Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

阿曽原温泉小屋(あぞはらおんせんごや)

2005-10-21 17:15:23 | 登山・アウトドア
幸いにも雨は強くなく樹林帯も影響してかあまり濡れずに済んだ。ようやく辿り着いた小屋は適度に混んでいた。下ってきたのは当所の十数人程度で残りは、下流から上がってきた旅行会社主催のツアーでの団体だった。12人定員の座敷にメンバー6人とツアー客が一緒になった。
高熱隧道の工事の時に掘り当てられたトンネル内の湯元から引いているというここの温泉は1時間単位での男女交代だったため、我々のメンバーの女性陣3人はすぐに入浴に出かけた。その間、相部屋の団体の方々に明日我らの行程となる水平歩道と呼ばれるルートの情報を貰う。下ノ廊下程危険な箇所はほとんど無いらしく安心した。

18:00 女性陣が戻ったため、受付で缶ビールを買い温泉に向かう。雨は一時的に上がっていた。小屋から5分程行くと誰も入っていない露天の湯船が現れた。湯船の向こうに高熱隧道の支線となるトンネルがありそこが脱衣場になっていた。


【阿曽原温泉】

冷えた体に温泉は最高である。3人でビールで乾杯。渓谷に立ちこめる霧に見とれまさに極楽である。湯温も比較的温めでゆっくり浸かるにはもってこいだった。夕暮れを楽しみながら30分以上浸かったが湯中りすることは無く、ほかほかに温まってから小屋へ戻った。

部屋では女性陣もビールを飲んでいたらしいが、我々が風呂で飲んでいたことを知ると非常に悔しがっていた(笑)

やがて夕食となる。定番のカレーであった。山小屋ではカレーを出すところが結構多い。理由は簡単で宿泊者の数が読めないため、予想より極端に多く人が来ても水を入れてルーを溶かし込んで対処できるためである。食事の順番も時間帯によってグループ分けするため人数が増えてもご飯は別の釜で炊けばいいのである。


【これがお変わり自由・阿曽原特製カレー!最高にうまい!!】

我々が最後の順番だったためゆっくり食べることが出来た。食堂はそのまま消灯まで談話室として解放されるので酒を飲みながらゆっくりすることが出来た。

※ 阿曽原温泉小屋 1泊2食8,400円 入浴のみ300円 電話0765-62-1148 公衆電話有り 

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