ミネルヴァの梟

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本居宣長 - 歴史的仮名遣い

2015-11-26 20:15:07 | 日記
本来の読書生活に戻り、本居宣長の「理知」の力に触れてみる。

現代仮名遣いと異なり、歴史的仮名遣いの法則性が際立つのは、
「お」と「を」の仮名遣いの定め方にある。

私たちはア行の軽い「お」、ワ行の重い「を」というように言い分けているけれど、
江戸時代の明和の半ば頃、宣長の考定を俟ち、結果、現在に至る由。
なぜ江戸時代の人たちは考え違いを犯し、軽い「を」や重い「お」と捉えていたのか。

理由は、言葉の誤用の典型、意味に引かれて「お」「を」の位置づけを誤り、
ア行の「を」、ワ行の「お」と捉えてしまったのっだと思われる。
「をんな」と「おんな」、あるいは「をみな」と「おみな」の違いとも言える。
「乙女」は「をとめ」ではって「おとめ」ではない、ということ。

ローマ字に開いてみれば、ワ行の仮名表記は、wa・wi・ wu・we・wo となり、
表記の法則性に因れば、「wo」は「を」を指す、ということであり、
小さな意味を担う「を」と大きな意味を担う「お」は紛れるはずもなかった。

もちろん、後知恵である。
当時、本居宣長の仮名遣いの解明は驚異的だった、と思う。
意味性という言語習慣の結果に煩わされることなく、違いを闡明にしたのだから。

定家仮名遣いから歴史的仮名遣いへ、画期の位置に宣長が地歩を占めている。
かれの著書を読み続けていこうと思う。

Windows10 メジャーアップデート - 更新プログラム

2015-11-25 21:29:23 | 日記
きょうは夕暮れ以降、肌寒さが増し、雨さえ降り始めている。

メジャーアップデート後、初の更新ブログラムの配信がある。
・Version 1511 の累積的な更新プログラム (KB3120677)

アップデート後、削除された CCleaner のリビジョンアップを知り、新規導入。
・CCleaner 5.12.5431 [2015-11-24] size 6.48MB

更新ブログラムがあるということの安心感が「なによりだ」と思う。
Windows Defender も今回のバージョンアップにより、
ファイルを個別にスキャンできるようになり、使い勝手が増している。

Insider Preview ビルド版のユーザーたちが、Windows10 フォントの代替を
提案していたけれど、その不満も今回のバージョンアップで解消されている。
Microsoft の逸早い対応に驚くばかりである。

相変わらず、瞬時の終了には途惑いを覚える。
バージョンが突然、v10 から v1511 四桁に増えた理由は分からない。
2015年11月ということだけに因るのか、どうか?

2099年問題ということが、次の世代に引き起こされるのだろうか?
2000年問題の騒ぎを懐かしく思い起こしている。

Windows10 メジャーアップデート - 更新三日目のメモ

2015-11-22 15:45:22 | 日記
前回のメモに書き落としたことを追記する。

今回のメジャーアップデートの結果、
・PDF ファイルの関連づけが、Microsoft Edge に変更される。
ファイル閲覧のみの場合、Acrobat Reader DC を起動することなく、
ファイル確認が可能となり、使いやすさを増すことになったと思う。
・Cortana とMicrosoft Edge との連携は当然のことか。
・ファイルの右クリックメニューの中に追加された項目
「Windows defender でスキャンしています」が使えるようになる。
Insider Preview版では機能しなかったという指摘もあり、設定が実装される。
ただし、翻訳臭というべきか、「Windows defender でスキャンします」でよかったと思う。
・NumLock に関して、InitialKeyboardIndicators の値は設定済みだったけれど、
なぜか起動後、設定どおりに機能していない。
NumLock キーの押し下げが必要であり、起動の都度、煩わしく思う。

