

ワインを気軽に楽しんむための小さなヒントです!
私と一緒にワインライフをエンジョイしましょう♪

ブルゴーニュワイン委員会の主催のセミナーに参加しました!

2012-05-24 14:22:32 | Weblog
昨日5月23日はブルゴーニュワイン委員会の主催で 「ブルゴーニュの《クリマ/Climats》と《リュー・ディ/lieux dits》」というテーマのセミナーと、ブルゴーニュワインの試飲会があり大阪に行ってきました。

セミナーの講師は「醸造学者、テイスティングのエキスパート」ジャン・ピエール・ルナール氏でした。


ブルゴーニュならではの「クリマ」という言葉に関して、現在では世界的に認知度が高まっている「テロワール」と同じように理解度を広めたいというのが、セミナーの意図だったと思います。

ブルゴーニュに行かれると、ジャン・ピエール氏のテイスティングセミナーを受けることができるそうですよ。



セミナーで試飲したワインは全8種類でした。
クリマ(畑がどこにあるのか)と生産者の違いが実感できる飲み比べでした。

 《白》
(1)ヴィレ・クレッセ、テロワール・ド・カンテーヌ2010 
   ドメーヌ・ジャン・ピエール・ミシェル
(2)モンタニィ・プリミエ・クリュ、ル・クロ・ショードロン2009
  メゾン・ミッシェル・ピカール
(3)シャブリ・プリミエ・クリュ、レ・フルノー2009
  ドメーヌ・アラン&シリル・ゴーテロン
(4)シャブリ・プリミエ・クリュ、ボーロワ2009
  ドメーヌ・アムラン

4種類とも村名ワインなので、最初が村の名前(ヴィレ・クレッセ、モンタニィ、シャブリ)で 続くのが畑名となります。

(2)~(4)はプリミエ・クリュ(1級畑)です。

下が造り手の名前です。
同じ銘柄でも造り手によって大きく違うのもブルゴーニュの特徴です。


 《赤》
(1)ラドワ・プリミエ・クリュ、ラ・コルヴェ2009
 ドメーヌ・クロード・シュバァリエ&フィス
(2)ラドワ・プリミエ・クリュ、ル・クルー・ドルジュ2009
 ドメーヌ・クロード・シュバァリエ&フィス
(3)マジ・シャンベルタン 2009
 ドメーヌ・アルマン・ジョフロワ
(4)マゾワイエール・シャンベルタン2009
 ドメーヌ・トプノ・メルム

(1)と(2)は白ワインと同じく村名ワインで、プリミエ・クリュ(1級畑)です。
同じ造り手です、畑は道を隔てて隣接しています。

(3)と(4)は特級畑名のアペラシオンですので、村名ワインより格が上となります。

ちょっとわかりにくいかと思いますが、畑の場所が特定されていくにしたがって格が上になること、畑の場所によってすでに格が決められていることがブルゴーニュワインの特徴です。
それを表すのに、もっとも適した言葉が「クリマ」と思うと理解しやすいのではないでしょうか。

ジャン・ピエール氏のセミナーを聴いて、ちょっと反省したことがあります。
ワインをテイスティングしてその香りや味を表現するとき、ワイン用語を使うことが多々あります。
身近に存在するものの表現であればいいのですが、実際にかいたこともない「火打ち石のかおり」やら「猫のおしっこの香り」などという言葉を使わないほうがいいということです。

たしかにイメージでそう感じるだけで、本当にその香りがわかっていないことが多いからです。

また、プロの表現やリストの記述を見てその香りを捜すのではなく、自分の感性を大切に自分の言葉で表現するのがいいと言われ、その通りだと納得しました。

試飲会のほうは、35の生産者がおすすめワインを持参し、350種類のワインが試飲できましたが、残念ながら私はそのほんの一部を試飲してきました。

とても有意義な会を開催していただき、フランス食品振興会およびブルゴーニュワイン委員会に感謝いたします。


 *~*~*~  アミの想い  ~*~*~*~*~*

  大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
  自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間

  私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
  明るい未来につながることを心から祈っています。

  *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする