2018年度最後の観察会 希望者蚤の観察会
国内自生地の南限といわれるザセンソウを見に行きました
国内自生地の南限といわれるザセンソウを見に行きました
2018年3月11日(日) ザゼンソウ観察会
今津のザゼンソウの群生地は滋賀県高島市今津町弘川にあります。JR近江今津駅10時集合。
ざぜん草の里行きのバスがあるのですが、その時刻を考えないで集合時間を決めてしまい、次のバスは10時50分と言うことで、歩いてざぜん草の里に行くことになりました。
ざぜん草の里行きのバスがあるのですが、その時刻を考えないで集合時間を決めてしまい、次のバスは10時50分と言うことで、歩いてざぜん草の里に行くことになりました。
途中滋賀県の指定自然記念物、行過天満宮(ゆきすぎてんまぐう)のスダジイを観察。この木は周囲約6.5m、樹齢200年以上だそうです。
約30分歩いてざせん草の里に到着。
約30分歩いてざせん草の里に到着。
今年は寒さも厳しかったので雪があるのではと思いましたが、雪は全く無く沢山のザゼンソウが顔をのぞかせていました。
雪のなかでザゼンソウの花の周辺だけ黒い土が見える写真をよく見かけますが、ザセンソウは花が発熱し20℃ぐらいを保っているんだそうです。だから花の回りだけ雪が溶けるんですね。
雪のなかでザゼンソウの花の周辺だけ黒い土が見える写真をよく見かけますが、ザセンソウは花が発熱し20℃ぐらいを保っているんだそうです。だから花の回りだけ雪が溶けるんですね。
観察コースを歩きザゼンソウを堪能!ざぜん草の里休憩所に向かいました。ここはザゼンソウの保全活動に使われています。
休憩所で、ザゼンソウの一年、保全の様子等画像を観ながら説明を聞きました。
「ザセンソウは発熱して雪をとかします。花に見える茶色の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)といい葉の変化したもの。
黄色い部分は肉穂花序と呼ばれ、たくさんの花の集まりになっています。・・・」楽しい話と保全の苦労をお聞きした
「ザセンソウは発熱して雪をとかします。花に見える茶色の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)といい葉の変化したもの。
黄色い部分は肉穂花序と呼ばれ、たくさんの花の集まりになっています。・・・」楽しい話と保全の苦労をお聞きした
花が咲いている時期にこの黄色の部分が発熱しているそうです。
その後はここの有志の方が作られている、「炊き込みご飯、お味噌汁、小鉢」の定食をみんな揃っていただきました。
その後、往路とは違った復路で、皆さん琵琶湖の産物を売っているお店をのぞきながら近江今津の駅まで歩きました。左の写真は高島市(旧今津町)のマンホールのフタです。
今日見た「ザゼンソウ」と町の鳥「ヒバリ」が描かれています。
今日見た「ザゼンソウ」と町の鳥「ヒバリ」が描かれています。