ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

爆発?

2007年11月09日 | 日本語学校
授業をやっている最中、教室の側の大通りからよく、
「パン」「ボン」「ピューン」「シュー」
という大きな音が聞こえてくる。
実はバスのタイヤがパンクした音なのだ。
頻度は1ヶ月に2、3回はあると思う。
はじめは何か爆発したのかとびっくりしていたものだが、今は「またか。。。」と
すっかり慣れてしまった。
バスのパンクを修理している光景はヤンゴン名物と言ってよいくらい、頻繁に見かける。
なぜ、そんなにパンクが多いのか?
ミャンマーではタイヤがパンクした場合、タイヤ全体を交換するのではなく、中のチューブを取り替える。
そのチューブはローカル製であまり耐久性がないようだ。
しかも、バスの運転手は急発進、急ブレーキが当たり前で、運転がとても乱暴なので、それもパンクが起きやすい原因になっているのだろう。
それに、定員の何倍ものお客さんを乗せている。
タイヤの溝などなく、ツルツルのタイヤをまだ使っている。
運行中、バスがパンクしたら、乗客はどうするか。
ヒマな人は予備タイヤとの交換が終わるまで待つ。
時間のない人は他のバスに乗り換える(バス代は補償してくれない)のである。