団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

かんぽの宿 彦根

2011-09-14 07:13:14 | お出かけ
                     かんぽの宿 彦根

                                           2011年9月11日(日)

 東京から広島への帰途、途中一泊することに・・。
 ナビが便利です。電話も載っていますから。
 かんぽの宿彦根に当日昼過ぎ電話すると、喫煙室しか空いていないと言います。妻が消臭対策をして欲しいと言うと、「禁煙室もあります。」との返事。「?」。この「?」の理由は後ほど分かりました。




・2011年8月30・31、滋賀県彦根市「かんぽの宿 彦根」。



 この日30日、首班指名が行われ、新総理に野田氏が選出されました。
 今日9月11日は組閣後1週間余りですが、早くも数人の閣僚(党役員含む。)から問題発言が出ています。
 「死の町」「放射能を移す」と発言した鉢呂経済産業大臣の辞任は必至と思いますけど、私の予想以上にこの内閣は短命に終わりそうです。1年持たないのではないでしょうか。
 国民の多数の信任を得た政党ではないということが一番本質的問題だと思いますが、政党としてもお粗末過ぎます。いや、あれだけ好き勝手なことをそれぞれが発言するのでは、政党の体をなしていません。

 注 鉢呂経済産業大臣は辞任しましたが、この報道を知る前に書いたものです。




 建物は少々古くなっていますが、ロケイションが抜群です。
 郵政民営化で、いろいろと物議を醸した簡保の宿ですが、このロケイションであれば、経営が上手くいくと収益が上がるのではないでしょうか。




 ロビーのTVでは、橋本大阪府知事と平松大阪市長のバトルが特集として報道されていました。言うまでもなく11月の大阪市長選挙へ向けての特集です。

(明日につづく)




 滋賀県、琵琶湖と言えば、彦根城。鎧冑があるのは自然な感じです。



 部屋に通されて、びっくりしました。右は東北、左は西北の角部屋でしかも8人程度泊まれる部屋だったのです。
 予約の℡をした際、スタッフが最初喫煙部屋しかないと言ったのは、私達が二人だからこの部屋が念頭になかったのです。しかし、当日昼過ぎのことですから他に予約が入る見込みがないので、二でも大部屋を提供するつもりになったのでしょう。
 広いので、特別料金として一人1000円プラスでしたけど、1000円程度のアップなら大満足です。
 


 大きな窓からは、琵琶湖が一望でき、眺望は抜群です。
 ウィンドサーフィンをしている人達です。



 琵琶湖に沈む日没が見えるんです。
 これ以降は、雲に隠れてしまいました。



 泳いでいる人が豆粒のように見えます。
 湖ですから、波は穏やかです。




 同じ方角の夜景です。(ズームアップしています。)



 同じ方角の朝焼けです。雲がなければ日の出が見えるはずです。




 Fisherman1

 






 ハヤ漁でした。一度の網で10数匹獲れるそうです。







 Fisherman2
 何を釣っているか訪ねると、ブラックバスということでした。楽しみのみに釣るので食べないそうですが、唐揚にすると美味しいとか・・。




 Fisherman3
 Fisherman2に聞くと、これもブラックバスを獲っているのだそうです。
 一時ブラックバスの被害が報道されたことがありますが、これらのFishermanにより、改善されたのでしょか・・。



 中央の島が、竹生島です。



 観光船が出ています。



 琵琶湖は雄大です。戦国武将なら、これを支配したいと思ったでしょうね。







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もとき

2011-09-13 07:22:47 | 食べること
                       もとき

                                         2011年9月10日(土)

 「信州長野の蕎麦よりも 私ゃ貴方の傍が良い」
 私の祖母が、良く言っていました。信州長野の蕎麦がいくら美味しいからといっても、貴方の方が良い、という意味でしょうけど、祖母の言う「貴方」とは誰だったのだろうかと思います。祖父母が死んでからのことですが、夫婦仲はあまり良くなかったと聞きましたから。

