野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

オオオナモミとイガオナモミ

2018-12-06 | フィールドガイド--植物編--
オオオナモミとイガオナモミ
北アメリカ原産の一年草。1929年に岡山県で確認された。関東から西日本にかけて普通にみられる
茎は紫褐色から緑色のものもある。葉柄は長く紫褐色で、細毛が生える。
イガオナモミ
茎は淡緑色をして黒紫色の斑点が無数に散らばるのでわかる。
果苞は長さ2cmぐらいの楕円形で先が曲がった鉤状のトゲがあり、表面やトゲに細かい毛が生える。
 
有名な話として1948年にスイスのジョルジュ・デ・メストラル氏のマジックテープの発明がある。
自分の服や犬の毛 にぎっしりくっついていたオナモミの果実が鈎状の刺の構造をヒントにマジックテープを発明したのです。