Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

与論島 土産物

2007-05-25 21:01:34 | 
食後、昨日に引き続き嫁の要望で窯を見に行く。自転車で走っていて気づいたが前を進む嫁の影が殆ど無い。こんな事は02年の8月末に行った波照間島以来である。波照間までは単純700kmほど離れているとはいえ、かなり緯度の低い地域に来ていることが実感出来た。ちび共はこの強い日差しの中、それぞれの後部座席で昼寝に陥っていた。

島の中心部を横切るサトウキビ畑が広がる緩い坂を上り『ゆんぬ・あーどぅる焼窯元』に着く。寝ていた長男はすぐに起きたが次男の起きる気配は全くない。直射日光を受けとてもそんな不安定な自転車の上で寝せておくわけにも行かないため嫁が抱っこして建物の中に入る。日陰に入れば湿度も低く快適である。応対してくれたおばさん好意で展示室で休ませて貰った。出されたお茶を飲みながら話をすると、
『ゆんぬ』とは与論の方言で与論のこと。『あーどぅる』は赤土の意味であるとのこと。また展示室には定番の茶碗・カップ・皿以外にも遊びで作ったと思われる旅行カバンや帽子等のオブジェもあった。また、陶芸体験もできるとのことであったが今回は見送った。



そんなモノを眺めていると次男が目覚めた。嫁はぐい呑みなどを購入して自宅へ送る手続をした。

窯元を出て更に坂を登る。窯元の女性の話だとピークに与論高校があるとのことであったが5分ほどで着いた。何故か中高一貫教育と当たり前のことが書かれた看板が出ていた。

そこから茶花までは一気に下りである。オリジナルのTシャツが売られている『ギャラリー海』という店があるとサザンクロスセンターで聞いたため寄ってみる。アジアン雑貨がメインであるが喫茶店もついでにやっているようであった。店の中央にターバンが売られていたため試しに巻いてみると似合いすぎると嫁は笑い転げていた。
「こんな格好のヤツって田舎の陶芸とか行くといるよな...。」
なんとなく私が発した言葉に店の女性は笑い転げていた。きっかけが出来たので色々話してみると、この店は自分のところでTシャツをデザインしプリントしているため、好きなように作品を作って売っていると語っていた。



当初は『与論島』とか島の方言をデザインした『尊々我無(とぉとぅがなし)※ありがとう』といったようなスタンダードな物を作っていたそうだが、子供が生まれてからは『困った父親です』『愚息』等のプリントを作るようになり好評を得ているそうだ。
適当に購入し退散。コテージに戻る。