団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

入院生活

2018-07-20 17:48:21 | 健康・病気

入院生活

2018年7月20日(金)

 6月27日から30日まで、三泊四日入院いたしました。入院生活は退屈であります。

 当然それを想定して、対策を打ちました。私の場合は、音楽を聴くということです。楽友がN響レジェンドをCDに録音してくれたものを約30枚持って行きました。

①ギトリスのシベリウスヴァイオリン協奏曲、②ギトリスのベートーヴェンヴァイオリン協奏曲 以前この曲は退屈と思っていた時期があるのですが、今は違いますね。泰然として悠揚迫らざる音楽です。悠久の宇宙の端てをイメージします。③バーヴォのブルックナーに2番、④ブロムシュテットのシベ2 今回聴いたものでは、一番感動しました。⑤ブロムシュテットのシベリウス交響詩から「トゥオネラの白鳥」解説の池辺晋一郎さんは、シベリウスの音楽に冷たさを感じると言いましたが、交響曲の2番は熱いものを感じます。⑥ブロムシュテットのショスタコーヴィチの8番 この曲は、身体に堪えますです。対ドイツ線で死んだ兵士の鎮魂の曲です。⑦朝比奈のブルックナー8番 朝比奈はブルックナーを得意としていました。8番は25年くらい前に大阪フェスティバルホールに聴きにいきました。⑧ヴァントのベートーヴェン5番 5番は何時何処で聴いても普遍的なものを感じます。この曲って解釈がいろいろとあるようですね。⑨ヤルヴィのマーラー3番 マーラーを聴くのって時間的余裕がないと聴けませんが、入院中の退屈な時間が最適でした。⑩スゥイトナーのシューマン「ライン」、⑪サヴァリッシュのメンデルスゾーンの「イタリア」この曲は馴染み易いので、クラシックを聴きだした当初よく聴きました。⑫ヴァントのベートーヴェンの「田園」。出だし、決して派手ではありませんが、つい何処に連れていかれるのだろうかと心を掴まれます。⑬コボスのレスピーギ「グレゴリオ風の協奏曲」入院という機会がなければ、聴けなかったかもしれません。⑭デームスのベートーヴェンピアノ協奏曲3番、⑮マタチッチのベートーヴェン大フーガ、⑯バラーティのブラームスヴァイオリン協奏曲、⑰スクロヴァチェフスキのブルックナー9番、⑱ストラヴィンスキの三大バレエ音楽「春の祭典」「火の鳥」「ペトリューシカ」、リズム感がたまりませんです。他

 

 こんなにまとまって音楽を聴いたのは、20代の頃以来かも知れません。20代30代は、家に居る時は、ズーッと音楽をかけていました。上階の人から、「タダで音楽を聞かせてもらってます」と皮肉を言われたことがあります。

 ラジカセの右がCDケースですフルですと36枚入ります。

 入院中には演奏会はありませんでした。残念

 三泊四日の入院って、最初と最後は半日も居ませんので、一日分使用料を払うって感覚になりません。ということで、当然借りませんでした。


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