 信州長野は蕎麦所が多くて、「貴方の傍には常に蕎麦」という感じで、私の付けいる隙はありません、といった感じです。
 



・2011年8月27日、長野県松本市「もとき」。




 この「もとき」という蕎麦所ですが、妻がメモを持っていましたので、誰かから、教えてもらったのでしょう。



 ちょうど昼時でもあったのですが、満員の盛況です。




 もりそば800円也とひたし豆300円也を注文。



 ひたし豆は、お酒のあてにぴったりのようでした。



 この透明な輝き!お酒でいえば、精米歩合30%といいますから、ほんとに芯の部分だけなんです。
 まず、何も付けずに食べてみます。無味無臭に近い仄かな香りと味が、かえって深い味わいを残します。
 次は、つゆに付けて、豪快に啜ってみます。喉越し感がたまりません。
 私の住む近所にこのような、蕎麦所があればと、羨ましく思いました。




 この棟方志功は、本物と思います。スタッフに「本物ですよね」と聞くのも失礼なのですので聞いてはいませんが・・。




・設備           ★★★★★
・雰囲気          ★★★★★
・味            ★★★★★
・料金           ★★★★☆
・バリューフォーマネー   ★★★★☆
・総合点      90点
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モディリアーニの絵の女

2011-09-12 18:08:23 | 趣味



モディリアーニの絵の女


 私の目の前に座っているこの女は、アルコールの影響で上気しているのか、それとももしかして、私を見てうっとりしているのだろうか。
 物憂い虚ろな目は、確かに私を見ている。がしかし見つめているのは私の後ろの虚空だ。

 私はモディリアーニの絵の女を思い出した。その女の目には瞳は描かれていない。丁度この女のように虚ろな目をしている。そして、その絵を見ている者を見ているようであるが、やはり見つめているのはその先の虚空なのである。

 私は、身動き一つせずに虚空を見続けるこの女に触ってみたいという欲望を抑えることができなかった。それは、私の欲望を満たすだけではない。この女を悦楽で満たそうと思ったからである。

 指を櫛のようにし、髪を梳かしてみる。芳しい香りが指から伝わってくるようである。ゆっくり、ゆっくり、時には耳朶にもかすかに触れてみた。大概の女は耳朶に触れると、喘ぐような息を吐くが、この女はピクリともしない。

 うなじまで髪が伸びているが、ここは触らない。うなじに触るのは、女をいかす時の切札としてとっておきたいからだ。

 私は、次に顔を愛撫してみることにした。この女の額に指を当て、眉にそって指を動かし、そのまま目の周りをかすかに撫でた。鼻は少し摘まんでもみた。それでも、反応がない。
 次こそ、この女は私の愛撫に反応を見せるのではなかろうかと、最後に頬を伝いこの女の唇に指をあて、唇に沿って撫でた。しかし、依然としてピクリともしない。一体この女には神経はあるのか! 血は通っているのか! 焦った私は、この女の唇に私の唇を押し当てようと、この女の顎を持って引き寄せようとした。


 「もしもし、もしもし、お客さま、お客さま、作品には、お手を触れないようお願いします。お手を触れないようお願いします。お客様!お客様!」
 スタッフの声に、私は、ハッと気が付いた。な、何ということだ。私はモディリアーニの絵の女を触っていたのだった。



 私は、私をして妄想の世界に引きずり込む、この女の魔力に、心底震えあがった。


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おきな堂

2011-09-11 07:31:18 | 食べること
                        おきな堂

                                          2011年9月9日(金)

 松本市四柱神社前の女鳥羽(めとば)川左岸にあります。1933年(昭和8年)創業ということですから、80年近い歴史を誇っています。

 創業当時の女主人は新婚早々「ミルクホール」として開店しました。当時はまだ20歳を出たばかりで、松高生たちはその初々しい若奥様スタイルにあこがれて、店を繁盛させたということです。