Windows10 のシステム要件を読む限り、リソースの有効利用が図られている。
Vista の轍を踏むことなく、ブラッシュアップされていくことを期待したい。

Windows10 メジャーアップデート - 更新翌日のメモ

2015-11-21 17:15:17 | 日記
更新後の出来事をメモしてみる。

・CCleanerがなぜかアンインストールされる。
・Dolby オーディオドライバが使えなくなる。
・SendToフォルダに「FAX受信者」が重複作成される。
・フォントの変更は、効果絶大、見やすくなり、評価できる。
・レジストリ項目の書き換えが初期化され、NumLock設定が解除される。

更新フォルダ - $WINDOWS.~BT size 3.9GB
バックアップフォルダ - Windows.old size 14.9GB

Cortana日本語版、初期値は[OFF]
利用開始後、RealTekのマイクには対応していない旨、忠告される。
取り敢えず「明日の天気は?」と尋ねると音声応答があり、使える。

オーディオドライバの更新・入れ替えを試みる。
・Dolby Advanced Audio v2 削除
・RealTek オーディオドライバの入れ替え v7版 -> v8版

ドライバソフトのインストールを終え、デバイスマネージャーを起動。
インストールし終えたRealTekドライバではなく、
なぜかMicrosoftの汎用ドライバに置き換わっていた。
ちなみにドライバは、
・High Definition Audio デバイス 10.0.10586.0 [2015-10-29]
バージョンやタイムスタンプから考えて、今回の正規版だった。

「なぜ?」と思う。不可思議な出来事であり、
System32\driversフォルダにはRealTek導入の痕跡さえなく、
狐に抓まれたような初めての体験だった。
ソフトウェア環境として、Microsoft OSの整合性が優先されている。

ドライバ変更後、Cortana日本語版の音声応答ばかりでなく、
仮想マシンのAndroidx86スマホの音声検索も正常に応答し、
VirtualBox環境のオーディオ入出力も問題なく使える。

従来の言い方をすれば、無事、
Windows10 Home edition SP1導入終了ということか。

Windows10 メジャーアップデート - TH2 レイアウト一新

2015-11-20 21:37:36 | 日記
11月12日、メジャーアップデートの告知があり、
Contra日本語版実装を楽しみにしていたけれど、配信の様子なく過ぎる。

11月18日、Windows Insider Program 参加登録者に対するメール配信があり、
遂に正式版配信の事実を知る。

11月19日、更新履歴を確認すると、二度、インストールに失敗していた。
二回目は、ダウンロード98%に及び、スリープ状態に入る。
スリープ復帰後、更新失敗に気づく。
更新プログラムの場合、レジューム機能のないことを恨めしく思う。
Microsoftに対しては、更新プログラムの配信にP2Pを利用するより、
是非、レジューム機能に対応してほしいと切に思う。

11月20日、三回目の更新プログラムのダウンロードを行う。
今回はあらかじめスリープ設定を解除後、更新準備に入る。

ダウンロード完了後、インストールの準備におよそ一時間、本を読みながら待つ。
準備完了後、パソコン再起動。
画面メッセージには10分~20分ほどとあったけれど、
更新完了まで、また一時間近くを費やす。

初回のアップグレードに比べ、倍の時間をかけたアップデートであり、
フォントの書体変更や窓枠のレイアウト改変など、印象が一新される。

アップグレードのときは、起動後、不都合はなかったけれど、
今回は、Dolby Advanced Audio v2 が「このアプリは正しく
動作していません」と通知され、再インストールを勧められる。
が、プリインストールのソフトであり、再インストール不可能。

やむを得ず、lenovo からドライバを入手。
ドライバ導入後、Dolby を起動させると「オーディオドライバーを
開始できません。」とエラーを告知され、ドライバ導入を後悔する。

Microsoft提供の汎用ドライバとの整合性を失ってしまったのか、
前回は仮想マシンのオーディオ機能の喪失にあたふたしたことを思い出す。

新しい酒を古い革袋に入れても仕方がない、ということか。