ヒカリモ
私たちの活動している里山では12月末~2月ごろまで、林の中にあるため池でみることができます。
ヒカリモはお日様の強い光に反射して虹のように見ることができます。
黄金色の輝きまではいきませんが、虹色に輝くのがみられるのです。
兵庫県では三木市の伽耶院、「窟屋(いわや)の金水」が有名です。
ひかり藻は 淡水産の単細胞藻類、分類学上は「不等毛植物門」の「黄金色藻綱」。
大きさは体長が3~6ミクロン。日の当たりにくい山中の池や洞くつ内の水たまりなどに発生します。
長短2本のべん毛をもち、水中を泳ぐ状態(遊泳相)と柄をもって水面に浮きあがる状態(浮遊相)とがある。大量発生して水面に浮き上がるとき、が光合成を行うための黄色い葉緑体が日光に反射、水面を虹色にする。
冬のこのころにしかみられない、里山の風景のひとこまです。