 大正ロマンの面影を残すハイカラな店です。



・2011年8月28日、長野県松本市「おきな堂」。










 洋食風です。




 一階は満席で、二階に案内されました。




 階段に飾ってあった焼物ですが、上品です。







 夏野菜の冷製トマトソースパスタ、1050円也を注文。



 暑いので冷製パスタにしたのですが、料理はやはり熱くないと美味しくありません。冷静に考えるべきでした。



 二階に案内されて幸運でした。美術全集があったのです。松高生が見ていたのでしょうか。
 モディリアーニが好きなので、開いてみました。




 モディリアーニの死の1年前の自画像です。随分穏やかな表情をしています。




 この裸婦像は随分と胴長にデフォルメされています。背景の赤色と豊満な乳房が印象的です。


 この女性の表情は、恥ずかしそうでウブに感じます。



 この女性は何を憂いているのでしょうか。




 これはドラクロアの自画像です。随分と自信に溢れています。




・設備             ★★★★☆
・雰囲気            ★★★★★
・味              ★★★☆☆(冷たいパスタを注文した私の責任かも)
・バリューフォーマネー     ★★★★☆(美術全集を見ることができるのですから)
・総合点     80点
 
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しづか

2011-09-10 08:04:48 | 食べること
                     しづか

                                            2011年9月9日(金)

 知らない土地で食事をする場所を探す良い方法はあるのでしょうか?

 今回は宿泊したホテルのスタッフに教えてもらいました。非常に良い店でした。その代わり料金が少々高めでしたけど・・。
 
 サイトウキネンのバルトークのバレエとオペラに、そして信州のお酒に酔って、至福の時でした。




・2011年8月27日、長野県松本市「しづか」。








 入店18時45分で、入口の部屋は混んでいて、奥の方へ案内されました。



 この「お通し」は伝票に載ってませんでしたので、サービスだったようです。









 しまあじ1365円也、とり貝1260円也。冬瓜のあんかけ840円也。味は良かったですけど、結構お高いです。海から遠いからかな?



 飲み物のメニューが豊富です。
 広島の「賀茂鶴」があるのを見つけて嬉しくなりました。後で聞くと女将さんが広島出身だそうで・・。





 日本酒ぬる燗で頼みました。出てきたのは熱燗でした。
 銘柄は忘れましたが、広島の酒ほど濃厚ではありません。




 ワサビ漬けです。







 




 この部屋には私達を含めて5グループがいましたが、その内3グループは、サイトウキネンから来た人たちでした。妻がホールで見たと言うんです。




 妻が注文した、場違いのスパゲッティ。




 喫煙室が設けられています。(パチパチ)



・設備            ★★★★★(喫煙室を設けているのはgood。)
・雰囲気           ★★★★☆(木の温もりを感じさせます。)
・味             ★★★★☆
・バリューフォーマネー    ★★★☆☆(やはり、ちょっと高すぎます。)
・総合点     70点




 


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サイトウ・キネン・フェスティバル 2011.8.27 バルトーク:バレエ「中国の不思議な役人」

2011-09-09 16:59:29 | 食べること
    サイトウ・キネン・フェスティバル 2011.8.27 バルトーク:バレエ「中国の不思議な役人」

                                           2011年9月7日(火)

 「中国の不思議な役人」は、40年前頃初めて聞いて、その激しい楽曲に強く打たれたものです。
 今回、バレエで見て、こんなに面白く楽しいものだということを初めて知りました。

 演出の巧みさ、ダイナミックさもあったと思うのですが、とにかく楽しめました。


 あらすじは、非常に幻想的なものです。

 中国の役人が不良3人の罠にかかり、娼婦の娘を「えさ」にお金をむしり取られようとするのですが、最初は娘が薄気味の悪い役人を避け逃げるのです。役人が娘を捕えたところで、不良達は役人からお金を奪い、殺そうとします。
 しかし、役人は剣で刺されても、首吊りにされてもなかなか死にません。娘が吊られている役人を下ろすよう言うと、役人は娘に飛びつき、二人は抱き合い、役人の欲望は満たされます。すると、傷口から血があふれ役人が死ぬという、不可思議なストーリーなのです。


