15日(日)デパートの食品売り場をぶらつく。ビールの試飲コーナーがあったが、ガラガラであった。冷やかしてみるとマネキンのオッサンは、
「車の人が多いから最近は試飲してもめっきり少なくなってるんですよ。また出す方も確認してからでないとお奨め出来ませんので...。」
と言っていた。私が電車での移動とわかると気を良くし、なみなみと注いでくれた。静岡の「風の谷のビール」という地ビールのキャンペーンらしい。ドイツ式の製法で醸造しているらしく4ヶ月かかるメルツェンと言われるものだった。コクがあってなかなかである。東京にはあまり卸していないらしく、唯一飲めるのは”三鷹ジプリの森美術館”だけだそうだ。オッサン曰くこの地ビールのネーミングの方がジブリより早かったらしく、その名前から美術館がおかせてくれるようになったそうだ。ラベルをナウシカバージョンに作り替えたいと要望を出したところ、子供向けのアニメのため大人の酒に利用するのは気が進まないと言われ断られたそうだ。
確かに旨かったためメルツェンとピルスナーの2本を購入。ついでに焼酎を眺めているとオッサンは言った。
「今日は珍しいのが入ってまして残り2本だけあるんですよ。三岳っていう芋焼酎なんですが...」
「うっそぉ!!」
思わず叫んでしまった。ちょっと前までは難なく手に入ったこの焼酎が今や原産地の屋久島でも手に入りにくくなってしまっている。案内された棚は既に最後の1本となっていた。残念ながら5合瓶であった。何故か1000円の値段が付き、現地よりも若干高くなっていた。わずか数年前までは仕入れている酒屋では当たり前のように手に入ったのであるが、現地に行って味を覚えた人々の需要が殺到し、今では生産が追いつかずプレミアが付いてしまい、このような状況に陥っているらしい。東京で飲めないのは仕方ないとしても現地へ行っても手に入らないというのは何とも寂しい物である。購入後家で早速飲んでみると間違いなくあの独特の香りと味が楽しめた。生産は追いつかなくても質は落ちていないようで嬉しいことである。
「車の人が多いから最近は試飲してもめっきり少なくなってるんですよ。また出す方も確認してからでないとお奨め出来ませんので...。」
と言っていた。私が電車での移動とわかると気を良くし、なみなみと注いでくれた。静岡の「風の谷のビール」という地ビールのキャンペーンらしい。ドイツ式の製法で醸造しているらしく4ヶ月かかるメルツェンと言われるものだった。コクがあってなかなかである。東京にはあまり卸していないらしく、唯一飲めるのは”三鷹ジプリの森美術館”だけだそうだ。オッサン曰くこの地ビールのネーミングの方がジブリより早かったらしく、その名前から美術館がおかせてくれるようになったそうだ。ラベルをナウシカバージョンに作り替えたいと要望を出したところ、子供向けのアニメのため大人の酒に利用するのは気が進まないと言われ断られたそうだ。
確かに旨かったためメルツェンとピルスナーの2本を購入。ついでに焼酎を眺めているとオッサンは言った。
「今日は珍しいのが入ってまして残り2本だけあるんですよ。三岳っていう芋焼酎なんですが...」
「うっそぉ!!」
思わず叫んでしまった。ちょっと前までは難なく手に入ったこの焼酎が今や原産地の屋久島でも手に入りにくくなってしまっている。案内された棚は既に最後の1本となっていた。残念ながら5合瓶であった。何故か1000円の値段が付き、現地よりも若干高くなっていた。わずか数年前までは仕入れている酒屋では当たり前のように手に入ったのであるが、現地に行って味を覚えた人々の需要が殺到し、今では生産が追いつかずプレミアが付いてしまい、このような状況に陥っているらしい。東京で飲めないのは仕方ないとしても現地へ行っても手に入らないというのは何とも寂しい物である。購入後家で早速飲んでみると間違いなくあの独特の香りと味が楽しめた。生産は追いつかなくても質は落ちていないようで嬉しいことである。