ふざけんなよ
2021年12月19日(日)
「ふざけんなよ」。近畿財務局の職員だった赤木さんのパートナーだった雅子さんの怒り!の言葉です。私はTVで視聴していて、身体が震えました。雅子さんの今までにない怒りの言葉、口調だったからです。
18日の赤旗です。
雅子さんが起していた裁判で、国が突然「認諾」し、訴訟が結審しました。
雅子さんは、「ふざけんな」と同時に「大きなフタを大きな穴の底に落とされ、重い重りを載せられたようだ」とも言っておられます。
「疑惑に蓋」。雅子さんに言わすと、「蓋」は「重い重り」です。
17日の参議院予算委員会で、共産党の小池書記局長が岸田総理大臣に対して、「会って謝罪すべきだ」と迫ったのに対して、岸田氏は(訴訟中を理由に)「会うことには慎重でなければならない」と背を向けました。
「訴訟中」って、認諾で訴訟は終わったジャン! →「誤魔化し」。これが岸田内閣の本質であります。
赤木さんは、自死したとされていますが、財務省からの書き換えに苦しみ自ら死を選んだのですから、財務省に殺されたも同然です。
今回の真相を隠すための認諾で、雅子さんは「夫はまた国に殺されてしまった」と言っています。
私は、二度目の死は回復すると思います。それは、国に赤木さんの死の真相を明らかにする、市民のたたかい次第であります。