 中国の役人を黒衣が操る演出でこれが面白かったのですが、役人が娘を抱き欲望を果たす場面だけは黒衣の操りがありませんでした。
 最初は役人を嫌がっていた娘が、死にそうな役人を目の前にして、自ら進んで受け入れてしまう。それは「死」という荘厳なものを前にして、何らかの考えが昇華した結果だったのでしょうか・・。




・2011年8月27日、長野県松本市「まつもと市民芸術館」


バルトーク:バレエ「中国の不思議な役人」

ミミ:井関 佐和子
役人:中川 賢
役人の影:櫛田 祥光   他

指揮:沼尻 竜典  オケ:サイトウキネンオーケストラ
演出/振付:金森 穣
 










 キャンセル待ちで何とかチケットはゲットできたのですが、舞台に向かって右端の席でした。



 アプローチがとてもゆったりした感じでした。



 オケのメンバーは国の内外から、しかもそれぞれのパートの首席が結構多かったです。
 特筆は、ティンパニが、ベルリンフィルの「主席」!



 演奏会でプログラムを買うことはほとんどないのですが、今回は何か買うようなムードになっていました。

 妻曰く、「今日の演奏会の聴衆の雰囲気は何時もと違うね。」確かに、雰囲気が違っていました。






 プレコンサートというのがあったのです。バルトークのピアノ曲でしたが、間に合いませんでした。




 TVカメラが入っていましたので、いずれDVDが発売されるものと期待しています。買いたいです。



 なぜか、近くに東京電力のビルがあります。長野県でも発電しているのでしょうね・・。




 マンホールの蓋が手毬の絵になっています。踏まないようにあた蓋します。


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王ケ頭ホテル

2011-09-07 17:21:22 | 
                     王ケ頭ホテル

                                         2011年9月5日(月)

 長野県松本市美ヶ原高原の最も高い所に位置するホテルです。

 標高2034mという高所にホテルがあるというのがそもそもの驚きです。しかも規模が大きく150人収容。

 自ら利用して言うのも「天に唾するもの」ですが、自然を喰い潰している感じがします。


 料金が諸条件を考慮すると極めて安いと言わざるを得ません。本格的なフランス風料理のフルコースと朝食が付いて18000円也。






・2011年8月26・27、長野県松本市入山辺美ヶ原高原「王ケ頭」(オウガトウ)。



 標高2000m辺りにある山本小屋からは自然保護区のためマイカー乗り入れができず、マイクロバスでの送迎になります。




 バスの車窓からの写真ですので、良い場面を選ぶことができないのです。



 マイクロバスで十数分、王ケ頭ホテルに到着。



 照明で分かりにくのですが、この写真はさすが「プロ」と唸らずにはいられませんでした。
 ここまでの晴れた天気を何日も待ったことでしょう。
 山々は穂高連邦です。




 このホテルの前進は山小屋だったということですが、その名残でしょうか・・。



 イベントがいろいろあるものですから、スタッフが丁寧に説明してくれました。



 この写真は幻想的です。スタッフから説明を受けたのですが、氷の結晶だということでしたが、どのようにして出来るのかどうしても理解できませんでした。






 十分な広さでした。



 ウエルカムドリンクサービスがあり、風呂上がりにスパークリングワインを一杯いただきました。本当はいっぱい飲みたかったのですが・・。



 4階に家族風呂があり、無料で利用できます。
 窓の外が白っぽいのは、霧のためです。



 ガスがひどかったです。



 晴れていれば、日の出も見ることができます。



 このような雲海も。



 これがホテル全景です。後ろにはTVアンテナが立っています。





 夜は曇り空で、イベントは中止でした。
 満天の星空を見たかったのですが・・。
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美ヶ原 2011

