野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

2018年1月28日(日)白旗池のオシドリ

2018-12-27 | 野生生物を調査研究する会歴史
オシドリは守に近い池で群れを作っています。
木の陰の水面を好むので、あまり他のカモとなじまず、木の洞(ほら)に巣をつくるので、森林に囲まれた山の湖や池が観察できる場所です。
また、大変用心深いので、観察にはフィールドスコープは必需品。
いきものふれあいセンターには観察のための施設で十分観察させていただける施設です。
オシドリだけでなく冬の渡り鳥マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなども観察できます

2018年1月28日(日) 白旗池のオシドリ
今月は交野いきものふれあいの里にある白旗池でオシドリの観察会です。
学研都市線津田駅で下車、そこから40分ほど歩きます。途中山道に入り、ふれあいセンターの案内看板の横を通って・・・
このところの寒さで登山道を流れ落ちる水があちこち凍っていていました。、その上にのらないように気を付けながら登って・・・
途中の分かれ道、アサギマダラが見られるんですね。今回は左側のサワガニの小路を行きます。
入り口の看板のところから25分ほどで白旗池に到着しました。この池の対岸の茂みの下あたりにオシドリがいるんですが、肉眼ではほとんど分かりません。
池の横にある方のふれあいセンターの建物に入ると、フィールドスコープや双眼鏡があって自由に見入ることができます。フィールドスコープで見るとオシドリが間近にいるようにくっきり見えました。コンパクトデジカメだと、レンズを当てて写真を撮ることができたんですが残念。
他にはく製や写真がたくさん展示されています。ヤマセミのはく製があったのですがその大きさにびっくり。カワセミと同じぐらいかと思っていましたが、鳩ぐらいの大きさだそうです。ヤマセミは一度青野ダム近くに見に行ったのですが出会えず残念。一度見てみたいものです。
そして野鳥のブローチの作り方手順を示した展示。上:シジュウカラ、した:ヤマガラです。可愛いですね。バードカービングも一度挑戦してみたいですね。
枚方市のマンホールのフタのデザインは「菊」と「三十石船」「くらわんか舟」です。三十石船は淀川の水運で働いていた川船のうちで一番小型のものだそうです。
そして一番下にある舳先が見えているのが「くらわんか舟」です。「くらわんか舟」は枚方を中心に上下一里(4㌔)付近を通る三十石船などに、餅・汁・酒などを商っていた小舟の事です。
(ナチュラリストクラブHPより)