今回は常緑のシダの2回目
常緑のシダ植物<2>
ヒトツバ(ウラボシ科)
ウラボシ(裏星)科の意味は胞子のう群が円形で多数並んでいるのを星に見立てたところから。
関東地方以西でみられる。乾いた岩面や樹幹に着性する常緑のシダ。
葉は厚くて丈夫であり、葉柄を含めて長さ40cm程度にまでなる。
ヒトツバ(ウラボシ科)
ウラボシ(裏星)科の意味は胞子のう群が円形で多数並んでいるのを星に見立てたところから。
関東地方以西でみられる。乾いた岩面や樹幹に着性する常緑のシダ。
葉は厚くて丈夫であり、葉柄を含めて長さ40cm程度にまでなる。
マメヅタ(ウラボシ科)
岩上やや樹皮上に生育し、細い匍匐茎からまばらに葉を付ける。社寺林の大きな木に着生しているので見つけやすい。
12月~2月には、胞子葉は、栄養葉の間から細長く立ち上がっているのが観察できる。
へら型で、裏面にはびっしりと胞子嚢が付いている。
岩上やや樹皮上に生育し、細い匍匐茎からまばらに葉を付ける。社寺林の大きな木に着生しているので見つけやすい。
12月~2月には、胞子葉は、栄養葉の間から細長く立ち上がっているのが観察できる。
へら型で、裏面にはびっしりと胞子嚢が付いている。
ミツデウラボシ(ウラボシ科)
葉が大きく三つに裂けることから名がついた。十分成長しないと1枚単葉で見られる。
低山地の道ばたや崖地などで見られる。
葉が大きく三つに裂けることから名がついた。十分成長しないと1枚単葉で見られる。
低山地の道ばたや崖地などで見られる。
イノデ(オシダ科)
常緑広葉樹林域の谷筋などに生育する。
単羽状~2回羽状複葉で細かな小羽片が多くつき、葉柄~中軸に鱗片が密生する。
名の由来は葉柄や中軸に光沢のある鱗片が密生する様子をイノシシの手に例えたところから。
常緑広葉樹林域の谷筋などに生育する。
単羽状~2回羽状複葉で細かな小羽片が多くつき、葉柄~中軸に鱗片が密生する。
名の由来は葉柄や中軸に光沢のある鱗片が密生する様子をイノシシの手に例えたところから。
ジュウモンジシダ(オシダ科)
林下や谷間の湿ったところに生える。北の地方では夏緑性となるが、暖地だと常緑。
羽片が細長く、扇状に広がる。最下部に2回羽状した1対の側羽片からなるので、十字形に見えるところから名がついた。
ベニシダ(オシダ科)
森林や路傍などに極普通に生育する。春の新芽は全体的に紅色を帯びるのでこの名がついた。
外見がよく似 たトウゴクシダやオオベニシダでは紅くならない。
ベニシダは無融合生殖を行うので、多様な系統の種が生存しやすく、変異が大きく、類似した種もたくさんある。
最近の調査では、ベニシダ、トウゴクシダ、オオベニシダなどは、本来シダ植物は前葉体上で受精をすのだが、
受精が省略される無配生殖をするので、分布を広げているのではといわれている。
森林や路傍などに極普通に生育する。春の新芽は全体的に紅色を帯びるのでこの名がついた。
外見がよく似 たトウゴクシダやオオベニシダでは紅くならない。
ベニシダは無融合生殖を行うので、多様な系統の種が生存しやすく、変異が大きく、類似した種もたくさんある。
最近の調査では、ベニシダ、トウゴクシダ、オオベニシダなどは、本来シダ植物は前葉体上で受精をすのだが、
受精が省略される無配生殖をするので、分布を広げているのではといわれている。