2011-09-06 22:59:47 | 
                      美ヶ原 2011

                                            2011年9月4日(日)

 信州松本にある、標高2000mの日本一高くて広い台地です。360°の大パノラマからは、東は浅間山、西は北アルプス、南は富士山・南アルプス・中央アルプス、北は剣、立山連峰が展望できます。
 それにしても、「アルプス」とは誰が名付けたのでしょうか?富士山を「マッターホルン」と言うようなものですから。今からでも遅くないです。変えた方が良いと思います。



・2011年8月26・27日、長野県松本市「美ヶ原高原」。




 連写したら、二重に写っていました。
 これが原因と思われるのですが、数日後シャッターが切れなくなりました。







 美しの塔。遭難者のために非常食を置いてあるそうです。








 27日、ご来光を見ようと王ケ頭ホテルのデッキに皆出ています。




 私は皆とは離れた所でチャンスを待ちました。 5:44



 5:45



 5:46



 5:51























 花子ともも子。最初は人間を怖がっていたそうです。




 今は人間との触れあいがあります。


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信州鹿教湯温泉蔵出生原酒風

2011-09-05 16:45:38 | 
                  信州鹿教湯温泉蔵出生原酒風

                                         2011年9月14日(日)

 4年前に鹿教湯温泉に行きました。といっても、温泉につかりに行ったのではありません。
 義母が脳梗塞のリハビリのため、鹿教湯温泉で療養していたことがあり、懐かしくて訪ねてみることにしたものです。

 その時、買って帰った酒の味が忘れられず、今年長野へ行ったものですから、立ち寄ってみました。

 ありました。その名は「風」。私のハンドルネイムが「windy」ですので、何か引き付けられるものがあるのでしょうか・・。


 味は、甘さが強いのですが、苦み、酸味もほど良くあり、「フルーティ」(私はフルーティという表現は好きではありませんが)という表現がぴったりです。熟成された感じがしないのは、生だから仕方ないのかもしれません。
 今回は6本ゲットいたしました。1本1470円也。


 職場に酒豪がいて、この方はただ単に酒が強いだけではなく、酒利きなのです。この方の評論も是非聞いてみたくて、1本差し上げることにしました。




 だんだん、寂れていっているようです。




 これが「サカエヤ」という酒店ですが、酒屋さんには見えません。4年前行った時に、店の経営は若い者の意見を聴かないと、といっておられたので建替えちゃったんです。















 求めたかった酒は、このようなスティールのタンクに入っています。これは4年前と同じでした。







 来店していた方から、桃の自動販売機があることを教えてもらって・・。



 これ300円也でした。安~い。










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サイトウ・キネン・フェスティヴァル 2011.8.28

2011-09-04 09:12:59 | 音楽
              サイトウ・キネン・フェスティヴァル 2011.8.28

                                          2011年9月4日(日)

 妻が、サイトウ・キネンに行きたいと言いだしたのは、6月頃でした。
 ここ数年は毎年夏休みで1週間程度旅行をすることにしており、今年は何処にしようかな・・、と思っていたところでした。

 8月28日(日)のオーケストラ・コンサートは7月2日の発売日にチケットを入手することができたのですが、27日(土)のバルトークのバレエとオペラはsold outでした。7月6日にキャンセル分の発売があることを知り、その日一番に電話をし、何とか手に入れることができ、safe。



 28日は、2011年の最終公式公演ということでした。


・チャイコフスキー   幻想序曲「ロメオとジュリエット」
・バルトーク      ピアノ協奏曲第3番ホ長調Sz119
・チャイコフスキー   交響曲第3番へ短調作品36

 ピアノ:ピーター・ゼルキン
 指揮:ディエゴ・マテウス
 サイトウ・キネン・オーケストラ

・2011年8月28日、「長野県松本文化会館」。


 会場の雰囲気が、私がこれまで経験してきた演奏会と明らかに違います。
 熱狂的な部分もあるのですが、演奏者と聴衆との一体感があるようなのです。この雰囲気って、ワクワクするような気持ち良さです。


 オケのメンバーは、いろんなオケの楽団員やフリーの混成チームです。後で知ったのですが、ティンパニは何とベルリンフィルの首席!ライナー・ゼーガスでした。
 私が感じたのは、金管楽器がピアノッシモで微妙なニュアンスの表現ができるということでした。(結構難しいと思いますけど・・。)


 指揮のマテウスは知りませんでした。ベネゼエラ出身の若干27歳。アッバードに見いだされたということで、指揮振りも手で合図をする部分が、アッバードに似てなくもありませんでした。



 バルトークのピアノ協奏曲3番は、地味な曲だと思います。そして、ピーター・ゼルキンもどちらかというと地味な方だと思います。この曲の良さが分かるには、私にはもう数十年必要かも・・。


 チャイコフスキーの4番を生で聴くのは、数十年振りになるでしょうか・・。
 この曲は金管楽器の圧倒的な迫力が魅力の曲ですが、存分に堪能しました。


 


 「8月28日、8列の18番」と「8」尽くし。(私は「8」という数字が大好きなので、超ご機嫌になりました。)







 当日券も少しありました。








 ドリンクサービスでワインがありましたが、眠くなるので、ガマン。




 オケには、舞台が少し小ぶりです。




 私が座った席です。



 分かりにくいのですが、舞台の左端の人が花束を客席に投げているところです。




 一旦引き揚げて、再び出てきました。




 こんな風景は、混成チームでないと見ることができないでしょうね・・。
 左から、クリーブランド管弦楽団首席のマッシモ・ラローサ、ウィーン・フィルのジェレミー・ウィルソン、デトロイト交響楽団のランダル・ホーズ、クリーブランド管弦楽団首席の杉山泰人(杉山はチューバ)



 県花のりんどうを配っていました。




 多くの人がりんどうの花束を胸に・・。




 私の妻はなぜか2本もらっています。




 翌日の信濃毎日新聞の記事です。
 小澤の健康問題を書いています。今年が最後になるかも知れません。







 

 
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佐渡裕の親戚の食事の店・こやなぎ

2011-09-02 18:18:50 | 食べること
                 佐渡裕の親戚の食事の店・こやなぎ

                                          2011年9月2日(金)

 全くの偶然に、指揮者佐渡裕の親戚の食事の店を見つけました。実は30分以上も食事をする所を捜しまわっていたので、喜びもひとしおでした。

 この店のマスターのお姉さまのご主人が佐渡ということですから、超近しいと言えます。
 


・2011年8月23日、広島県呉市「こやなぎ」。










 呉は「細うどん」が名物なので、食べてみたいと思って・・。



 昼時でしたが、お客は少なくて、マスターの奥さまにいろいろとお話を聞くのは好都合でした。



 ふと見渡すと、佐渡と辻井のポスターやらが・・。



 奥さまにお聞きしました。冒頭にあるように、親戚だからということでした。



 特筆すべきは、辻井のサインがあるということです。



 奥さまによると、辻井が何枚か書いた中で、良いものを選んで佐渡がサインして、それをもらったものだそうです。
 それにしても、辻井のサインは、目が見えない人が書いたものとは思えません。でも辻井のサインは超レアーでしょうね。








 メニューも豊富でした。
 肉うどん、600円也を注文することに。



 「細うどん」は、うどんのツルツル感が強くなるようです。
 出汁の味も少し適度な酸味があり、good。



・設備            ★★★☆☆ (禁煙でないので)
・雰囲気           ★★★★★ (佐渡と辻井のポスターが際立っています。)
・味             ★★★★☆
・バリューフォーマネー    ★★★★☆
・総合点      90点 (興奮しました。)



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